コミックス『ブルーワールド(上)』(一迅社)9月14日発売憧れのクラスメートがゲイだった! 茨芽ヒサ先生の新刊は、9月14日に一迅社「ガトーコミックス」からリリースの『ブルーワールド(上)』。美術系の専門学校に通うスグルと征司は、互いに惹かれあっていた。スグルは征司の才能に、そして征司は……。携帯配信、電子書籍で発表された作品のコミックス化! それでは「801 AUTHORS 108」193回目のゲスト、茨芽ヒサ先生どうぞ!
Q1. 新刊の紹介をお願いします!美術系の専門学校に通うスグル。
才能あふれるクラスメートの征司。
スグルは征司に、絵では絶対に敵わないと思っているのですが、ある日突然征司に告白されて……というお話です。
他にも何人かキャラが出てきてそれぞれ悩んだり困ったりする専門学校青春もの(…?)みたいな面もあります。
Q2. 主要キャラは、どんな子たちですか?受のスグルは普通の男の子です。普通の人なら誰でも持ってる弱さやズルいところがあって、それに悩んでいます。
攻の征司は人を寄せ付けず、絶対に笑顔を見せない眼鏡男子です。でもとにかくスグルが大好きです!
Q3. 今作のこだわりポイントは?征司が最初から最後までスグルを全力で好きなところです。
感情表現をしないタイプなのですが、何があっても、スグルに対してだけは「好き」を率直にぶつける感じにしたいな~と。。
そこだけは揺らがないようにしようと描く前から決めていました!
Q4. 近況、今作にまつわる先生の日常エピソードなど教えてください!第1話を解像度350で描いてしまい、コミックス化にあたり、描き直しました…。
ウッカリ350で保存したとき(まあでも配信だから問題ないよね☆)と思ったのですが、その後コミックス化のお話をいただき、第1話がまるっと描き直しになると気付いて血の気が引きました。。。
Q5. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう?正直逃亡したいです…。
Q6. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!最後は救われるお話なので、良かったら読んでいただけると嬉しいです。
よろしくお願いします!
担当編集より絵では絶対に敵わないと思っていた、クラスメートの征司。
でもその征司が自分を好きだと言う。
自分の気持ちは恋じゃないと知りながら、スグルは征司の手を振りほどけなかった…
茨芽先生の描く、ちょっぴり痛くて切ない、それでいて愛溢れる一冊です!
お互いがお互いを想いながらもうまく心通わせられない二人のもどかしい姿と、スグルの感情の変化…
体は繋げても、心を繋げるのは難しい……
そんな心の動きを茨芽先生独特のタッチで描きあげています!
自分の汚い感情に右往左往しながら征司への気持ちを見つめなおすスグルと、変わらずずっとスグルを好きで居続ける征司の姿は必見です!
茨芽先生も書いてくださってますが、下巻もぜひ楽しみに待っていてください!
(c)茨芽ヒサ/一迅社