09/19 ゆたか先生インタビュー 世話焼真面目ワンコ×不登校ツンデレのドタバタ青春ラブ♥初コミックス『残念イケメン風紀委員がウザすぎる！』
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2021/11/29 17:00
BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第2909回
さとみち／竹書房／バンブーコミックス moment
コミックス『鮫族への捧げ物』11月30日発売
サイン本プレゼントあり！ 詳しくはインタビュー後に！
STORY
タンガタ族の族長の息子・アヴェルは、島の反対側に住むミヤル族へ不満を募らせていた。 “タンガタからミヤルへ、新成人を毎年1名献上する” ――昔から定められているこの忌まわしい掟のせいだ。そんなある日、獣に襲われたところをミヤル族のトゥキリに助けてもらう。意外にも気さくで優しいトゥキリに警戒心を和らげるアヴェルだったが、アヴェルの出血に気づいた瞬間、トゥキリの様子が急変！ 突如人間離れした姿に変わり、なんと発情し始めてしまう。そんなトゥキリに慌てるアヴェル。そう、タンガタ族は「最初の性交で性別が決まる」という特殊なカラダを持つ部族。初めてのセックスをメスとして行うと、メスのカラダになってしまう…っ！ 「だめだっ…俺は次期族長なんだっ…！」抵抗しつつ、アヴェルもまた快楽の渦に飲み込まれ――？
――作品紹介をお願いします
最初の性交で性別が決まる特殊なカラダを持つタンガタ族のアヴェルは、性別を決めるための大事な儀式の直前に森の中で獣に襲われてしまう。そんな中助けに入ったのは鮫の血を引くミヤル族のトゥキリだった。最初は紳士的だったトゥキリだが獣に襲われ血を流していたアヴェルのニオイに興奮、発情してしまい…というオメガバースのようでオメガバースではないちょっと不思議な嫁入り物語です。
最初は鮫の2本のクラスパー(性器)を描きたい…！ という気持ちだけで設定作りから始めました。
――主人公たちはどんな攻×受ですか？
受を溺愛するほんのりワンコな攻(トゥキリ)と褐色美人でちょっぴり天然な受(アヴェル)です。
部族モノなので受攻関係なくどちらも強い男であることを意識しながら描いてます。
――当て馬や重要な脇役は？
アヴェルの父とアヴェルの叔母(叔父…？)のロアです。
メイン二人がやや天然なので比較的常識人なロアがいるとお話が進みやすい気がします。
また、父は単純に描いていて楽しいです…イケオジを描くとテンションが上がります。
――今作のこだわりはどのあたりでしょう？
アヴェルがミヤルに嫁入りすることで、文化や価値観など広い世界を知って成長していくところです。またそんな中でトゥキリに惹かれていく様子が伝わるよう描けていたらいいなと思います。
――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
お話の進め方はもちろん、自然満載の背景、動物とのバトルなど作画が大変だった印象です。ですが普段描かないものばかりでしたので楽しくもありました。
――今作にまつわる裏話はありますか？
アヴェルはクラスパー2本のトゥキリに合わせて二穴の設定でした…！
――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか。
女の子たちが南極に行くアニメにはまり、何度も繰り返し見てました。いろいろ落ち着いたら聖地巡礼がしたいです。
――今、何かハマっていることは？
上記のアニメと飼っているインコに言葉を覚えさせることです。
――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
初めての全年齢コミックスなのでドキドキしてますがすごく楽しみです。
――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
ここまで読んでくださってありがとうございます。
ちょっぴり特殊なファンタジーBLですが、非日常感やエロなど楽しんで頂けましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします！
担当編集より
連載時から大反響、さとみち先生のファンタジー人外BLがついにコミックス化です！
「鮫の血を引く部族」×「負けた者がメスになる部族」という特殊なファンタジー設定をもとに、【年下溺愛ワンコ攻め】×【責任感の強い男前受け】のカップリングが楽しめる、満足感いっぱいの本作。
細部まで作り込まれた圧倒的な画面に引き込まれること間違いなし！なのはもちろん、インパクトの強いエロシーンは要必見！見逃し厳禁です…♥
「鮫の××は2本ある」というところから生まれた(※あとがき参照)本作、 ぜひぜひお手にとって楽しんでくださいね！
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(C)さとみち／竹書房・シュークリーム2021
