ディアプラス大プッシュルーキーズの三人目、花村イチカ先生にインタビューしました。初コミックスの表題作シリーズ「キミは甘い甘い…」は、高校生同士のカップル。受けの子のはにかんだ様子が超可愛い♪ フレッシュなカップルです。でも、実は読んでいくと、予想を上回るかなりのエロさ！だったりもするので興奮しちゃいます。Dear+10月号に掲載された続編となる「やっぱりキミは甘い甘い…」もいち早く収録！ 制服姿はもちろん、袴姿もステキな「受け」は激萌えです～☆
――商業誌デビューの経緯と、ペンネームの由来について教えてください
花村
投稿して掲載していただきました。ペンネームは周りの人から勝手に拝借してつないだ感じのまぁ…適当です。
――影響を受けた漫画家について、ボーイズラブの作家さん、ボーイズラブ以外のジャンルの作家さん、両方教えて下さい
花村
私の漫画の心の師匠は上條淳士先生です。そしてボーイズラブとは考えないかもしれませんが鳩山郁子先生の作品にはいつも心の琴線をブルブル震わされます。
――漫画に限らず、好きな絵画・映画・小説・音楽など、作品に影響を及ぼしていると思われる物事がありましたら教えてください
花村
鏑木清方が私の絵の神です。音楽はお話ごとにテーマ曲をきめて聴きながら描いたりしています。
――構図・デッサン・コマなどについて、漫画を描かれるときに、意識されていること、参考にされていることを、教えてください
花村
当たり前ですけど…立体であることを意識して…そのものの質感をだせる様に描けたらなぁ…と思っています。
――これから漫画や絵を描いてみたいと思っている読者へ、先生お勧めの上達術や練習方法など教えてください
花村
あったら教えて下さいって感じなのですが…やっぱり沢山描いてみるしかないんじゃないでしょうか……。あとひと様の意見は素直にのみこむってのも大事だなぁと思います。すいません…こんな答えで…。
――ストーリーはどのようにして考えていますか？
花村
95％くらいがお風呂の中と出先の移動中とかにできています。なのでメモをとるのが大変です。
――ボーイズラブというジャンルに目覚めたきっかけを教えてください
花村
自分でもなんでだろうって思ってたんですけど、よくよく思い出してみると大大大好きな宇野亜喜良氏が装丁をなさったある小説との出逢いがきっかけだったように思います。
――萌える属性、シチュエーションについて教えてくだい
花村
緊縛です。描くときいつもどっかしら何かしら縛っていきたいと考えています。
――いままでに描かれた作品の中から、先生ご自身の一番のお気に入りを、よろしければシーンについても、教えてください
花村
どれにもそれぞれ思い入れがありますが、シーンでいうなら「トランキライズ」というお話の31ページ目の「僕も亜己を抱いてるんだ」というシーンには魂多めに入ってる気がします。
――お仕事が大変なときや終えられたときなどの、リフレッシュ・リラックス方法について教えてください
花村
大変なときには、ひたすらお買い物に行くことを考えています。
――これから挑戦してみたいと思われる漫画について、それはどのような作品か教えてください
花村
今はものすごく実の兄弟ものが描きたいです。美人兄受…。あぁでもドS兄攻にいたいけ美人弟受も捨て難いですね。
～花村先生よりメッセージ～
コミックスを出していただくことになりました。「キミは甘い甘い…」といいます。どうぞ宜しくお願いします。また、お目に触れる機会がありましたらその時は読んでいただけるとうれしいです。どうもありがとうございました。
●Dear+10月号の雑誌レビューに、花村イチカ先生同級生シリーズ読み切り
『やっぱりキミは甘い甘い…』の紹介記事あり！
●Dear+4月号の雑誌レビューに、花村イチカ先生
『トランキライズ』の紹介記事あり！
