新人のおっさんは優秀なモテリーマン！年下上司の苦手意識はやがて…
多くの人が持つ「年上の部下って正直扱いにくい…」という意識。でも、そんな部下が尊敬できる人物だったら……。リーマンの上下関係は“ときめき”によりどう変化するのでしょう!? 3月15日発売、野萩あき先生の初コミックス『スタンス・リバース』。表題作のリーマンもののほか、明治時代の格差ラブ、絵画教室の生徒×先生と、趣向の異なるBLで野萩先生の魅力を楽しめます！ それでは「801 AUTHORS 108」第300回、野萩あき先生どうぞ！
Q. 新作の紹介をお願いします！表題作の『スタンス・リバース』は、教育係の西村はすぐ辞めていく新入社員達に不満を募らせており、今度こそは自分を慕ってくれる年下の優秀な部下を…と望んでいたのですが、新しく配属されてきたのは年上の軽そうなおっさんだった! というリーマンものです。
同時収録作は明治時代の学生もの『春告げ鳥』と、初作品でした絵画教室の生徒×先生の『あなたのために』です。
Q. メインカップルはどんな攻×受ですか？攻の宇津木はなんでも器用にこなして女性にもモテる年上部下、受の西村は少し不器用だけど真っ直ぐで熱い年下上司です。
西村は恋愛に関しても不器用な男です。
Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう？タイトル通り立場がポイントになっています。年上の部下って正直扱いにくい…でもその人が尊敬できるような人物だったらまた違ってくるんじゃないかなと。
Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください！気付くと少し暗めの展開になりがちなのですが、『スタンス・リバース』は明るいお話にしたかったのでとにかく明るく! 明るく! と念じながら描いてました。
Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露お願いします！怖くてずっと避けていましたがやっと親知らずの抜歯手術をしました。抜いた2日後、顔を合わせた友人に「顔面殴られて怪我したボクサー」と言われたことが印象的です。でもドリンクとゼリーを置いていってくれました…優しい。
Q. 今、何かハマっていることは？ハマっていることではなく、ものになってしまうのですが、うどんが大好きで冷凍うどんを常にストックしています。冷凍のほうがもちもちしてて好きです!
Q. BL作家になったきっかけを聞かせてください！昔は少女漫画ばかり読んでいたのですが友人に勧められて読んだものがBLで、こんなに面白いものがと衝撃を受けBLにどっぷりハマり細々と活動していました。
二次創作の同人誌を読んでくださった担当様がお声かけてくださったのがきっかけです。漫画を描く機会をくださった担当様には本当に感謝しております。
Q. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう？嬉しさよりも今は緊張と不安が勝っています……。
Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！初めまして、野萩あきと申します。初コミックスで拙い点も多いかと思いますが、少しでも気に入っていただける作品があれば嬉しいです!
未熟者ですがどうぞよろしくお願いいたします……!
編集部からのコメント本作が野萩あき先生のデビューコミックスです。
表題作『スタンス・リバース』は年齢と立場が逆転したお話になっています。
後輩・宇津木が先輩・西村を落とすまでの過程は、年上ならではのなせるワザ!? と思ってしまうほどスマートで、どこか余裕たっぷりで読んでいてドキドキしてしまいます。
また、同時収録の『春告げ鳥』は明治時代を舞台にした、格差恋愛ストーリーです。父の知り合いの家に下宿することになった律吾が、その家の息子・勝馬に初めは苦手意識をもちながらも、次第に恋に落ちていく様子がとても丁寧に描かれています。
切なさがギュギュっと詰まった1作です。
もう1作は、絵画教室の先生とその教室の生徒のお話、『あなたのために』です。見た目、中性的な印象のある主人公の藤崎の元に、自分よりも年上の男性・牧野が入ってきます。
後半、藤崎の外見からは想像できない激情ぶりが描かれています。
収録作すべて、大人の雰囲気漂う中に胸が苦しく、切なくなる要素たっぷりなお話たちです。ぜひ、チェックしてみてください。
特典情報アニメイト限定：描き下ろしペーパー
コミコミスタジオ限定：描き下ろしペーパー
応援団書店：描き下ろしカード
詳しくは
B's-LOVEY COMICSホームページへ
(c)野萩あき／エンターブレイン
多くの人が持つ「年上の部下って正直扱いにくい…」という意識。でも、そんな部下が尊敬できる人物だったら……。リーマンの上下関係は“ときめき”によりどう変化するのでしょう!? 3月15日発売、野萩あき先生の初コミックス『スタンス・リバース』。表題作のリーマンもののほか、明治時代の格差ラブ、絵画教室の生徒×先生と、趣向の異なるBLで野萩先生の魅力を楽しめます！ それでは「801 AUTHORS 108」第300回、野萩あき先生どうぞ！
