小説『秘匿捜査~蜜約の鎖~』(海王社)1月28日発売警視庁SP×キャリア監察官! 藤森ちひろ先生の新刊は、本日1月28日に海王社「ガッシュ文庫」からリリースの『秘匿捜査~蜜約の鎖~』。事件のナゾを追いながら、展開される二人のラブは緊張と萌えの連続です! インタビューでは、先生が「警察もの」に嵌るきっかけとなったドラマについてもふれられています。さて、どの作品だと思いますか!? それでは「801 AUTHORS 108」277回目のゲスト、藤森ちひろ先生どうぞ!
Q. 新刊の紹介をお願いします!警視庁を舞台にした警察ものです。監察官の羽鳥は、警護課のSP・小田切の監察を命じられたことから、ある事件にかかわってしまい……。取引からはじまった二人の関係が、事件の真相を追っていくうちに、どう変化していくかをお楽しみください。
Q. メインカップルはどんな攻×受ですか?警視庁SP×キャリア監察官。攻の小田切は、ふだん飄々としていてなかなか本音を見せないタイプ。実は、かつて所属していた公安部での任務により、心に疵を負っています。受の羽鳥はツンデレ眼鏡(伊達ですが)な、クールビューティです。お坊ちゃま育ちのうえにキャリアなので、少し世間からずれたところも。ちなみに、スイーツ好きです。
Q. 当て馬や重要な脇役は?後半になって登場する刑事部長と公安部長のおじさん二人が、個人的なお気に入りです。刑事部長×公安部長で、女王様受です。
Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう?いかに、「警察もの」らしく書けるか。BLなので、二人のラブストーリーのほうが重要ではあるのですが、最低限のリアリティが出せるといいなと思って書きました。
Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください!事件を考えるのに苦労しました。そもそもSPと監察は接点がないので、最初は「どうやって二人をくっつけるの??」という状態でした。
Q. 今作にまつわる裏話ってありますか?数年前に放送された警視庁公安部外事課を舞台にしたドラマと、SPが主人公のドラマに萌えたのがきっかけで、警察ものに嵌まりました。なので、攻の小田切は現在SPで、以前は公安部外事課に所属していたという設定になっています。
Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露お願いします!作中、食事シーンが出てくるのですが、夜中に書いていると、おなかが減って困りました……。
Q. 今、何かハマっていることは?一月からはじまった、特殊部隊を舞台にした警察ドラマにハマっています。アサルトスーツって素敵ですよね~。
Q. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう?どきどきしています。初めて単行本を出していただいたときのように、発売前は毎回、緊張しています。
Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!はじめまして、藤森です。警察ものということで、とっつきにくいと思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、二人のラブ重視の話ですので、お楽しみいただけると幸いです。よろしくお願いします。
編集部よりガッシュ文庫からは3冊目になります藤森先生の新作は、余裕で大人の色気を纏うSP・小田切×高潔でお堅い監察官・羽鳥の警察ものです! 監察官の羽鳥はそれまで清く正しく生きてきた人間だったのですが、小田切のように余裕で雄の色香を纏う男に初めて出会います。“高潔”と称されてきたはずの羽鳥が、小田切の手練手管に陥落して、徐々に乱れていく様子はただひたすら濃厚で官能的。また、複雑に絡み合う事件に二人が立ち向かっていくストーリーはまるで刑事ドラマのような面白さがあり、事件はどうなるの!? とページを進めてしまうこと必至です。恋愛ものとしても刑事ものとしても楽しめる、藤森先生渾身の『秘匿捜査~蜜約の鎖~』を是非ご堪能下さい!
特典情報コミコミスタジオ特典:書き下ろしSS付きイラストカード
(c)藤森ちひろ/周防佑未/海王社