せとあめ先生インタビュー

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せとあめ先生インタビュー糸目な執着ワンコ×振り回されがちなツンデレの学園漫才ラブコメ！コミックス『アンチファニー』

2025/11/11 17:00

真逆だけど相性抜群!?漫才のような掛け合いに注目♥

BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第4151回
せとあめ／文苑堂／.Poika
コミックス『アンチファニー』11月14日発売
サイン本プレゼントあり！詳しくはインタビュー後に！

STORY
凸凹コンビのドタバタ青春BL、ついに単行本化！高校2年の春。お笑い嫌いの花見紡はお笑い好きな転校生・土井奏斗から「相方になってくれ!」と猛アタックされていた。お笑いにトラウマのある紡は「俺とお前はちゃうねん!」と拒んでいたが、放課後の舞台で一人スベりまくる奏斗を放っておけずついにコンビを結成することに…!?最悪の出会いから始まった二人の笑いとトキメキが交錯する夫婦漫才ラブ、開幕！

――作品紹介をお願いします
これまでの環境も性格も違う2人が漫才(お笑い)を通じて心を通わせるお話です。とある芸人さんのエッセイを拝見し、友達や恋人とも異なるコンビ愛というものに惹かれて、このお話を描こうと思いました。

――主人公たちはどんな攻×受ですか？
攻めは明るくポジティブで、受けのことが大好きな大型犬、という感じで、受けはツンデレ(無自覚)猫ちゃん(気性が粗め)、というイメージで描いていました。本編ではそんなに出し切れてないですが、攻めの奏斗は好きになった相手に対してはかなり執着する一面もあります。

――当て馬や重要な脇役は？
紡と奏斗の友人として出てくる、秋山と酒井はかなりこのお話では重要になってますね。私もお気に入りの2人です。この2人の裏設定は中学生の頃からの友人(親友)で、コミュ力が高いことから紡と友達になり、その後奏斗とも繋がった感じです。

個人的に男子4人がつるんでわちゃわちゃしているのが好きなので、卒業後もつるんでいて欲しいと思ってます。

あと奏斗に告白した木内さんはいい女なので好きです。幸せになって欲しいと心から思います。

――今作のこだわりはどのあたりでしょう？
2人のキャラ付けにはかなりこだわりました。

【糸目なのに標準語】×【白髪の関西人】という印象に残るようなキャラデザ＋話の中でちょくちょく出てくる二人のかけあい(ボケ/ツッコミ)で作品の雰囲気をつかみやすくしようと努めました。

――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
私のﾄﾞ好みでキャラクターをつくったので、作画に関してはずっと楽しかったですね。ストーリーを作っていく上では、紡の心の変化をどう描いていくかは悩みました。でもそれを考えて悩むことも楽しかったです。

――今作にまつわる裏話はありますか？
裏話はたくさんあります。私のXに投稿している落書き(100枚以上)が物語ってますが(笑)。まだ語ってない内容だと、奏斗の母親との過去と紡がいじめられっ子からどう成り上がったか、なんですが、いずれこれは漫画にしたいのでまだ黙秘しておきます。

――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
今作は執筆中もXで配信話にあわせた落書きを投稿したり同人誌を出したりしていたのですが、それにファンの方からたくさん反応してもらえたのが嬉しくて印象に残ってます。

あとは初めて劇場に行って生の漫才を見たのは衝撃的で、いい思い出です。

――今、何かハマっていることは？
ハマっているのはずっと自カプですね(笑)。

今作のキャラクターに自分でハマってセルフ二次創作を永遠とやってました。

――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
多くの方に読んで頂き、自慢の自カプを好きになってもらえたら嬉しいな！と思います。

――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
うちの看板コンビをよろしくお願いします!!

◆.poika編集部エデンより　