marilyn
omega no koi wa himitsu no ko wo dakishimeru
緑の中、シナモンロールのように甘い一編です。
本編後の3人プラス一匹の幸せな日常が綴られています。
ある晴れた初秋、タリン郊外の牧場での親子水入らずのピクニック風景。
手術もうまくいき、元気に成長しているルウミ。
さすが、アルファで、ギルバートの血筋を感じるところ、成長過程と、今までの様子を振り返り、舅との関係にも触れながら、これからについても話しています。
幸せを噛みしめて、1日1日を大切に、愛情豊かに過ごしている一家の様子にほっこりします。
美味しそうなピクニックランチと共に味わいのある掌編でした。
ルウミの骨髄移植手術も成功してすっかり元気になり、ギルバートと真雪とルウミは家族3人水入らずで幸せに暮らせるようになりました。
そんな幸せにあふれた三人が、郊外の牧場にピクニックに行くお話です。
牧場といってもただの牧場じゃない、真雪が自分で作る毛織物用に毛糸を仕入れていた牧場兼毛糸工場を、ギルバートが買い取って、英国の父親の企業傘下のデパートと取引して利益を上げているとか、ギルバートの無自覚スパダリ要素を補強するものとなっています。
まあ、それはそれとして、みんなが幸せになれて、めでたし、めでたし。