ナナイタカ先生インタビュー

転勤の辞令は地元！ 初恋の幼馴染みとの再会がかなって…
大学進学で上京し、そのまま東京で就職した花巻裕太。しかし彼は、地元に未練があります。それは、幼い頃から想う初恋相手。実家の向かいのお茶屋の跡取り息子、福元千鶴です。「千鶴の淹れるお茶をずっと飲んでいたい」――その願いを知るかのように、下った辞令は地元への転勤で……。ナナイタカ先生の新刊コミックス『あふれて、こぼれて、恋しくて。』が11月17日発売。純情ヘタレな裕太は、ずっと言えずにいた想いを伝え、初恋をかなえることができるでしょうか!? それでは「801 AUTHORS 108」第765回、ナナイタカ先生どうぞ！

Q. 作品紹介をお願いします！
幼馴染みへの恋心を諦めるために上京した裕太(攻)が、仕事の都合で地元に戻ってきてしまうところから始まる、幼馴染みのお話です。
Q. メインカップルはどんな攻×受ですか？
サラリーマンでヘタレ？な攻め(裕太)×老舗お茶屋さんの跡取りで頑張り屋の受け(千鶴)です。
Q. 当て馬や重要な脇役は？
当て馬ではありませんが、甥っ子が描いていて楽しかったです。彼の初恋は千鶴なのかも知れません。
Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう？
ちょこちょこ出てくるお茶の話題を楽しんでいただければと思います。

Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください！
裕太の葛藤を出したかったので、あえて千鶴視点を描かずに進めました。モノローグも無い中、それでも千鶴の気持ちが読んでいる方に伝わるようにと苦労しました。伝わりますように。
Q. 今作にまつわる裏話ってありますか？
最初、千鶴の実家は「和菓子屋さん」だったのですが、最終的に「お茶屋さん」になりました。お店の名前も「福まる堂」から「福まる園」に。色々悩んだ結果だったのですが、お茶屋さんにして良かったな～と今は思います。

Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露願います！
背筋を伸ばすためにブリッジをしてみたら10秒持たなくて老いを感じました…。悔しかったのでやり続けたところ、今ではブリッジしながら腕立て伏せをするまで成長しました！

Q. 今、何かハマっていることは？
ねこをあつめたり、昔ハマったゲームのサントラを聴き漁ったり、ゲーム関係です。(ただし狭くて浅い)

Q. 発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
今回で2作目になるのですが、相変わらず緊張しております。本屋さんの柱の影から見守りたいと思います。

Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
ここまでお読みくださましてありがとうございます。ナナイタカと申します。幼馴染み二人の素朴な関係にほっこりと、そしてなかなかくっつかない二人を楽しんでいただければ幸いです。お好きなお茶で休憩しつつ、お共にしてやってください。よろしくお願いいたします！
担当編集より
純情ヘタレなリーマン×幼馴染のお茶屋跡継ぎのピュアで癒される両片想いストーリーです！

子供の頃から家族ぐるみの付き合いで、仲が良かった二人。
大学進学の時に、一緒にいたいと思いながらも、恋心を押し殺して上京した花巻裕太は、図らずも地元の支社に転勤となって――？

好きということが言葉には出せなくても、あふれて、こぼれて、バレバレな裕太がもどかしくも可愛くてキュンキュンします♪

描きおろしは、裕太と千鶴それぞれの視点からの“ないしょのはなし”を収録！
あたたかいお茶が身に染みるこの季節に、ほっこり優しい、胸キュンをどうぞ！

特典情報
■紙の書籍
アニメイト：4Pリーフレット(描きおろし表紙+漫画2P収録)
応援書店/カドカワオフィシャルストア：描きおろしマンガペーパーA
中央書店コミコミスタジオ：イラストカード(連載扉イラスト)+描きおろしマンガペーパーB
とらのあな：イラストカード(描きおろしカラーイラストA)
■電子書籍
共通：描きおろしカラーイラストB収録
コミックシーモア限定：描きおろしマンガペーパーA
Renta!限定：イラストカード(描きおろしカラーイラストA)

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(c)ナナイタカ／KADOKAWA