INK(獏千真広)先生インタビュー

銀髪・褐色肌・美青年のクラーケンって、性癖の宝箱や～～～♥

BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第4116回
INK(獏千真広)／マイクロマガジン社／コミックRouge
コミックス『ももよのよすが』 7月30日～配信中
描きおろしイラストサイン色紙プレゼントあり！ 詳しくはインタビュー後に！

STORY
人間を攫う海獣≪クラーケン≫伝承が残る港町。家族を亡くし天涯孤独になった青年・リュカは、夜の海で岸辺に横たわる青年・オクトを助ける。しかし、彼の正体は人ではなく伝承のクラーケンで――…。優しく甘え上手なオクトとの日々が愛に飢えるリュカの心を満たしていくのだが……。唯一の愛を失ったクラーケンと身代わりの愛しか知らない青年の幾年を超えた純愛救済ファンタジーBL

――作品紹介をお願いします
ももよのよすがはクラーケンのオクトと人間のリュカが心の隙間を埋めていく物語です。
オクト(攻め)に関しては2022年にはすでにいたキャラクターになります。


――主人公たちはどんな攻×受ですか？
オクトはクラーケンではありますがワンコ攻め。
リュカは健気受けです。



――当て馬や重要な脇役は？
お気に入りはルアくんになります！
ルアはオクトの過去に深く関わりのあるキャラクターなのですが、人間のきれいな部分だけじゃなく汚い部分といいますか、人間味があるキャラクターなので好きです。


――今作のこだわりはどのあたりでしょう？
ファンタジーの要素が強いので、暮らしやお祭りなど文化的な要素を結構入れました。
あとはキャラクターの感情的な表情には気を遣いながら描きました。

――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
背景の書き込みが苦労した点になります。
でもそれが逆に楽しかったというか、画面の密度が上がっていく作業ではあるので完成原稿が出来上がっていくのを見れるので良い点でもありました。

――今作にまつわる裏話はありますか？
たくさんあります…！(笑)
この表現大丈夫かな？と思いながら作画をして、しれっと担当さんに流してダメって言われたら直すみたいなことをしていたので、通ればラッキー！て感じでした。
担当さんを悩ませたと思います(笑)。

――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
執筆期間中にイメージ香水を作りに行きました。
作品やキャラクターを思い浮かべながら作ったのが楽しかったです。
最終話を迎えてまた印象が変わったと思うのでまた作りに行きたいですね！

――今、何かハマっていることは？
最近は特撮にハマってます。
サブスクでライダーやレンジャー作品見ていますね。
最近だとキングオージャーとガヴにドハマりしてプレバンで光る剣を買いました。

――配信に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
無事配信されてよかったと思っているのと同時に、単話版と合冊版で差別化できるような修正もしました。
印象が変わるシーンがあるので、ご興味があればどちらも読んでいただきたいです。

――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
人外とファンタジーが好きなちるちるユーザーさんに、この作品が届いたら嬉しいです！

◆マイクロマガジン社　コミックRouge編集部より
INK先生の新作コミックス『ももよのよすが』が、ついに電子書籍(合冊版)として配信されました。
本作は、INK先生の繊細で美麗な作画で描くオリエンタルな世界と人外×人の種別を越えた壮大な愛の物語となっております。

幼少期に家族に捨てられ、身代わりとしての愛しか知らない不憫属性の人の子・リュカ(受)がクラーケンのオクト(攻)と運命的に出会うことで物語が動き出します。
共に生活するなかで惹かれあっていく姿が丁寧な心理描写で表現され、リュカの孤独や救われていく姿のヒューマンドラマとしての見どころがいっぱい！

一方でオクトは、【銀髪・褐色肌・美青年】という性癖の詰合せBOXのような男。
それに加えてリュカとの生活で見せる健気可愛い姿と伝承にまで残った恐ろしいクラーケンとしての言動のギャップも魅力の一部です！
人間以上に思慮深く愛情深いオクトの魅力をぜひ感じていただければ幸いです。

唯一の愛を失ったクラーケンと身代わりの愛しか知らない青年がおくる、幾年を超えた優しく愛に満ちた救済のラブストーリーをぜひお楽しみください。

コミックス『ももよのよすが』

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