小説『お伽の国で狼を飼う兎』(二見書房)11月25日発売狼×兎の年下攻ラブ! 早乙女彩乃先生の新刊は、11月25日に二見書房「シャレード文庫」からリリースの『お伽の国で狼を飼う兎』。早乙女先生も、まさか「書かせていただけるとは」と驚いたリアル動物の擬人化BLです。ステキな動物たちが繰り広げる恋模様、世界観にどっぷりつかって楽しみましょう! それでは「801 AUTHORS 108」237回目のゲスト、早乙女彩乃先生どうぞ!
Q. 新刊の紹介をお願いします!お伽の国に住んでいる気が強い美人の兎・ラビと、ラビに拾われたチビ狼・ウルフのお話です。
拾われた時はまだガキのウルフですが、狼は二年で性交できるように成長しますので、あっという間に身体が逞しくデカく(もちろんアレも)なっていって、育ての親であるラビに惹かれていきます。
もっとも書きたかったポイントは、拾った可愛い犬コロのような幼狼を大事に育てた結果、飼い犬に手を噛まれるという状況に陥った兎……でしょうか。
Q. メインカップルはどんな攻×受ですか?受のラビは気が強くて曲がったことが嫌いという男前な受ですが、兎ゆえに年中発情して頻繁にえっちしたくなっちゃういます。実はいじめられると萌えるドM体質です。
金色の毛並みを持って生まれたせいで、灰色狼族から追放されたチビ狼を不憫に思い、拾って育てます。他と違ってもいいんだということを、傷ついたウルフに教えます。
攻のウルフは狼のくせにお花が大好きで優しくて頑張り屋。愛しのラビに対しては典型的なワンコです(リアル狼なのに)。
ラビを慕っていますが、成長するに従って兎の発情の匂いに触発されるようになり、本能のままに襲っちゃいます。
欲しがれば流されて抱かれてくれるラビの心が欲しくて、ウルフは頑張ります!
Q. 当て馬や重要な脇役は?お気に入りの脇役は狐のコンです。年中発情している兎、ラビの幼なじみでセフレのイケメン狐です。
ウルフはいつも、ラビが信頼しているコンに嫉妬しています。
Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう?ストーリーの主軸は、群れから追放された狼が、草食動物だけが住む村の仲間たちに受け入れられるまでのお話です。村が凶暴な熊たちに襲われた時にウルフが活躍します!
で、エロに関しても、ソフトSM的な縛りに異物挿入。私にとって初の尿道責め。
あと、ラビのセフレであるコンを交えての3P。
もちろん、こだわりの乳首責めは今回もバッチリだと思います!
Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露お願いします!劇団四季の『ライオンキング』を観に行きました。とっても良かったですが、悲しみのシーンで動物たちが涙を流すシーンで、目から白い紙テープがビローンと伸びてきたのには驚愕しました。演技は最高でしたが、そこだけ笑いをこらえるのに必死でした。
Q. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう?リアル動物の擬人化BLを書かせていただけるとは思っていなかったので、編集部の方々には感謝です。でも皆さんに受け入れてもらえるのか心配でドキドキです。
Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!今作は、通常のエロ営業プラス、ちょっと泣けるところもあるお話ですので、ぜひぜひ読んでみてくださいね。
何年やっていても未熟な私ですが、皆さまに楽しんでもらえる作品を書けるよう頑張りますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
担当編集よりなんといってもウルフの健気さに涙、涙の今作!
毛色のせいで群れから追われた独りぼっちの子供時代。
その後、草食動物たちに認められようと一生懸命働いて、ラビと一緒にいられるよう頑張るウルフに涙がとまりません…!
もちろんエロも盛りだくさん。
心に残るエピソードと、たっぷりのラブエロを補給したいあなたに、ぜひ読んでいただきたい作品です!
特典情報ホーリンラブブックス限定:イラストカード
サイン本ホーリンラブブックス
紀伊國屋書店新宿店
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(c)早乙女彩乃/相葉キョウコ/二見書房