小説『山倉造園チョキチョキライフ』(大洋図書)9月6日発売吉沢純先生の新刊は、硬派な植木職人×チャラい職人見習いの襲い受ラブ! 9月6日に大洋図書「SHY文庫」からリリースの『山倉造園チョキチョキライフ』です。二人の関係の始まり、そして深まる過程を思いっきり楽しみましょう! それでは「801 AUTHORS 108」187回目のゲスト、吉沢純先生どうぞ!
Q1. 新刊の紹介をお願いします!植木屋見習いとして働く男子が、ずっと好きなことを秘密にしてきた年上植木職人に、つい色々やらかしてしまって……というお話です。
Q2. 主要キャラは、どんな子たちですか?敦士(受):翔さんのことが好きでなんとかしようと頑張っているものの、悪気なく、自覚なくバカなことする貞操観念のゆる~い23歳。
翔さん(攻):妻に先立たれて色々臆病になっている、パッと見怖いけれど本当は優しい男前38歳。
Q3. 今作のこだわりポイントは?受が好きな気持ちがから回っているところ。
本人は大真面目にそれでいいと思っているけど、実際「それはどうなの?」ということをいろいろやってます。
バカで呆れる人もいるかもしれないけど、バカな子って憎めないよな、……と思いませんか?
Q4. 近況、今作にまつわる先生の日常エピソードなど教えてください!この話とは別にプロットを提出していた別の原稿を途中で自主的にボツにした、なんてことが。
ツンデレと思いながら書き始めたら、全然デレなくて「これは…BLではなくただのBだ……っ!」とハッとなりました。自分は男子がいるだけでニヤニヤする変態なので、BLのBOYだけで満足してLOVEをどっかに忘れてきてしまうことがあります。少し時間を置いて見直して反省しようと思っています。
Q5. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう?もう自分の手から離れてしまったので、あとは野となれ山となれという感じです。
Q6. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!はじめまして、吉沢純です。
「こういう男子いそうだよな」という感じの身近で可愛げのあるキャラの出てくる話をいつも考えています。
おかげで登場人物がバカな感じですが、そういうの憎めなくて好きという方にはおすすめです。よろしくお願いします!
編集部からのコメント吉沢純先生の二作目は植木職人の翔さん(攻)と職人見習いの敦士(受)のゆるくて熱い恋愛ものです。敦士の貞操観念は緩いけど想いは一途なところと、想いを隠そうとしているのに欲望に負けて翔さんを襲ってしまうところなど、読んでてとても楽しくなる作品だと思います。ヒョウ柄のおばちゃんやサルに似た職人のマサさんも含めて、どの登場人物も愛すべき魅力がいっぱいですので、読者のみなさまもぜひ! ガテン系がお好きなら一作目『
シャーク、シャーク、シャーク!』もおすすめです。
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