式守先生インタビュー

翻弄されるのはどっち!?実は強引年下攻めvs人たらし上司♥

BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第3826回
式守／彗星社／Glanz BL comics
コミックス『色恋マネジメントで手懐けるはずでした。』11月18日発売
サイン本プレゼントあり！ 詳しくはインタビュー後に！

STORY
もしかして俺、手懐け方間違えた…!? 無愛想な部下・水木の扱いに手を焼いている村上。同期に相談したところ、提案されたのは“色恋マネジメント”。自分に惚れさせてやる気を出させる…ってそんなことできるか!でも、せめてもう少し仲良くなりたいと積極的に距離を詰める村上。ようやく水木の信頼を得たと思ったら…「おちょくんのも大概にせぇよ」部下と仲良くなりたかっただけなのに、なぜ俺は押し倒されてるんだ…!?

――作品紹介をお願いします
馬の合わない上司部下がコニュニケーションを取っていくうちに意図せず色恋管理のような展開になってしまい…といった社内ラブコメです。着想は編集部から頂いたもので、色恋管理という言葉をここで初めて知りました。

 
――主人公たちはどんな攻×受ですか？
ダウナーで減らず口のひねくれ関西人水木と、とりあえず皆仲良く！人誑しノンケ営業マン村上です。どちらも最初の印象は「やりづらい」といった感じです。ですがどちらもはっきり言葉にするタイプではあるので、遠慮のない物言いができるようになってからは意外と上手くいってます。


 

――当て馬や重要な脇役は？
当て馬でも重要でもないんですが川田が個人的にお気に入りです。うるさくて思ったことすぐ口に出して村上にだる絡みして塩対応をされる。描いてて一番楽しいですね。


――今作のこだわりはどのあたりでしょう？
キャラクター性ですね。見た目、中身、行動、口調・・・とにかく読者の方の何かに引っかからないと私のような素人の作品は読んでもらうのは難しいので。できるだけ普通っぽくないキャラを…と思ってたんですが今振り返るとできていたか怪しいですね…。

――今作にまつわる裏話はありますか？
毎話のように村上のアホ毛修正をくらいました。曰く、「少年漫画みたいだから」らしいです。いまだにそれの何がダメなのかわかりません。


――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
上下四隅に埋まっていた親知らずを抜いたのですが、痛いわ怖いわで二度と味わいたくない思い出になりました…。

――BL作家になったきっかけを聞かせてください
ご縁があったからでしょうか。もともと趣味で描いていたところをありがたいことにお声がけいただきまして。何分の初の商業だったので1話の配信が始まった時はめちゃくちゃビビり散らかしてました。いい経験をさせていただきましたね。

――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
おかげさまで単行本化です。様々な方が応援してくださった結果がこの結果だと思うので本当に感謝しています…！自分の本が書店に置かれると言うのが不思議な感覚です。

――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
黒髪受けとかノンケ受けとか年下攻めとか関西人攻めとかが好きな人は良かったら読んでみてください！


■担当編集Oより
超大型新人作家・式守先生の人気作『色恋マネジメントで手懐けるはずでした。』がついに紙単行本化！

この2人の関係性の1番の良さはなんといっても、「コミカルさ」と「エモさ」の絶妙なバランスです。
漫才のようなテンポのいい会話を繰り広げながらも、お互い迷い、想いをぶつけ合い…。
しんみりとした場面もある中で最終的には笑顔になれる、そんないいとこ取りの作品になっています！

また、式守先生もおっしゃっている通り、サブキャラも個性豊かで愛らしい子たちばかりなので、ぜひぜひそのあたりも注目して見てみてください◎

そして表紙は夕日をバックに歩く村上＆水木の構図に合わせ、スタイリッシュな雑誌のようなデザイン。
手元に置いて飾っておきたいおしゃれな一冊です＾＾

ハッピーもエモもエロもすべてを味わえる本作、あなたの心を温めてくれること間違いなしです！

コミックス『色恋マネジメントで手懐けるはずでした。』

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