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 月村奎先生 インタビュー

2013/12/03 19:56

小説『teenage blue』(新書館)12月7日発売
高校のモテ男ふう先輩×後輩真面目少年! 月村奎先生の新刊は、12月7日に新書館「ディアプラス文庫」からリリースの『teenage blue』。タイトルが表すとおり、十代のせつなさに萌えること必至のBLストーリーです。先輩は、誰からも好かれるのに誰のものにもならない人気者。彼のそばにいるためには、恋心を隠し続けるしかない……。特典のSSペーパーには、月村作品のファンには特に嬉しいキャラが登場する模様! それでは「801 AUTHORS 108」244回目のゲスト、月村奎先生どうぞ!

Q. 新刊の紹介をお願いします!
表題作は『小説ディアプラス』誌の「ひと目惚れ」というテーマに合わせて書きました。
高校の先輩×後輩がつきあいはじめるまでのお話です。
書きおろしで二人のその先を書きました。

Q. メインカップルはどんな攻×受ですか?
高校の先輩×後輩カップルです。
先輩は明るく世慣れたモテ男ふうでいて、どこか掴みどころのない人。
後輩は真面目でひたむきな少年です。
   
Q. 当て馬や重要な脇役は?
作中の人物と無関係で恐縮なのですが、この本の特典ペーパー用のSSでメインカプに絡めて別作品の波多野という高校生キャラを登場させてみたら、ツンデレをこじらせて変な感じになってしまい、書いていて噴きました。

Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう?
久しぶりに高校生のお話が書きたくて、十代ゆえの自由とか不自由とかにこだわったつもりです。
中高生の頃は一学年の年の差がすごく大きかったなぁとか思いながら書きました。

Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください!
苦労は特になかったです。
いつも楽しく書いています。

Q. 今作にまつわる裏話ってありますか?
攻の友人の丸山をわけありの設定にしてもう一本書こうと思っていたのですが、巻末のSSで彼が再三「女子が好き!」と主張するので、断念しました…。

Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露お願いします!
いつもすごく前倒しで原稿を書いていて、今作も一年半前くらいに書いたので、思い出せません。ごめんなさい。

Q. 今、何かハマっていることは?
果物をのせたトーストにハマっています。
ここひと月くらい、朝食はずっとそれです。

Q. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう?
毎回、初単行本のときと同じくらい緊張します。
今回も今からどきどきしています。

Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
毎度のことながら地味めなお話ですが、ガラスの十代たちに少しでも胸きゅんしていただけたら幸せです。
 
編集部からのコメント
本作は、十代のせつなくてもどかしくて、胸がきゅんきゅんするような初恋BLです。
主人公の受・凛太は、父と二人暮らしだったところへいきなり父が若い後妻を迎えることになり、ちょっと気詰まりな日々を過ごしています。そんな凛太が高校の入学式で出会ったのが、一学年上の攻・梶。凛太と継母が困ったことになった際、さりげない優しさを見せてくれた梶に凛太はひと目惚れして、それから一年……というところから物語は始まります。
凛太は梶の親しい後輩のポジションをキープしています。けれど梶は、誰からも好かれるのに誰のものにもならない人気者。梶のそばにいるためには、凛太は恋心を隠し続けるしかない。一方、家では継母と気を遣い合っていて、相変わらず居心地が悪いまま。十代の高校生にとって学校と家は世界のすべてなので、この状態はキツいです。
そんな状況から凛太がどう抜け出していくのかは……ぜひ本篇を読んでみてください!
さて、そんな凛太が想いを寄せる梶ですが、とにかく素敵です♥ 誰にでも優しくて、少し軽くて、プライベートがちょっと謎。こんな先輩がいたら、凛太でなくとも好きにならずにいられないはず。そして、こんな先輩に振り向いてもらえた凛太がうらやましくなるはずです。カッコいいけれど決して完璧ではない梶の高校生らしさを、どうぞご堪能ください。
人気者の先輩×一途な後輩の学園ファースト・ラブ、読者の皆様にお楽しみいただけますように!!

特典情報
共通:購入社特典ペーパー
配布書店については、新書館コミック&ノヴェルをご覧ください

(c)月村奎/宝井理人/新書館

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