ほじゃな先生インタビュー

強い愛で結ばれている二人♡ けれどテオは大きな秘密を抱えていて…

BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第4120回
ほじゃな／海王社／GUSH COMICS
コミックス『シャーデンフロイデより愛をこめて』10月 9日発売
サイン本プレゼントあり！ 詳しくはインタビュー後に！

STORY
20年前、“逆十字の痣を持つ男”に家族を殺されたローレンスは自身の手で復讐を遂げるため殺し屋となった。殺し屋として依頼をこなす傍ら犯人の情報を追うも手掛かりは一向に掴めないまま。そんなローレンスの唯一の支えは共に暮らす恋人・テオだけ。美しく優しいテオは孤児として彷徨っていたローレンスの手を取り慈しみ、愛情深く育ててくれた。――だが、テオにはローレンスの運命を揺るがす大きな秘密があり… 

――作品紹介をお願いします
20年前家族を殺した仇を追う“殺し屋”のローレンスと、ローレンスを家族として恋人として支える“天使”のテオ。
2人は甘く満たされる日常を送る中、ローレンスは家族殺し事件の真相をついに知るも――

――主人公たちはどんな攻×受ですか？
ローレンス(攻)はぶっきらぼうの朴念仁のように見えますが、テオにだけは喜怒哀楽のすべてを見せれるようです。テオの教育の賜物のスマートさを備えたむっつりです。
テオ(受)は天使らしく分け隔てなく手を差し伸べ加護を授けますが、ラリーには過保護(訳アリ？)な部分があるようです。ベッドでは激しくされたいようです。

――当て馬や重要な脇役は？
花屋のお兄さんが気に入ってます。
ローレンスとは長い付き合いなので「死んでほしくないなぁ～」と思いながらも、死んだら死んだでドライに割り切れるタイプだと思います。

――今作のこだわりはどのあたりでしょう？
起承転結の『転』を観た読者さんの反応を色々想像しながらストーリー構築をしたところです。

――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
『転』までにドデカ取りこぼしがないかと担当さんと何度も確認し合ってそこを苦労しました。楽しかったのは2人の表情作画です。

――今作にまつわる裏話はありますか？
本編上では言及してませんが、天使であるテオには人間と差別化するために涙を流させなかったり、あえて肉付きよく若干女性に寄った体型にしたりしてます。

――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
原稿中寝落ちをし、起きたら前腕にNIKEのロゴマーク型の痕がついてて盛りなしで5分ぐらいニコニコしてました。写真も撮りました。

――今、何かハマっていることは？
ミルキー☆サブウェイ、素晴らしかったです。

――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
本誌での不定期掲載だったためこうして一冊の本となるまで長い時間がかかりましたが、こうして完成できて今は喜びもひとしおです。
担当さんを始め、制作に関わっていただいた皆様には感謝が尽きませんありがとうございます！

――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
ダークで湿度の高いファンタジーBLで、夜が明けるまで2人は心をぐらぐらズキズキと揺さぶられながらも2人にとって“1番”の正解を導きだす。そんなお話になっておりますので是非、ローレンスとテオの心の移ろいに注目して読んでいただけたらなと思います…！

◆担当編集より
復讐に囚われるローレンスと、そんなローレンスを献身的にそして性的に支える天使のテオ。一見愛情で強く結ばれたように見える二人ですが、その後こそがこの作品の真の見どころになります。
真実を追い求めた果てにローレンスは何を見るのか、そしてその時隣に居るのは一体誰なのか、是非ご自身の目で確かめていただけますと幸いです。

油断禁物、ほじゃな先生の圧倒的画力でお送りする、愛と憎しみのダークファンタジーラブをどうぞご堪能ください。

コミックス『シャーデンフロイデより愛をこめて』

特典情報

◆GC「シャーデンフロイデより愛をこめて」
・アニメイト／ 4Pリーフレット
・コミコミスタジオ／4Pリーフレット
・ホーリンラブブックス／ 4Pリーフレット
・とらのあな／両面イラストカード(※裏面モノクロ描き下ろし)
・電子書店／描き下ろし4P漫画
★紙・電子同時発売(コミックシーモア先行)

詳しくはGushnet・GUSH編集部公式Xへ

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