12/04 もりもより先生インタビュー 孤独に生きる寡黙な竜×居場所を探す人間の人外嫁入りファンタジーBL♥コミックス『イグナートの花嫁 1』
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2024/11/10 17:00
BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第3817回
さとう/講談社/ハニーミルクコミックス
コミックス『マイ・クレイジー・ボーイフレンド 2』11月10日発売(電子のみ)
サイン色紙プレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!
STORY
「僕と友達になってよ」行方不明の弟を探す青年・スズは、ヤクザに絡まれたところをミステリアスな美少年・ハナに助けられる。その正体はヤクザ組織・立華組の跡取り息子で、弟の居場所を知っているという! スズは弟を見つけるためハナと行動を共にするが、危うくも無邪気なハナに惹かれていき…これは友情? 執着? それとも…恋? ヘタレ青年×美少年ヤクザの、ピュアでアブない疾走クライムラブ!
――作品紹介をお願いします
ヤクザの跡取り息子であるハナが中華料理屋の倅のスズに出会い、恋に落ちる話です。孤独だったハナ自らが他人を愛したことで、他人から受けていた愛情にも気づいていきます。
――主人公たちはどんな攻×受ですか?
攻のスズは、漢気はありつつも喧嘩が苦手なヘタレ君。受のハナは小柄な見た目に反して腕っぷしが強い子ですが内面は繊細なので、スズや周りの仲間達に支えてもらうことも多いでしょうね。
――当て馬や重要な脇役は?
ハナが組長代行を務める立華組の幹部「萩」・「六ツ辻」・「紅石」の3人や、スズの弟「真琴」は、ストーリー上欠かせないキャラクターです。それぞれに役割があるので誰が欠けても話が進みませんが、スズとハナの恋路に関わる部分では、特に六ツ辻が二人の背中を押してましたね。
――今作のこだわりはどのあたりでしょう?
商業作品はほとんど初めてのような状態だったので、全体的に必死で…こだわりを見せる余裕はあんまり無かった気がします。
――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
背景を描き込み過ぎてしまって存在感を薄める修正をしたり、アクションシーンが長すぎて10ページくらいカットしたりなど、力の入れどころがよく分かっていなかったのが最初に苦労した点ですね。逆に、編集担当さんとアレコレ相談しながら一緒にお話を作っていくのも初めての経験でしたが、こちらはとても楽しかった点です。
――今作にまつわる裏話はありますか?
主要キャラそれぞれに、本編に入れられなかった裏設定がありまして…スズと真琴の前日譚、ハナと六ツ辻の盃の話は少し描けたんですが、萩さんや紅石の話もいつかどこかで描けたらなぁと思っています。
――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
担当編集さんと打ち合わせと称してご飯に行きますが、仕事っぽい雰囲気だったのは最初の1・2回だけで、最近はだいたい楽しくお酒呑んで終わります。
――今、何かハマっていることは?
最近、とあるミュージシャンの方にハマり、初めてファンクラブに入りました。もともと音楽はよく聴くんですが、何故か今まで縁が無かったので。
――BL作家になったきっかけを聞かせてください
同人誌を作っていたところを、担当さんにお声掛けいただいて。
――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
読んで下さった方に、少しでも楽しんでいただけたら良いなぁと思います。
――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
さとうのインタビューなんぞお読み下さってありがとうございます。とても覚えやすく、忘れやすく、サーチしにくいペンネームですが、また別の作品でもお会いできたら嬉しいです。
◆担当編集より
さとう先生の描かれる生き生きした美麗なキャラクターたちと、ハードボイルドなヤクザの世界が魅力の今作。
完結巻の2巻では、ついに行方不明だったスズの弟・真琴が登場! 登場人物それぞれの思惑が複雑に絡み合う中、ハナに「友達」として接していたスズの心にも、ついに変化が生まれます。
もどかしいスズとハナの純愛の行方がどうなるのか…ぜひ、その目でお確かめください!
個人的におすすめのシーンは、最終話で立華組の幹部メンバーが脱ぐ場面があるのですが…それぞれの刺青の絵が猪鹿蝶になっていてとてもかっこいいので、注目してみていただければ嬉しいです^^
皆さんの感想が先生に届きます♥
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(C)さとう/講談社