小説『好きって言いたい』(新書館)7月9日発売7月9日に初文庫『好きって言いたい』をリリースの安西リカ先生。投稿作で雑誌デビューを掴み、新書館「ディアプラス文庫」が期待を寄せる新鋭です! それでは「801 AUTHORS 108」142回目のゲスト、安西リカ先生どうぞ!
Q1. 新刊の紹介をお願いします!イタリアンレストランのオーナーと出入りの銀行員の一目惚れラブでございます。
猪突猛進の年下と、押されまくる年上。
お互いあんまり好きすぎて、ついすれ違ってしまい…というお話。
とにかく自分の理想の年下攻めをこれでもかーっと書かせていただきました。大満足です。
同じ年下攻めのお好きな方に一緒に萌えていただければ、この上ない喜びでございます。
Q2. 主要キャラは、どんな子たちですか?受は洗練された穏やか美人さん、そして攻は不器用なくせにラテン系、一目惚れでいきなりギアを最速に上げて、スキスキスキ、大好きなんですーっ、と押しの一手で迫る若造です。直球ラブ。
Q3. 今作のこだわりポイントは?一にも二にも年下攻めの自分的醍醐味を詰め込みました。
年下には是非がっついてほしいし、不安になってほしいし、あの人にふさわしい男になりたいと頑張っていただきたい。
そんな王道年下攻めを目指しました(鼻息)。
Q4. 近況、今作にまつわる先生の日常エピソードなど教えてください!今作の受はワインを飲みながらささっと美味しいものを作る人なのですが、自分もたいていビール飲みながら夕飯をつくっております。って誰も興味ない情報ですみません。
Q5. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう?おおや先生の美麗イラストに魂を持って行かれておりまして、早く! イラストを! 見ていただきたいっ!
その一心でございます。
Q6. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!はじめまして、安西リカと申します。
年下攻めのお好きな方も、そうでない方も、よければ手にとってやってください。
よろしくお願いいたします!
担当編集より初めて投稿作が雑誌『
小説ディアプラス』に掲載された時から大好評だった、安西リカ先生の初文庫がついに発売になります。人気のポイントは、感情移入しやすい等身大のキャラクターたち。特に受の健気さや、恋愛感情の切なさを書くのが本当にお上手で、今作もそれが遺憾なく発揮されています。受の和泉の、ひと目惚れから両想いまでの一喜一憂に胸をくすぐられ、両想い後のすれ違いシーンでは一緒にハラハラしてしまいました。不安にさせられたぶん、ラストシーンでの幸福感は格別♥ 後半は攻の真二視点になるのですが、真二から見た和泉がかわいいだけでなく年上らしくかっこいいのにも注目です。さらに真二が不器用ながら男らしくて、「おまえになら和泉を任せてもいい」と(偉そうに)思ってしまいました(笑)。
安西先生は小説を書く中で一番好きな作業が「改稿」という、ガッツあふれる頑張り屋さん。編集部でも力を入れてバックアップしていきたいと思っていますので、読者さんにも気に入ってもらえると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします!
(c)安西リカ/おおやかずみ/新書館