浅見茉莉先生インタビュー

BLニュースは標準ブラウザ非対応となりました。Google Chromeなど別のブラウザからご覧ください。

浅見茉莉先生インタビュー まさかの国宝阿修羅像×アナウンサー! 善行が招いた受難♥ 小説『ぶつだん 仏像系男子』

2015/12/02 18:13

攻は三つの顔と六本の腕の神様!? しかも三人に分身もでき…
人気アナウンサーの陽彦は、美男仏像として有名な国宝・阿修羅像を取材中、不思議な鈴の音を聞きます。その夜、帰宅すると「阿修羅だ」と名乗る男がリビングでくつろいでいて……。12月10日発売、浅見茉莉先生の新刊小説『ぶつだん 仏像系男子』。まさかの仏像×人間!? 二度見必至のカバーイラストを含め、気になっているBLファンが多いことでしょう! この国の国宝には誰も知らない秘密がある……。その秘密を、ぜひ確かめましょう!! それでは「801 AUTHORS 108」第784回、浅見茉莉先生どうぞ!

Q. 作品紹介をお願いします!
ヒト型になれる仏像、いや、仏像に宿った神さまと人間の話です。
前回『あにだん』というヒト化する動物と人間のカップルの話を書きましたが、その流れで、今回は仏像が人になって動いて恋愛したら…としてみました。

Q. メインカップルはどんな攻×受ですか?
受はアナウンサー。リアリストで、世の中に説明できない不思議なことなどありえない、原因があるから結果があると思っているタイプですが、仏像が人になって自分に迫ってくることに概念を覆されます。
攻は国宝の阿修羅像(笑)。阿修羅のイメージどおり俺様気味で、しかも3体に増えます。
2話目の攻は旅雑誌のライター。先祖が雪の日に、お地蔵さまに笠をあげたかもしれない、気のいい世話好き。
受は山中に佇むお地蔵さま。純朴無邪気ですが、天性の色気もある…かもしれない。

Q. 当て馬や重要な脇役は?
2体の仏像が関係するお寺の住職。なにげにキューピッド的立ち位置なのではないかと思います。

Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう?
阿修羅像は三面六臂なので、ヒト化したときにもぜひそれを反映させたいと、顔や手が増えます。完全に分裂したりもします。つまり攻が3人…言いたいことは、わかるな?

Q. 今作にまつわる裏話ってありますか?
もう1本、インド神話仏像のネタがありました。実は執筆済みなので、いずれお目にかけることもあるかもしれません。

Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露願います!
担当さんと仏像展に行きました。大陸ベースの仏像たちだったので破天荒なキャラが多く、おかけで心置きなく異形描写ができたような気がします。
また、「ぶつだん」という言葉を提案してくださったのは担当さんだったのですが、執筆後に世間で「仏女」という言葉が出回っていることを知って驚きました。色んなものに萌えを感じられる女性たちは頼もしいですね!

Q. 発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
とてもインパクトがあるカバーをyoco先生に描いていただきましたので、まずはじっくりと堪能していただき、続けて小説も読んでいただけたら嬉しいです。

Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
いつもお読みくださってありがとうございます!
異色カップルの恋話を楽しんでいただけたら幸いです。

笠倉出版社 担当編集より
前作『あにだん』に引き続き、本作は仏像の中の人との恋物語を二編収録した『ぶつだん』。
美男仏像として有名な国宝・阿修羅像には「中の人」が憑いていた!
そんなこととはつゆ知らず、人気男子アナ・陽彦はハムスターに囓られそうになっていた阿修羅像を助けてしまいます。
善行にはご褒美がつきもの。
そのご褒美とは、神様(中の人)からの熱烈な求愛♥
三人に分身できちゃう三面六臂の阿修羅に身も心も蕩けるぐらい愛されちゃう陽彦の受難、ご堪能ください!
そしてもう一編は、旅雑誌ライターの永峯と、山奥で出逢った少年・大地との可愛い恋物語。
無邪気な大地のアプローチに「俺は犯罪者にはならん!」と必死の抵抗を見せる永峯ですが、でもこれって実は究極の年下攻めなのです♥
yoco先生の描く「仏像」も「中の人」もとっても素敵なので、ぜひお手にとって確かめてください!

特典情報
フェア開催書店:書き下ろしペーパー
コミコミスタジオ限定:書き下ろし小冊子
アニメイト限定:書き下ろしペーパー
ホーリンラブブックス限定:カレンダー付きイラストカード

(c)浅見茉莉/yoco/笠倉出版社

関連作家・声優

コメント9

投稿順|最新順

匿名7番さん(1/1)

斬新すぎる。。。
萌えの探求心おそるべし
時代が俺に追いつ···けるか!?笑

匿名6番さん(1/1)

阿修羅がどんなイケメンなのか気になる

yoco先生のイラスト好きすぎ

ほほう、仏像ですか〜!
これはyacoさんの美しい絵だからこその世界ですね。
興味津々です。
浅見さんは、BL読み始めの頃白衣シリーズや「天狼は宝珠に酔う」にすごく萌えた作家さん。
最近の新刊はあまり手に取っていなかったのですが、久しぶりに読んでみたいと思います。

匿名5番さん(1/1)

阿修羅像様キターーーーーーーーーー!!!!!!

匿名4番さん(1/1)

こっっっ、これはっっっ!!!

匿名3番さん(1/1)

これはきつい
萌える人いるんすか・・・

匿名2番さん(1/1)

yoco先生は仕事選ばないな…

やはりシリーズ的な展開になるのでしょうか。楽しみにしてます(*^^*)

匿名1番さん(1/1)

とうとう国宝にまで!
果てしない萌えの道。

PAGE TOP