NEW!01/31 睦乃むつお先生インタビュー 稀代の版元・蔦重×謎多き浮世絵師・写楽の恋を描く！新解釈江戸BL♥ 電子コミックス『蔦桜～浮世絵蔦重恋慕譚～』
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2025/01/31 17:00
BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第3890回
睦乃むつお／古川美幸／パルソラ／カクコミフロル
『蔦桜～浮世絵蔦重恋慕譚～』 1月31日～配信開始
サイン色紙プレゼントあり！ 詳しくはインタビュー後に！
STORY
「俺の手を取れ、お小姓」大河ドラマで一躍脚光を浴びる稀代の版元・蔦屋重三郎と、謎に包まれた浮世絵師・東洲斎写楽が織りなす、運命の恋物語が、ここに始まる。時は江戸。吉原で書店を営む蔦屋重三郎の元へ、侍に連れられ、美しい小姓がやってくる。小姓が侍に凌辱されているのを目撃した重三郎は、小姓を侍の魔の手から救うため、行動を起こす。それはただの哀れみか、それとも――。蔦重×写楽の恋を描く、新解釈江戸BL！
――作品紹介をお願いします
江戸を舞台にした新吉原大門前に店を構える希代の版元と、邪な侍に手込めにされている天才面打ち美少年が恋をしたりするお話です。
――主人公たちはどんな攻×受ですか？
年上攻め(重三郎)×健気受け(さくら)です、健気な襲い受けだと思っています。好きな人には自分からアタックしちゃうタイプですね
重三郎の動作は童貞っぽく描いているつもりですが重三郎が童貞かどうかは神のみぞ知る....。
――当て馬や重要な脇役は？
脇役で言えば鉄蔵です。常に場を愉快にしてくれる男で、ネームを切ってても割りと自分から動きまわってくれる男でした。モブ中のモブで言えば蔦屋で働いている頬かむりの男も気に入っています。(勝手に与一と呼んでいる)
――今作のこだわりはどのあたりでしょう？
重三郎のたじたじ顔です。攻めのたじたじ顔はいくらあってもいいですからね。さくらに対する重三郎は常に奥手なイメージで描いていました、庇護欲があるというかなんと言うか....。
さくらはさくらで親心(親心？)子知らずでぐいぐい迫っていくので重三郎の忍耐力が試されていたと思います。
――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
時代物という点もあり作画にも勉強の必要な作品でした。普段全く勉強しないので勉強した分盛り込んでしまいたくなる気持ちを抑えつけるのに苦労しました....歩き回るのは好きなので資料写真を撮りに行ったりしたのは楽しかったです。写真の才が無さすぎて4割ブレてたのはまた後のお話ですが....。
――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
「作画中に洋ドラを一気見しようとしましたが話数が信じられないくらいあるので全然見終わらなかったです」ってインタビュー書きながらまだ見てます。
――今、何かハマっていることは？
編み物を始めました。ぬいに被せる帽子作りをしてますがたくさん作っても家には被せる頭が2体しかないので行き場に困ってます。めちゃくちゃ無心になれるので修行してる気持ちになりますが、なんなら作画より肩が凝るのである意味苦行の類いかもしれません....。
――BL作家になったきっかけを聞かせてください
他誌では読者層的に男女カプを描いていましたが、元々BLが好きだったのと男女カプの引き出しの少なさに限界を感じていたのでBLを紹介していただきました。男女カプだと迷走していた進行がBLだとさくさく出てくるのが不思議で首を捻ってます。
――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
脚本家様や編集さんを始め、関係者の皆様と、一緒に資料写真を撮りに行ってくれた妹に感謝してます。
――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
ここまで読んでいただきありがとうございました。1話に比べてアハ体験的にさくらが幼くなって来ているので最新話のさくらと見比べて全然違う！ と思ったりしてください....興味が出ましたら是非一読頂けたら嬉しいです！
◆株式会社パルソラ編集部より
本作は、江戸時代に実在した稀代の版元・蔦屋重三郎と、謎多き浮世絵師・東洲斎写楽の出会いと別れを描いた物語です。
日本史上最大のミステリーとも言われる「写楽」の秘密に迫る、新解釈の江戸BLとなっています！
脚本・古川美幸先生が手掛ける重厚で繊細な世界観を、睦乃先生がみずみずしい感性で再構築してくださいました。
そして本作はなんと、睦乃先生のBLデビュー作！ 初々しくも力強い描写に、引き込まれること間違いなし!!!!
ここぞ！ というところで差し込まれる美麗なカラーページも必見です♪
男気たっぷり、だけどちょっとヘタレ……な重三郎と、めちゃめちゃ健気、だけどしたたかなさくら。じわじわと「恋」になっていくふたりの関係が、最後には一体どうなるのか……ぜひ見守っていただけると嬉しいです！
皆さんの感想が先生に届きます♥
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(C)古川美幸・睦乃むつお・双葉あおい/パルソラ
