10/04 岩奇しゃけ先生＆七瀬おむ先生インタビュー ヤンデレ美形第二王子×脇役従者♥コミックス『転生した脇役平凡な僕は、美形第二王子をヤンデレにしてしまった 1』
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2025/10/04 17:00
BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第4115回
岩奇しゃけ／七瀬おむ／アルファポリス／アンダルシュコミックス
コミックス『転生した脇役平凡な僕は、美形第二王子をヤンデレにしてしまった 1』10月 1日～コミックシーモアにて先行配信
サイン色紙プレゼントあり！ 詳しくはインタビュー後に！
STORY
乙女ゲーム『ルナンシア物語』のモブ従者に転生したエミル。このゲームは難易度が鬼畜で、自分の主であるアルベルト王子がヒロインの聖女マリアとハッピーエンドを迎えないと、アルベルトもろとも処刑されてしまう！ 生きのびるためになんとか二人をくっつけなければーー。エミルはアルベルトとマリアを恋仲にするべく尽力するが、当のアルベルトはマリアに一切関心がなく、なぜかエミルに興味を示してきて……？
――作品紹介をお願いします
岩奇しゃけ 難易度ハードな乙女ゲームに転生した平凡な主人公エミルが、攻略対象であるアルベルトの心を完全に掴んでしまい激重執着を受けてしまう……というお話です。
七瀬おむ 転生した平凡従者がデッドエンドを回避するために奮闘していたら、無自覚に美形第二王子をヤンデレにしてしまう話です。
――主人公たちはどんな攻×受ですか？
岩奇しゃけ とにかく主人公エミルにしか興味がない執着重めなヤンデレ攻め：アルベルトと、平凡であるがゆえ攻めからの愛に気付けない鈍感天然受け：エミルです。
七瀬おむ 美形ヤンデレ第二王子×平凡な脇役従者です。受けのエミルは天然・鈍感なタイプ、攻めのアルベルトはエミルしか見えていない激重な執着男です。
――当て馬や重要な脇役は？
岩奇しゃけ 個人的なお気に入りになってしまうのですが、聖女マリアです。可憐でありながらも自分の意志を強く持った凛々しい女の子で、毎回作画に力が入ってしまいます。 
――今作のこだわりはどのあたりでしょう？
岩奇しゃけ 原作小説の雰囲気や魅力を踏襲しながらも、コミカライズならではの味も出せるよう意識しました。特にシリアスパートとコミカルパートの緩急を付けることで読んでいてドキドキワクワクできるようにこだわったつもりです……！
七瀬おむ 原作である小説を書いていたころから、ヤンデレ攻めの愛が重すぎて怖いところと、楽しく読めるハッピーエンドを両立することを意識していました。
そして漫画では、岩奇しゃけ先生がコミカルさと執着の緩急を素晴らしく描いてくださっていて、原稿を拝読するたびに感激しています。
特にアルベルトの執着マシマシの表情と、エミルの天然感が大好きなので…読者のみなさんにも、ぜひ注目していただけたらと思います。
――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
岩奇しゃけ アルベルト様の顔が本当に好きすぎるので、彼の顔(特に瞳)を描くのにはこだわっていましたし楽しかったです。
七瀬おむ 漫画連載に伴い、原作小説からさらにストーリーをブラッシュアップしてくださっているのですが、小説とはまた違った表現を見られるのが本当に楽しいです。
ちなみに、漫画は小説よりもちょっとだけ二人のスキンシップが多いので、原作から読んでくださっている読者様は「おっ？」と思う場面があるかもしれません(笑)。
――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
岩奇しゃけ 執筆中に引っ越しをしまして、作業環境が変わりました。机も買い替えて大きくなったので資料や機材などを大きく机に広げられて感動しています……。
七瀬おむ ちょうどこの漫画の連載中に、私は原作小説の続編を書いていたのですが、自然と岩奇しゃけ先生の描くキャラたちで脳内再生されていました。そのおかげで、ものすごく書きやすかったです(笑)。
――今、何かハマっていることは？
岩奇しゃけ 最近かぎ針編みにハマりました。YouTubeに動画もいっぱいあるので、コースターや巾着など編んで楽しんでいます。ゆくゆくはブランケットやビスチェなどにも挑戦したいです！
七瀬おむ YouTubeでコント動画を見ることです！ お気に入りの動画は作業用BGMにしていることもあります。
――BL作家になったきっかけを聞かせてください
岩奇しゃけ 元々ラブコメ(BLに限らず)が大好きでたくさん描いていました。その中でBL漫画も描くようになり、編集さんに声をかけていただいたことが商業デビューのきっかけになりました。
――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
岩奇しゃけ 今作が商業デビューしてから初の単行本となるため、緊張とワクワクがどちらもあります……！
懐深くコミカライズに協力してくださっている七瀬おむ先生含め関わってくださっているすべての皆様への感謝の気持ちを抱きつつ、単行本を皆様に届けられることを本当に嬉しく思っております！
七瀬おむ 素敵な漫画を描いてくださった岩奇しゃけ先生、本作を応援してくださっている読者様に、感謝してもしきれません。
原作者・一読者として発売を心から楽しみにしています！
――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
岩奇しゃけ 愛重めのヤンデレ攻め×平凡天然受けの作品としてしっかり楽しめる作品に仕上がっております。二人の関係がどのように変化していくのか、ぜひお手に取ってご覧いただけますと幸いです！
七瀬おむ 最後までインタビューをお読みいただき、ありがとうございます。
岩奇しゃけ先生による、コミカルかつ執着たっぷりの本作をぜひお楽しみください！
＜担当編集より＞
七瀬先生の描くハッピーなヤンデレBL『転生した脇役平凡な僕は、美形第二王子をヤンデレにしてしまった』が、岩奇先生によりコミカル度＆ヤンデレ度アップでコミカライズ！
乙女ゲームのモブ従者に転生した平凡受けのエミル。
彼は処刑エンドを避けるため、自分の主である攻略対象キャラ・アルベルトとヒロインをくっつけようとしますが、その努力は空回り。
エミルが頑張れば頑張るほど、なぜかアルベルトはエミルに激重執着を向けてくるようになって……？
本作品の受け・エミルは前向きで天然な頑張り屋で、なおかつとことん鈍感な平凡受けです。
無自覚で攻めの心を救い続けるのに、その結果攻めから向けられる執着には全く気が付きません。
まるでヒロインのような言動を繰り返すエミルには、連載時に読者さんから「お前がヒロインだ」との声が集まるほど(笑)。
対する攻め・アルベルトは、タイトルに恥じぬヤンデレ執着攻めです。
闇属性によって周囲から恐れられていたアルベルトは、エミルの言動と献身によって孤独が溶けてゆき、どんどんと彼に執着していきます。
アルベルトのヤンデレ全開な恐ろしい表情と、エミルにだけ向ける優しい表情のギャップは必見です。
そんな魅力的なキャラクター達が、岩奇先生の可愛らしい絵で感情豊かにコミカライズされた本作品は、コミックシーモアにて1巻丸ごと先行配信中！
紙書籍と他電子書店での発売開始は1月上旬予定となっております。
さらに、今月中旬には待望の原作小説第2巻も刊行予定！
小説と漫画、どちらもそれぞれの魅力がぎゅっと詰まった作品になっていますので、ぜひどちらも楽しんでいただけたら嬉しいです♡
コミックシーモア：描き下ろし4p漫画
※コミックシーモア先行配信作品となっております。
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(C)岩奇しゃけ・七瀬おむ／アルファポリス
