12/04 もりもより先生インタビュー 孤独に生きる寡黙な竜×居場所を探す人間の人外嫁入りファンタジーBL♥コミックス『イグナートの花嫁 1』
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2024/10/11 17:00
BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第3791回
せきとう/KADOKAWA/B's‐LOVEY COMICS
コミックス『愛から一番遠い場所』10月15日発売
サイン本プレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!
STORY
泥に沈んでいくような日々。自身のバース性をオメガだと知った人紀。それからというもの幼馴染の世継の視線がときどき怖い…その奥底になんともいえない熱情を感じるから。友人に向けるものではない、何かを。人紀はオメガであることを隠そうとするが世継はそれを許さず、人紀を追い詰めていく…
――作品紹介をお願いします
オメガバースの世界を描いた作品です。主人公は幼なじみのαに無理矢理番にされたΩで、幼なじみから逃げ隠れ生活しているシーンから物語が始まります。
――主人公たちはどんな攻×受ですか?
攻め(世継せつ)はα性の20代で、受けの幼なじみ、ド執着攻めです(ヤンデレも入ってる…かな?)。イケメンというより美形です。
受け(人紀とき)はΩ性の20代で、かつてはハツラツとした普通の少年でしたが、今は人との関りを拒否し、厭世的な部分があります。どこか影のある受けです。
――当て馬や重要な脇役は?
人紀は清掃員として働いていて、職場の人たちから様々な影響を受けます。人紀が清掃員として働くオフィスのエリート社員・花村や、人紀を気にかける同僚の元さん、人紀や元さんの同僚・井栗などが重要な役割を担います。特に元さんと井栗はお気に入りのキャラクターなので注目してもらえるとうれしいです。
――今作のこだわりはどのあたりでしょう?
一番のこだわりは「攻めの執着描写」です。執着攻めが大好きなので、世継の目線一つとっても執着心が垣間見えるように、そして人紀の恐怖が伝わるように描きました。
――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
背景の描写が楽しくもあり、大変でもありました。でも描き切れて満足です。
――今作にまつわる裏話はありますか?
本筋には関係ないですが、ほとんどのキャラクターの名前の中に食べ物を忍び込ませてます。攻め(伊豆嶋世継)は豆、受け(周参見人紀)はにんじん(人参)など。豆と人参は好きな映画から拝借しました。
――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
ヨークシャーテリアのわんこをお迎えしました。かわいくて仕方ない!
――今、何かハマっていることは?
最近古着にはまっていて古着屋をぶらぶらするのが楽しいです。あとは中国茶が好きなので、趣味で中国茶を始めたいと思ってます。
――BL作家になったきっかけを聞かせてください
SNSで漫画をあげていたところ、今の担当さんに声をかけていただきデビューに至りました。素人で右も左もわからないど新人に自由に漫画を描かせてくださった担当さんに感謝です!
――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
初の単行本発売、今も夢のようです。ひとえに支えてくださった担当さんや読者さんのおかげです。ありがとうございます。
――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
幼なじみからの執着、かつてあった友情、番という関係性に苦悩する中で、人紀がどんな決断を下すのか見守っていただけるとうれしいです。
◆KADOKAWA B's LOVEY 担当N-MK2より
WEBでせきとうさんが作品をアップしているときに、その世界に魅了されました。
オメガバースの世界の中に一言では言い表せない人間関係が描かれており、それは一見、主従や支配に見えますが愛であり、許しであり…。
突出した表現で描かれる、追うものと追われるものの物語をぜひご一読くださいませ。
アニメイト:マンガシート【描き下ろし】
コミコミスタジオ:漫画ペーパー【描き下ろし】
とらのあな:4Pリーフレット【描き下ろし】
ホーリンラブブックス:ブロマイド
応援団書店:マンガカード【描き下ろし】
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(C)せきとう/KADOKAWA