06/19 砂藤シュガー先生インタビュー 成長した溺愛攻め×えちちな恋愛初心者!とびきり可愛くて素敵な最終巻♥コミックス『北山くんと南谷くん 5』
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2025/06/18 17:00
BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第4017回
筋/彗星社/Continuer.
コミックス『鬼は紅くとけた雪を食む』 6月18日発売
サイン本プレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!
STORY
他人の悪意が視える目を持つ雪緒は、長年村人からひどい扱いを受けていた。唯一の肉親である祖母を亡くして村を出ようとした矢先、鬼神の生贄にされることが決まってしまう。どうせ生贄になるならと、雪緒は一世一代の願いを口にする。「食いたきゃ食え、その代わり村を滅ぼせ」男前鬼神×孤独なイジっぱり生贄 寄り添い芯まで溶かす和風人外BL。
――作品紹介をお願いします
筋と申します。よろしくお願いします。
人の悪意を可視化する千里眼の少年「雪緒」が鬼の「呉葉」に生贄として捧げられるところから「鬼は紅くとけた雪を食む」の物語は始まります。
――主人公たちはどんな攻×受ですか?
雪緒(受)はその力と人離れした白い髪を疎まれ住んでいた村では化け物として虐げられたことで荒んでいますが、本来は育ての親である祖母をはじめ他人のために心を砕けるやさしい少年です。
そんな雪緒の清廉な心根を見抜いている呉葉(攻)は雪緒のことを溺愛していますが、自分勝手で愚かな人間は嫌いなようです。
――当て馬や重要な脇役は?
呉葉の館に住まう動物の眷属たち。描くのも楽しかったです。
――今作のこだわりはどのあたりでしょう?
攻めと受けが互いに互いを救うというテーマを掲げていたように思います。
――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
今作でようやくオールデジタルモノクロ作画に慣れ、クリスタと分かりあえた点が何よりの収穫でした。
――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
ガチな私事で恐縮ですが、最終話を脱稿した直後に愛猫を看取ったことでしょうか。私の手が空くのを見計らったように虹の橋を渡って行くようなやさしい子でした。
――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
「無事に発売されてよかったな………」と毎回思います。無事に発売されてよかったです。
――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
ここまで読んでいただきありがとうございました。
初の和風ファンタジーに右往左往しながら描いた本作の執筆は大変でもありましたが、特に後半は自分の持てる以上の力が出せたように思います。
意地っ張りでやさしい千里眼の少年を溺愛する人間嫌いの鬼、ふたりが織りなす物語をどうぞお楽しみください。
【担当コメント】
筋先生初の和風人外BLがついに単行本になりました!
人の悪意が視える千里眼を持つ少年・雪緒は、村人から嫌われた上に鬼神の生贄にされてしまいます。
可哀相な子の切ないお話かと思いきや…この生贄、セオリー通りにはいきません!
村への復讐のため、生贄になるかわりに村を滅ぼせと自ら迫ります。
鬼神に肥えて美味くなれと言われれば「やってやらあ!」と啖呵を切る負けん気の強さたるや。
強気でイジっぱりな雪緒がとにかくキュートなんです◎
そんな雪緒を見初めるのが鬼神・呉葉。
ちょっとイジワルだけれど鷹揚で愛情深い彼は多くの眷属に慕われ、神域で穏やかに暮らしています。
憎しみ合う醜い人間の村に対し、互いを思い合い優しく平和に暮らす妖たち。
生まれて初めて経験する、悪意が見えない生活に雪緒は……
作中のオススメどころは他にもたくさんがございますが、ネタバレにならない範囲で1つ。
雪緒の性格をわかって転がす呉葉がとんでもないメロさなんです…っ!
受をデロデロに甘やかす攻、健康に良いです。
バチイケ男前鬼神×イジっぱり生贄が、甘い甘いお顔をするようになっちゃうまでの深い愛の物語。
どうぞお手にとってくださいね。
皆さんの感想が先生に届きます♥
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(C)suji