薄井いろは先生インタビュー

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薄井いろは先生インタビュー無自覚執着ワンコ×いじらしくて健気な男子！スイーツを通して芽生える甘い恋♥コミックス『口の中に甘く触れて』

2025/04/29 17:00

細かい表情や髪型の変化にもご注目♥

BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第3973回
薄井いろは／竹書房／バンブーコミックス moment
コミックス『口の中に甘く触れて』 4月30日発売
サイン本プレゼントあり！詳しくはインタビュー後に！

STORY
卒業して4年、美容師アシスタントとして働く島崎(しまざき)には高校時代から消えない気持ちがあった。今はカットモデルやスイーツ仲間として“友人”関係をつづけている立山(たてやま)への恋心。ある日、立山から就職を機に「俺をルームメイトにしてよ」と懇願される。持ち前の甘え上手な笑顔に押し切られ、ルームシェアをすることに。だが「いつも甘い言葉を吐くこの唇を、味わってみたい」そう思ってしまった夜――長年の愛に飢えた欲望を見透かしたように立山は触れ…。

――作品紹介をお願いします
「スイーツ好き」という共通点一つで友達関係を続けてきた違うタイプの二人が、ルームメイトをきっかけに物理的距離が縮まり、隠していた心が暴かれる話です。

――主人公たちはどんな攻×受ですか？
無自覚執着わんこ攻×傷つきたくないのに恋を捨てきれない奔放ゲイ受です。
優しくすればするほど相手を傷つけてしまい、恋心を隠せば隠すほど露わになってしまう、裏腹な関係です。
惹かれるままに行動する攻めの立山は受けとの時間が楽しくて、そばにいようとすればするほど傷つけてしまう。
受けの島崎は、自分が引いた境界線を行き来する攻めに振り回されてしまいます。

――今作のこだわりはどのあたりでしょう？
作画において髪の表現を意識しました。受けの職業が美容師ということでヘアスタイルの設定もこだわったのに加え、変化する感情表現によってどのように触れるかリンクさせるよう心がけました。

――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
攻めのワンコっぽさを強調して描くのがとても楽しかったです。

――今作にまつわる裏話はありますか？
好きなデザートを食べていても、別の誰かと一緒だと甘さをあまり感じなかったり…そんな小さなサインが積み重なっていたのかもしれませんが、攻めサイドの展開では強い転換点を与えたかったのでその部分はあえて省きました。

――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
引っ越しで昇降デスクに変えました。高さが調整できるので作業しやすくなりました。

――今、何かハマっていることは？
しばらく手放していた手帳をまた使い始めたことでステーショナリーにハマっています。手触りのあるものに触れていると、頭の中にあることをどんどん外に出して表現したくなる気持ちになり、原稿を描くのもより楽しくなりました。

――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
無事に完結できて、単行本にもしていただいて本当にありがたい気持ちでいっぱいです。色々と頑張った特典を楽しんでいただけるかドキドキしています。

――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
『口の中に甘く触れて』を楽しんでいただけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。

◆担当編集より
静かな熱を秘めたエロティシズムの名手・薄井いろは先生待望の最新刊『口の中に甘く触れて』が4/30(水)に発売です！

今回の攻め・立山は、薄井先生の作品には珍しい“明るく素直なワンコ攻め”。受けに一直線で、無意識に深く固執していて、それが時に相手を翻弄してしまうことも無自覚で…罪な男です(笑)。
一方、攻めに片思いをしてきた受け・島崎は、いじらしく健気な様がとても愛おしく映ります。
スイーツを通して交わらなかったタイプの違う二人の距離が縮まり、関係性が変化する様子が丁寧に描かれています。

また見どころの一つは、いつもは穏やかな攻めが嫉妬や焦燥を抑えきれず、ついぶつけてしまった衝動的な行為。心が通じ合ったあとは一転して、受けの寂しさを優しく包み込むような愛情深い行為への変化。
激しさと優しさ、欲望と愛情。そのバランスとギャップがまさに薄井先生ならではの“感情で読ませるエロス”。とくに最終話の愛にあふれたストレートなセリフは必見ですので、ぜひご注目いただきたいです！

さらに今回は、大ボリュームの小冊子特典も要チェックです！

◆ アニメイト12P小冊子「奥までとろとろバッグプレイ」
◆ Renta！限定12P小冊子「バレンタインのチョコレートプレイ」

どちらも超絶エロスな濃密プレイがたっぷり詰まっています！
各特典の詳細は、下記欄をお見逃しなく♡
『口の中に甘く触れて』どうぞよろしくお願いいたします。