押し殺すように泣く声… アパートの上の住人が、バイトの先輩で!?
大学生の川俣が、引っ越したばかりの部屋のベランダでタバコを吸っていると、上から紙くずが……。「好きです」「先生」――押し殺すように泣く声とともに降ってきたそれは、おそらくラブレターの欠片。アパートの上の住人が、想い人に渡せなかったのかフラれたのか!? 5月7日に発売された、井上ナヲ先生の新刊コミックス『きみが泣いたから』。バイトを始めた川俣は、そこで出会った先輩の小菅があの泣き声の主と気づき、彼から目が離せなくなります! 静かに進む大学生同士の恋を、見守りましょう!! それでは「801 AUTHORS 108」第622回、井上ナヲ先生どうぞ!
Q. 作品紹介をお願いします!恋というものをよく知らなかった男の子が、ある男の人にずっと片思いしているバイト先の先輩の恋を応援しながら、自分の恋心に気付いていくというお話です。
Q. メインカップルはどんな攻×受ですか?攻の川俣くんは、見た目ちょっと強面で裏表のない性格の子で子供の扱いが上手い子です。
幼馴染と付き合ってはいたのですが、いまいち恋というものがどういうものなのか知らない男の子です。
受の小菅さんは、地味メンで一見穏やかそうですが、実は負けず嫌いの子です。でも、恋には臆病でずっと想いを伝えられないでいます。
Q. 当て馬や重要な脇役は?今回は好きなものを詰め込んでみようということで、幼女、見た目なんでも出来そうなのに駄目な子持ちの人、母親なのに女だということを捨てない人、脇役の人たちそれぞれにほんのり好きな要素をいれています。
Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう?片思い、恋人、夫婦であっても恋をしたら周りが見えなくなってしまったり、わがままになってしまったりする、そんな必死になるような恋がテーマだったりします。
Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください!お弁当屋さんということでごはんをもうちょっと美味しそうに描けたらよかったなと…
Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露願います!描くのが非常に遅いので2年くらいかけてこのお話を描いていたので、執筆中の出来事をあまり覚えてないのですが、とにかく作業が終われば美味しいごはんを食べたい! と外に飛び出していました。
Q. 今、何かハマっていることは?ちょうど、このお話を描いている時に友達になった子が映画とごはんに付き合ってくれるので、映画もよく見るようになりましたし、ごはんも色んなものを食べに行くようになりました。最近はパクチー料理ばっかり食べてます。
Q. 発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?発売日付近に別の仕事に追われていたので、気づいたら発売日になってしまった! という感じですが、やっぱりどのような反応をいただけるか不安でいっぱいです。
Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!拙い作品ではありますが、ほんの少しでもなにか感じていただけるような部分があれば良いなと思います。
少しずつですが、これからも漫画を描いていきたいと思いますので、お見かけの際はどうぞよろしくお願い致します。
編集部からのコメント久々の井上先生のBLコミックスです! 主人公たちの恋のベクトルがなかなか交差しないちょっと切なくて、けれどほっこり心が温まるラブストーリーです。ずっと報われない片思いしている小菅と小菅と出会って本当の恋に気づいていく川俣の、不器用な恋をぜひお楽しみください! 井上先生の変わらずの美麗な作画も必見です☆
特典情報一部書店:描き下ろしペーパー配布
一部電子書店:電子限定描き下ろしペーパー(デジタル)付き
(c)井上ナヲ/大洋図書
コメント2
匿名2番さん(1/1)
これ買う。
匿名1番さん(1/1)
面白そう。