春先
amakute setsunai
本作で出てきたカキ氷店に、倫太郎とケンと一緒に食べに行ったお話です。
カキ氷ってめったに食べないけど、とても美味しいですね、と言った律に、りっくん嫌いなの?とケンが聞いてきます。
嫌いじゃないけど、一人で全部食べきれないと言うと、大丈夫!余ったら食べてあげるから!と律の氷を味見するケン。
行儀悪いぞと倫太郎に注意されるも、今度は自分の氷を律の口に押し込み、そのまま倫太郎の氷を3分の2も掠め取ってしまいます。
冷たさに唸っていたケンですが、自分のを食べ終わると、友達と約束があるからとそそくさと帰ってしまいました。
ケンなりに二人に気を使っているようです。
気にしなくていいのに、と思う律に、二人きりじゃ不満?と流し目を送る倫太郎。
その後、倫太郎の氷を味見させられ感想を求められた律は、甘くて、甘いです、と。
帰ったらもっと甘くて甘いことしようか?と氷で冷たくなった律の体を一瞬にして熱く溶かしてしまうのでした。
紳士な包容力攻である倫太郎のエロくて甘いセリフにこちらも甘くなったSSでした♡
本品は『甘くて切ない』の
フェア書店限定特典ペーパーです。
本編後、
3人でかき氷を食べに行くお話です。
移転したかき氷の名店安井商店は
今日も行列ができる賑わいです。
律はきなこと黒蜜、
健児は練乳ショコラ、
倫太郎は練乳イチゴを注文し
ひとくち食べた律は
その美味しさに目を丸くします。
かき氷は冷たくて1人では
なかなか全部食べきれない律は
滅多に食べないそうで
健児は余ったら食べてあげる
と言いつつ律の氷をひとくちすくい
残り少ない自分のかき氷を
無造作に律の口に押し込んだ上に
倫太郎のかき氷も
大胆にかすめ取って頬張りますが
大きなひとくちの冷たさに
こめかみを抑えて呻いてしまいます♪
そんな健児を見た倫太郎は噴き出し
律も思わず笑ってしまい…
A5サイズ片面モノクロ印刷で
本編中でも話題になった
かき氷の名店での出来事になります。
1人行動の多い律にとって
行列に並ぶ間に手持ち無沙汰になり
滅多に行きません。
また1人だと黙々と早食いになるので
かき氷なんて頭痛がしてしまいそうで
足が遠のいていたのですが
こうして気の置けない人たちと
一緒だと順番待ちも楽しかったし
お互いの注文品を味見し合うのも
とても楽しいものです。
頭痛から立ち直った健児は
さっさと残りのかき氷を平らげると
友人との約束があるから
後はごゆっくりと駆け出していき
申し訳なさと照れくささを
感じている律に倫太郎は
2人っきりじゃ不満なのと訊いてきて
律は勢いよく嬉しさを口にして
顔を赤らめる事になります。
今度は2人でお互いのかき氷を味見し
帰ったらもっと甘いことをしようと
誘われた律がかき氷のように
溶けてしまいそうになる
…という何とも甘々なお話でした (^O^)/
律の前では思わせぶりで策士な
倫太郎がMYツボです♪
これからも倫太郎には
色々な所で律に楽しい思い出を
沢山作ってあげて欲しいな。