ヤマヲミ先生インタビュー

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ヤマヲミ先生インタビュー子どもが寝たらオトナの時間♥激重スパダリ作家×不器用子持ちパパ♥コミック『パパ編集スキトキメキ恋心』

2024/06/05 17:00

家族のほっこり幸せも、2人のイチャイチャもたっぷり楽しめます♥

BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第3680回
ヤマヲミ／芳文社／花音コミックス
コミックス『パパ編集スキトキメキ恋心』6月5日発売
サイン本プレゼントあり！詳しくはインタビュー後に！

STORY
多忙な文芸誌編集者・柚木薫は、愛息子・実と共に担当作家で恋人の黒岩大河と半同棲中。絶賛イヤイヤ期突入中の実に少々手を焼きながらも、大河の協力のもと、まるで新婚さんのような毎日を過ごしている。そんなある日、実を置いて出ていった元妻から連絡が届く。薫が不安に思う一方、大河はもう二度と薫と実を手放すつもりがなく─!?スパダリ作家×子持ち編集者の溺愛生活!!

――作品紹介をお願いします
『パパ編集キストキドキ下心』の続刊『パパ編集スキトキメキ恋心』です。
花音さんでは2度目の子持ちBLで、前子持ちBL作品の『サドのオトコを落とす方法』とは違う設定で子持ちBLをやろうという話になり、前作は歳の離れた弟だったので、今度は息子で死別ではなく離婚でという前提設定の上で現設定になりました。
「とにかく子供がかわいいBLやりたい」と思い実が爆誕しました。

――主人公たちはどんな攻×受ですか？
長年受を好きだったゆえの執着こじらせスパダリ攻×天然ぽやぽや子持ち受です。
攻の黒岩大河の執着が愛ゆえのスパダリというか、必要とされたすぎてスパダリ化が止まらない大河と、受の柚木薫はポヤ～っとしてる天然受を意識して描いてます。
薫はたぶん生まれも育ちもそこそこちゃんとしてて愛されて育てられて順風満帆だったんだろうなという育ちのいい愛され天然受ゆえ憎めない雑さがあるというか…(笑)。
大河×薫はちゃんと愛し愛されなんですが若干かみ合ってないことが結構ありそうな2人で、そこに実という鎹(かすがい)がいてちょうどいいというか…実がいなかったら気持ちがすれ違い続けて破局してそうな気さえしてます。実がいてよかったな～～！
薫自身の成長物語でもあるので、実も薫も成長を見守って頂けるお話になってたらいいな。
大河はずっと変態じみた執着攻で勝手に動いてくれて楽です(笑)。

――当て馬や重要な脇役は？
薫の同期の塩原くんです。作者の代弁者ばりにいいことをちょいちょい言いに来てくれます(笑)。
彼がもしスピンでどうこうなった場合、受にするか攻にするかで担当氏と若干揉めました。
まだ答えは出ていません。

――今作のこだわりはどのあたりでしょう？
繰り返しになりますがとにかく実をかわいく！かわいく！と念じながら描いています。
あと結構センシティブな話題というか、親子だったり夫婦だったりの問題を理想論で描いている部分が多いのですが出来るだけキャラも読者さんも、誰も傷つかないようなやさしいお話にしようと意識してます。

――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
2巻で実の母親が出てくるんですが本当～～～にかわいい女性が描けなくて苦労しました!!!!
楽しかった点は実のファッションショー全般です(笑)。

――今作にまつわる裏話はありますか？
1話の冒頭を実のトイレトレーニングシーン(うんち)から始めようとしたら担当氏に止められました。

――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
推しが死にました。
あまりのロスに締切を伸ばしてもらったし眠れないし30分くらいうとうとしては悪夢で飛び起きる一週間を過ごしました。世の中のすべての推し、死なないでほしい。

――今、何かハマっていることは？
某ジャンルにハマっていましたが推しが(以下略

――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
また続きが描けたらいいな～！と願いつつ読者さんに楽しんで頂けてたらいいなとそれだけです。
大河の実家編とか家族への想いとか、重すぎる片想い話とか大河まだ掘り下げられるな～～～というのと、薫へのラブの重さをもっとお見せしたいなーーーと思ってます。
自分！まだ描けます!!!! 2巻次第なので!!!! よろしくお願いします。

――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
こちらにお邪魔させて頂くのは何年ぶりでしょうか(笑)。
元気してた!!?? はじめましての方どうも！はじめまして！
新刊楽しんで頂けるといいなーーー既刊も色々出てるのでよろしくね！
レビューやいいねなど是非気軽によろしくお願いします！私もモテたーーーーーーい!!!!

担当編集より
今作も息子の実が大変可愛らしく、大河と薫の2人に愛されてすくすく育っています。
先生こだわりの着ぐるみ姿の実もたくさん堪能できます。
幸せいっぱいな家族の姿はもちろん、大河と薫のイチャイチャぶりもたっぷりです。
今作は実の母親から連絡が来るところから物語がスタートしますが、執着が激しい大河が薫と実を渡してなるものかと、スパダリを発揮しますのでぜひ楽しく読んでください！