てんてん
junjo akuma to hitsujikun
本品は『純情アクマとひつじくん』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子です。
本編幕間
凪原とひつじたち一家の温泉旅行のお話です。
凪原主演の芝居が無事に終わり
しばらくオフとなった3月半ば、
凪原は賢一郎の提案で
ひつじ達と伊香保温泉に行く事になります。
学校が休みに入ったからか
伊香保は多くの人で賑わっています。
石段の途中にある店には
射的屋、土産屋、茶屋が並び
ひつじが興味を惹かれた
たまこんにゃくを皆で頬張りつつ
石段を登ります。
狭く急な階段は
役者として基礎体力を養う凪原でも
なかなかきついモノですが
宿屋の看板が見えると
へばっていたひつじが俄然張り切り
大人達も続くことになります(笑)
着いた宿で通されたのは
広々とした和室で皆は大興奮です。
夕食も美味しいた凪原は
ひつじを連れて大浴場に行き・・・
A5判カラー表紙(文庫カバー同イラスト)で
凪原がひつじ一家とともに伊香保に
行くお話になります。
戦闘・梅の湯とは違って
広くて独特の香りが広がる温泉は
2人だけの独占状態です。
身体を洗って露天風呂に入った2人は
満点の星空を堪能しますが
ひつじは空で輝くの星よりも
凪原のほうがきれいと言って
凪原を苦笑させます。
風呂からあがったひつじは
凪原を見上げて甘えた声で言いました。
またこういうふうにおでかけして
いっしょにおふろにはいろ!
なぎちゃんのせなかあらってあげるね。
それを聞いた凪原が心の中で
ゆっくり大きくなれよと思う
というほのぼの家族旅行でした。
2人の出会いからまだ1年なので
ほのぼのなのは良かったのですが
その他の要素は皆無だったので
もうすこしラブラブな後日談的な
お話が読みたかったな (>_<)
※他店舗特典(レビュー済)
アマゾン店舗特典も
幕間的な公園での出来事です。