07/26 木野ハルコ先生インタビュー 幼馴染とのえちちな配信で一発逆転!!エリート淫魔×ポンコツ淫魔♥コミックス『うわさのインキュバスch』
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2024/05/17 17:00
BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第3663回
ビールと塩辛／渋谷六花舎／LUPiNUS
『ウチの神様はお布団』2023年12月26日～配信中
サイン色紙プレゼントあり！ 詳しくはインタビュー後に！
STORY
【掛け布団の付喪神×サラリーマン】雨のち晴れな新感覚ハートフルBL爆誕！ 他人とかかわるのは疲れる── 会社員の太朗（タロウ）は、過去のトラウマから他人に心を閉ざして生きてきた。ある日の夜。仕事を終え、いつものようにまっすぐ家に帰る。必要最低限の物しかない質素な部屋。さっさと寝ようとジャケットを脱いだその時。「おかえりなさいませ。我が主」背後から、男性の声（しかもイケボ）が響き渡った。驚いて振り返ったその先には、どっしりと正座し、うやうやしく頭を下げるあやしい生き物。（いや、生き物…？ ていうか、これってもしかして俺の掛け布団！？）愛用の掛け布団に宿った「神さま」は、タロウの傷ついた心を癒すことができるのか──？
――作品紹介をお願いします
付喪神となった掛け布団×疲れたリーマンの異色BL。
基本ほのぼの、時々ギャグ…
心をもふもっと温める、ハッピーでハートフルなお話です。
――主人公たちはどんな攻×受ですか？
攻の掛布(かけふ)さんは、突如として付喪神となったもっふもふな掛け布団。
紳士的(イケボ)な立ち振る舞いの一方、お茶目な一面も。
主であるタロウの幸せを一番に願い、手探りながらも手助けしようと奮闘します。
受のタロウはどこか愁いを帯びた雰囲気のサラリーマン。
過去のトラウマから他人との関りを避け、常に仏頂面ですが、実は超ばぁちゃんっ子のド天然。
掛布さんのおかげで一皮むけようと努力し始めます。
お互いが｢愛｣に少し消極的ですが、どちらも温厚篤実…そんな二人です。
――当て馬や重要な脇役は？
テツ先輩。
タロウの勤める会社の先輩で、人当たりがよく同僚にも慕われているしごできマンです。
タロウと同じ大学出身で密やかにタロウに思いを寄せており、彼の登場で物語のほんわかムードが一変します。
その他、同僚のモブ女子2人が頻出します。
タロウを最推しする彼女たちのオタクらしい姿にも、是非注目していただきたいです。
――今作のこだわりはどのあたりでしょう？
おひさまのにおいに包まれるような、優しく温かさが溢れるシーンを多く取り入れることを心掛けています。
また、ただの掛け布団の擬人化漫画にならないように気を付けています。
人型はおまけで、あくまで掛け布団状態をノーマルスタイルとして、シーツのしわで表情を出したり、ピョコピョコとした動きを工夫する等、こだわりを持って描きました。
――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
掛布さんの髪形を神様っぽくしましたが見事自爆しました。
邪馬台国の人のやつ、難易度高し…！
次回作のキャラには簡単な髪形をオーダーしようと思います。
――今作にまつわる裏話はありますか？
掛布さんの人型デザインについて、布団時のレトロな柄を背中に反映しようと考えていましたが、
ヤ○ザの紋々のようでいかつくなり過ぎるためボツとなりました。(個人的には大好物です)
――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
明るい話題を思いつかないほど、ずっっっと咳をしていました。咳イズマイフレンド。
飲食中にむせて暴発し、液タブとキーボードを被弾させることは日常茶飯事…。
病弱が過ぎるので筋トレに励もうとすれば肋間神経痛になり…のど飴舐めすぎて歯が全部虫歯にもなりそうです。
厄年とかそうじゃないとか関係ない。
皆さま、くれぐれもご自愛ください。
――今、何かハマっていることは？
今年はホタルイカが大豊漁だそうで、その安さに毎度スーパーで小躍りしかけております。
一仕事終えた後にキンッキンに冷えたビール、そしてホタルイカに酢味噌をつけて……昇天です。一片の悔いなし。
――BL作家になったきっかけを聞かせてください
田舎者が都会でフラフラとしていたところ、各所でステキな方々と出会い、不思議な繋がりによって突然漫画家への扉が開かれ…
奇跡的にBL作家デビューの夢を叶えることができました。
私は決して若くありません。
しかし年齢関係なく、人生とは何が起きるか本当に分かりません…！
人付き合い、大事!!
――配信に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
緊張と感動と感謝と…色々な気持ちが混ざって全穴から汁が出そうです。
このような貴重な経験をすることができたのも、これまで私を導き、支えてくださった方々のおかげです。
本当にありがとうございます。
より多くの方に作品が届きますように…！
――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
はじめまして。ビールと塩辛と申します。
この度はインタビューをご覧くださりありがとうございます。
私がBLの沼にハマったきっかけは小5の時、地元の古本屋で間違えて同人誌を買ったことです。
あの時に見た尻の衝撃は今でも忘れられません。
そんなインパクトのある作品作りを目指しております。
なんとなくお読みいただいた『ウチの神様はお布団』が、少しでも心に残る作品となればこの上ない幸せです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
LUPiNUS編集部 編集担当より
『ウチの神様はお布団』は第3話まで、各電子書籍ストア様で配信中です！
LUPiNUS創刊作品のひとつである本作は、ビールと塩辛先生にしか創りだせない世界観が最大の魅力です。
『掛け布団』と『疲れたサラリーマン』!? このカップリングで一体どんな作品になるの!? と気になった方は、まずは試し読みだけでも是非ご覧ください…！
「疲れた…漫画を読む以外の気力が湧かない…」そんな方にもピッタリの癒し系BL、読後のじんわりとしたあたたかさ確約作品がこちらです！
受けのタロさんは、どこか儚い雰囲気がありながらも、育ちの良さが滲む黒髪短髪の美青年です。
社内にファンがいたり、先輩から密かに想いを寄せられています。
しかし、少年時代のトラウマにより、他人に心を閉ざしたまま日々を送っていました。
愛用の掛け布団に宿った付喪神・掛布さんとの出会いによって、少しずつ本来の自分を取り戻していくタロさん。
タロさんと掛布さんのやり取りは、ほっこり優しい気持ちになります。
攻めの掛布さんは、顔のパーツがないはずなのに、表情や感情がちゃんと見える愛らしいキャラクターです。
かと思えば、紳士的に振る舞う一面もあり、ギャップ萌えすること間違いなし…！
行動原理はすべて『タロさんのため』なので、今後の掛布さんの動きにも注目してください!!
お互いのために誠実に一生懸命な二人を、これからも見守っていただけたら嬉しいです。
皆さんの感想が先生に届きます♥
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(C)ビールと塩辛/渋谷六花舎
