12/04 もりもより先生インタビュー 孤独に生きる寡黙な竜×居場所を探す人間の人外嫁入りファンタジーBL♥コミックス『イグナートの花嫁 1』
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2024/10/17 17:00
BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第3797回
ぽにく/イースト・プレス/Splushコミックス
コミックス『桐川先生の下半身が奔放すぎる!』10月17日発売
サイン本プレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!
STORY
カリスマ純愛小説家・桐川穂波の担当編集になった新人の叶。挨拶に向うと、そこにいたのは男女関係なく乱交する変態男だった!? 桐川の繊細で美しい文体に恋していた叶は大ショック! だが、桐川がスランプ中だと知り、叶は気持ちを切り替える。「ファンである自分がなんとかする!」まずは彼のだらしない生活を改善しようとお世話するが……。マイペースでワガママな彼の言動に翻弄されながらも、時折甘えた仕草をする彼に心臓がバクバク止まらない! しまいには「セックスしないと頭が働かない」と言う桐川に、自分が相手になると言ってしまって――!? 性に奔放なカリスマ恋愛小説家×一途で健気な新人編集者体の関係から始まる不器用な二人の沼りラブ!
――作品紹介をお願いします
性に奔放なカリスマ純愛作家の桐川穂波(攻め)と、桐川の文章に恋する新人編集者の叶朝登(受け)の、身体の関係から始まる不器用な恋のお話です。
自由奔放で掴みどころがない桐川に振り回されながらも、次第に惹かれていく叶を楽しんで頂けたらと思います!
――主人公たちはどんな攻×受ですか?
一言で属性を表すと、執着攻め×健気受けです。タイトル通り桐川は奔放な性格だった訳ですが、叶と出会って初めて他人に興味を持ち、執着攻めに目覚め(?)ます。
叶はそんな桐川に振り回されつつも世話を焼き、最初から最後まで一途に桐川を想い続けます。
パッと見の印象だと桐川はガサツで叶は神経質なタイプに見えるのですが、内面的には逆だと思うので、特に後半はそのギャップに注目してみて下さい!
――当て馬や重要な脇役は?
当て馬の咲田は叶が桐川との関係に悩んでいる時に登場するので、桐川より簡単に欲しい言葉をくれそうなお兄さん(そう言うとろくでもないですが…)を目指しました。
あとは主人公たちと周囲の人々の会話が好きなので、編集部のみんなや3話のマナちゃんは楽しく描けました。
――今作のこだわりはどのあたりでしょう?
叶は正直者なので、あまり愛想笑いさせないようにしました。逆に桐川は心を閉ざすと嘘で笑う人なので、話が進むにつれて真面目な表情を増やしました。
また、3話のラストは連載前から描きたかったシーンなのですが、私がノスタルジーを感じるエピソードが好きなので子供時代の思い出の場所に連れて行くことにしました。
桐川が実は素朴な人間なんだということが伝わったら嬉しいです。
――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
初めて経験することばかりで全部大変でした…! まず「プロットってなんですか?」と担当さんに聞き(笑)、ネームも完成させられた事がないので作り方がいまいち分からず、下書きを提出していました。
キャラクター作りについては「なんとか漫画っぽいキャラを作るぞ!」と努力したのですが、背伸びして作った設定の桐川を理解するのに時間がかかってしまい…。
最終話でようやく描き慣れてきた感じです。
絵の未熟さにも苦しんだので数は少ないですが、思った通りの表情が描けたときは楽しかったです。特に4話の泣いてる叶と、5話後半で桐川が叶に見せた笑顔は気に入っています。
――今作にまつわる裏話はありますか?
元々は創作BLで描こうとしていた設定を、暗すぎたので連載用に練り直しました。連載中はプロットの端に「明るくポップに」と描いて自分を律していました(笑)。
連載のおかげで今の桐川と叶になったので本当に良かったです!
それと当初は桐川の本名は穂波だったのですが、担当さんから「叶くんだけが本名を知っているのはどうですか?」と提案していただき、そんなん素敵やないかい…と思いまして、取り入れさせていただきました。ありがとうございます!
――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
友達と九州旅行に行きました。美味しいものをたくさん食べて3日間友達と過ごしましたが、知らない土地とも友達になって帰って来れたような気がしました。また旅行したいです!
――今、何かハマっていることは?
連載中、格ゲー観戦にハマりました。私自身ほとんどゲームはやらない人間なのですが、オンラインだけではなく試合会場に直接行って応援するぐらいハマっています。
原稿中に試合を観ると手が止まってしまうので〆切近くは我慢しました!
――BL作家になったきっかけを聞かせてください
二次創作で漫画を描き始めたのですが、よく分からないまま描いたら最初の同人誌で起伏もないのに前後編140pくらいになってしまって…。
短編の練習も兼ねて創作BLでイベント参加したところ、ありがたいことに現在の担当さんが会場で声を掛けてくれました。
――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
担当さんをはじめ関係者の皆さん、家族友人のおかげで完成した本なので、感謝の気持ちでいっぱいです。自分だけでは絶対描けませんでした。ありがとうございます!
――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
自分が元気をもらったBLで本を出していただけて幸せです。拙いですが読んでもらえたら嬉しいです!
担当編集:Kより
ぽにく先生のデビューコミックス『桐川先生の下半身が奔放すぎる!』は、本日10月17日発売&配信開始!
“性に奔放なカリスマ恋愛小説家×一途で健気な新人編集者の体の関係から始まる不器用な二人の沼りラブ!”です。
カリスマ純愛小説家の桐川の編集担当になった新人の叶が、桐川の乱交中に初対面を果たすという衝撃的な出会いから始まる本作。
自由人で下半身がゆるすぎる桐川の言動に本心が読み取れず、翻弄されまくりながらも、身も心も健気に尽くす叶がかわいそ可愛いっっ!
そして、次第に叶だけに“本当の自分”を見せていく桐川。
性に奔放で愛に疎い攻めが次第に受けがいないと生きていけなくなる、受けに落ちていく様を見れるのも最高です!!
常識外れで変人な桐川が時折見せる弱さのギャップもご注目!
かわいい~♥、キュン♥、切なっっ! 、あま~~い!!! と、様々な感情が押し寄せ、まるでジェットコースターのような作品です!
ぜひお楽しみください!
その後の2人のお話が読める描き下ろしは10P!
電子書籍では特別小冊子(描き下ろし漫画11P含)を収録した、電子特装版も登場予定!
紙と電子どちらもよろしくお願いいたします♪
◆中央書店コミコミスタジオ
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