どうなってんねん俺、若い男の裸見たくらいで…
東京で大学生活をおくる亨は、実家の大阪に密かに想う人がいます。それは、幼いころに両親を亡くして以来、自分を育ててくれた叔父である幸彦。13歳年上の彼への、かなわぬ恋! そして実は、幸彦もまた……。12月25日発売、ヤスエイ先生の新刊コミックス『橙のレシピ』。「いつのまに、こんな好きになっとったんやろう」――お互いにたった一人の家族だから、伝えられない二人の想いは!? それでは「801 AUTHORS 108」第806回、ヤスエイ先生どうぞ!
Q. 作品紹介をお願いします!大阪の実家を出て東京の大学に通う亨は、会いたくても会ってはいけない想い人がいる。
両親を亡くしてから自分を育ててくれた13歳年上の叔父幸彦、彼もまた罪深い想いを抱えていて…そんな二人の恋模様を描いています。
Q. メインカップルはどんな攻×受ですか?年下わんこな甥っ子攻の、一見クールな叔父受…でしょうか。
叔父は一見クールですが、内情は熱いものがあります。関西弁なので読者の皆さんにどう見えるのか気になります。
Q. 当て馬や重要な脇役は?幸彦の父、雅之。亨にとってはおじいちゃんになりますが、彼がキーパーソンになっています。
物語の中で亨の小さい頃を描かせてもらっていますが、三人の時間は描いていて楽しかったです。できることならもっと描いていたかったです。
Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう?今作の舞台が大阪ということで、言葉にこだわりました。
ストーリーの終盤ではその言葉が重要な役割を果たしています。
もともと関西出身なので普段から話している言葉ではあるんですが、文字にしてみると標準語と変わらなかったりする言葉もあって。表現に悩みました。
関西弁独特の親しみやすい音が表現できていたらいいのですが…
Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください!幸彦たちが暮らす平家が大変でした…木目…でも終盤は慣れてきて楽しく描かせていただきました。
Q. 今作にまつわる裏話ってありますか?亨の小学校時代、友人の山本くんという子が登場する予定だったんですが、ストーリーの展開上カットになりました。短髪黒髪のそばかすっ子で大人になったら格好良くなるという…。
Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露願います!描いている期間中、胃腸炎になりまして、ひさびさに高熱が出て死にそうになりました。
本気で動けなくて、病院に連れて行ってくれた友人にほんとうに感謝しています。
Q. 今、何かハマっていることは?京都のお茶屋さんで頂いてからずっと、日本茶にハマっています。癒されます。
暮部家のような縁側で庭を眺めながらお茶をすするのが夢です。
Q. 発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?約1年ぶりのコミックスなので、めちゃくちゃ緊張しています。
Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!最後まで読んでくださってありがとうございます。
描き下ろしもですが、ペーパーなども気持ちを込めて描かせていただきましたので楽しんでいただけると嬉しいです…!
編集部からのコメント主人公の二人は、甥と叔父という関係、遠距離、年齢差といういくつもの苦難を迎えます。お互いを想う故に選択した道で辛い時期もあるのですが、最後はハッピーエンドですので、安心して作品の世界に浸っていただければと思います。
特典情報共通:初回限定描き下ろしペーパー封入
応援書店限定:描き下ろしペーパー
アニメイト限定:描き下ろしペーパー
とらのあな限定:描き下ろしペーパー
TSUTAYA限定:描き下ろしペーパー
詳しくは
東京漫画社ホームページへ
(c)ヤスエイ/東京漫画社
コメント2
匿名1番さん(1/1)
やばい〜!超せつなそう…。ノーマークでした!ありがとう。
匿名2番さん(1/1)
歳の差カップル、年下攻。
大好物です。
ストーリーもよさそう。