ちゅんちゅん
ryuousama to otsukai hanayome
本編直後の話。
竜礼が生まれて二年後、二つ目の卵が生まれます。
竜礼は水色の卵でしたが、今度は普通に白い卵です。
「今度の子は何色かな〜」と竜真は楽しみです。
レノックスは「竜王の最初の子は普通黒竜だから、きっと黒竜だろう」と。
孵化するところが見たいと願う竜真は卵を撫でながら語り掛けます。
「オレが見てるときに生まれてくれよ〜」
レノックスやアラム、幼い竜礼も竜真に倣って語り掛けるのでした。
みんなの願いが届いたのか、ある日竜真が語り掛けていると、卵が揺れ始めます。
みんなの応援の中生まれてきたのは黒竜でした。
「チビレノックスだ!」と大喜びの竜真。
竜礼も素晴らしく可愛かったけど、レノックスそっくりの赤ちゃん竜は卒倒ものの可愛さです。
可愛い可愛いと大興奮。
その場にいた皆は大喜びです。
生まれたての赤ちゃん竜はレノックスと竜真の精気を吸って満足し、さっそく寝てしまいます。
それをみた、アラムと竜礼は自分たちも一緒に寝ると皆でベッドで仲良くお昼寝です。
大中小の仔竜がベッドで寝ている姿の可愛いこと。
赤ちゃんが生まれたことでアラムと竜礼の成長具合を実感します。
こんなに楽で可愛いなら後何個でも卵を産んでもいいという竜真にレノックスは幸せでいっぱいだと感謝し、改めて末永くよろしくと語り合う幸せいっぱいの二人。
太陽を癒す竜礼に加え、次代を担う黒竜の誕生で竜族の未来も明るいものになってきま
した。これからもたくさんの卵を産んでくれそうな竜真も伝説の花嫁になること間違いなしですね。
相変わらずの仲の良い竜王一家の嬉しいニュースの話でした。