羽月レイ先生インタビュー

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羽月レイ先生インタビュー純情なバスケ部エース×ミステリアスな美術部先輩の甘酸っぱい青春♡初コミックス『ライクブルー・ライクサマー』

2025/09/21 17:00

大人びた美人な先輩にドキドキ…初々しくもどかしい恋♥

BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第4103回
羽月レイ／文苑堂／.Poika comics
コミックス『ライクブルー・ライクサマー』 9月16日発売
サイン本プレゼントあり！詳しくはインタビュー後に！

STORY
『バスケ部の1年エース』・弾は全国大会前の練習中にケガをしてしまい、失意の底に沈んでいた。そんな時、見知らぬ『美術部の3年生・櫂斗』が現れ弾はケガが治るまで絵のモデルを頼まれる。戸惑いながらも引き受けた弾は放課後を櫂斗と美術室で過ごすように……穏やかな櫂斗との時間に救われる弾。しかし、弾は櫂斗の抱える葛藤に触れてしまい――『青く澄み渡った想いが、1枚の絵になっていく――それは瑞々しく、眩しいひと夏の恋。』

――作品紹介をお願いします
バスケ部のエースだった主人公・弾(だん)が、全国大会前にケガをしてしまい、失意の底に沈んでいたところで美術部の3年生・櫂斗(かいと)と出会って絵のモデルを引き受けることになる…というストーリーです！弾がモデルをするのはケガが治るまでという限られた時間の中で、思春期ならではの切ない葛藤やすれ違いを交えつつ、先輩後輩の甘酸っぱい関係性を描きました！

――主人公たちはどんな攻×受ですか？
思春期純情年下ワンコ×ミステリアスな美人の先輩です！
10代の後輩先輩という関係で、バスケ部と美術部というギャップもお楽しみいただけたら嬉しいです。

――当て馬や重要な脇役は？
重要なサブキャラは、涼平先輩です。弾の部活の先輩であり櫂斗の親友でもあるのですが、とても面倒見がよく客観的に周りを見てサポートしてくれています。とてもお気に入りのキャラクターです。

――今作のこだわりはどのあたりでしょう？
青春の恋愛の初々しさや甘酸っぱいストーリーにこだわりました。結ばれるまでのもどかしい関係性が好きなので、美しい櫂斗の大人な振る舞いにドキドキしながら振り回される可愛い弾の様子は、見どころだと思います！また、櫂斗が抱える葛藤もストーリーでは重要です。作画的には、物語の舞台である「夏」の清々しさや湿度を絵で表現できるよう、空気感にこだわりました。

――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
ちょうど夏頃に構想を練り始めて執筆していたので、作業の合間に花火を見に行ったことが良い思い出です。綺麗でとても感動しましたし、もし弾と櫂斗が花火大会に行ったらどんな感じだろうか…とBL作家らしく妄想したのを今でもよく覚えています(笑)。

――BL作家になったきっかけを聞かせてください
趣味で漫画を描いていたところにご縁をいただいて、BL作家になりました。子どもの頃から絵を描くのが好きでしたが、まさか作家になれるとは思ってもいなかったので、描き続けていてよかったなと思います。この度単行本まで出していただけたことは本当にありがたく思っています。

――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
初めての単行本出版でとてもドキドキしていますが、一作家としてとても素晴らしい経験をさせて頂いてるなと思います。ひとえに読んで下さる皆様や関係者様のおかげなので、本当に感謝です。ありがとうございます！

――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
単行本は表紙の作画にこだわってデザインもとても素敵に仕上げていただいたので、お手に取ってご覧いただけたら嬉しいです！ちょっぴりシリアスな青春学園ストーリーもぜひご堪能ください…！ここまでお読みいただきありがとうございました！

◆文苑堂.Poika編集部エデンより　
待望のデビューコミックス発売、本当におめでとうございます！
表紙をいただいたときは、弾君と櫂斗先輩の息を呑むほどの美しさに目を奪われました。
「年下ワンコ×美人な先輩」「スポーツ男子×芸術系男子」という組み合わせ、学園もののなかでも一層癖に刺さりますね。お互いの孤独を分かち合いながら、少しずつ心を通わせていくドキドキ感は、まさにアオハルそのものです！読んでいて胸が温かくなるようで微笑ましく感じました。
繊細な筆致で感情の機微をすくい取る、羽月先生の表現力も本作の大きな推しポイントです。
沢山の工夫と愛が詰まった1冊となっておりますので、皆様もぜひお手に取っていただけましたら幸いです！
これからの先生の作品も、どうぞ楽しみにしていてください！