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2011年5月ランキング総評

2011/06/14 00:00

今月は、総評アップがのびのびになってしまいまして申し訳ございません。
今回も常連のみなさまがしっかりレビューをつないでくださいました。ありがとうございます。この継続力には頭がさがるばかり、これから夏に向けて体調が心配ですが、萌えパワーで自家発電です!

★1 芽生さん
先月に引き続き芽生さんが月間MVPに! 神評価は全部で4作品ありました。こちらは全ていとう由貴先生の砂漠シリーズ。ちるちるではレビューが少ないですが、知る人ぞ知るアラブものの名作なのでしょう。芽生さんのレビューで人気に火がつくかも。中でも「砂漠の月に抱かれて」はめちゃめちゃ好きな話とのことなので、一度は読んでおきたいところ。レビューを拝見すると珍しい体位でのプレイがあったりw 気になります。

★2 クレタコさん
総レビュー数118本はおみごと。注目はchi-co先生「 いけない車内恋愛」。この作品は、自動車教習所の教官×生徒という、なかなか有りそうで無いカプなのです。そしてポイントはプレイ! BLという分野においては何がエッチに使われてもおかしくないくらいに思ってきましたが、まさか孫の手が登場するとは! 道具責めスキークレタコさんもこれには驚いた様子。是非読んでみたいけど、孫の手というほのぼのした道具に対するイメージは変わってしまいそう。

★3 むつこさん
むつこさんもクレタコさんとピタリと同数の総レビュー118本。これまでのレビュー歴からすると際立って多い数字ではありませんが、4月3月のレビューが少なかっただけに嬉しい復活です。気になったのは内田カヲル先生「飴と鞭」のレビューです。『リアルでの趣味は作品とは完全に切り離して考えられる』というお言葉が興味深い。沢山読む方にその傾向があると勝手に思っていたりしますが、しかしむつこさん、この作品ではなぜか切り離せなかったとのこと。

★4 茶鬼さん
5月の茶鬼さんレビューには神評価が一つもありませんでした。しゅみじゃない評価もゼロなのですが、中立が多く辛めですね。さて、大注目したいのは柳沢ゆきお先生の初コミックス「 神とペン」。こちらは萌え評価です。まだ茶鬼さんしかレビューしていないけど、キラリと光るものを感じるのではと思います。曰く『繰り返して読むほどに味わいが深くなる作品』。そしてBLとして非常に重要な要素『体の描写、イチモツ描写は注目』だそうです。

★5 てんてんさん
6月ラストの日曜日といえば、震災の影響で中止となったJ庭が振替開催されますね。綾姫さんが立てた「J庭についてなのですが」ではてんてんさんが丁寧に説明されています。注目レビューは宮緒葵先生「堕つればもろとも」。こちらはプラチナ文庫小説大賞、編集長特別賞を受賞ということですが、状況設定的には苦手要素を感じる方も多いのでは。しかしポイントは『ケダモノなワンコ攻』。プレイが濃厚な感じで良いですね。

★6 雀影さん
5月のレビューではしゅみじゃない評価が一作だけあったので九重シャム先生「 青い傷と毒のリンゴと」に注目していまいましたが、『いったいどんな構造の服を、どのように重ねて着るとああなるのか、少なくとも服の趣味だけはしゅみじゃない』って部分に思わず笑っちゃいました。ストーリー的には面白かったのかな・・・。そう思ってみるとこれまでにも確かに不思議なファッションが多い気がしますね。

★7 もこさん
注目は神レビューの中から、みろくことこ先生「 君の名は夜満ちる星の吐息」。驚いたのは『読んだこともないのに、敬遠してた作家さんでした』とあるところ。これだけ沢山のレビューをされているもこさんが、みろく先生未読とは意外です! しかも苦手意識を持たれていたなんて。しかし、実際に読んでみての感想は元々あったイメージとは違いとても良かったみたいですね。

★8 もこもこさん
もこもこさん5月のレビューただ一つの神レビューは菅野彰先生のエッセイ「 帰ってきた海馬が耳から駆けてゆく 1」。菅野先生の名を知らぬ腐女子はあまりいないと思いますが、実は読んだことがない方は少なくないと思います。長編はハードルが高いので、これを機に少しずつ入手していくのも良さそうです。もこもこさんのレビューは作品を追ってきた経緯もあり興味津々。『日常をこれだけ面白可笑しく書けるなんて素晴らしい!と毎回読む度に思います』とのこと。

★9 夛椛さん
苦手シチュにリバをあげていらっしゃったので気になったのが東城麻美先生「 恋愛ジャンキー」のレビュー。夛椛さん昔はリバが平気だったとのことですが、内容的に『2人のセックスは切なかった』とか『涙出そうでした』とか、この作品て表紙から受ける印象と中身が結構違う気がしております。夛椛さん含め3人の方がレビューしており、何れも印象的なレビューです。

★10 橘盾さん橘盾さんは中立&しゅみじゃない評価が少ない方ですが、5月は合わせて4つもあり、なんとなく不作の月だったよう。神レビューからはふゆの仁子先生「官能のスパイラル」がとっても気になる! 2002年の作品でまだ橘盾さんお一人のレビューですが、『やっぱり大人の話は萌えが違うなー』って辺り、名作の予感をひしひしと感じるので是非読んでみたいと思います。

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