小説『ヤクザ、集団感染』(二見書房)6月24日発売松雪奈々先生の新刊は、6月24日に二見書房「シャレード文庫」からリリースの『ヤクザ、集団感染』。イラスト担当の高城たくみ先生とは、松雪先生の著作の中でも人気が高い「
なんか、淫魔」シリーズでもコンビを組んでらっしゃいます! それでは「801 AUTHORS 108」132回目のゲスト、松雪奈々先生どうぞ!
Q1. 新刊の紹介をお願いします!もしもヤクザさんたちが結核に集団感染して隔離病棟へ閉じ込められたら……というお話です。
Q2. 主要キャラは、どんな子たちですか?昔ながらの任侠を重んじる組長 椿
インテリヤクザの組長 剣持
ふたりはおなじ傘下の組長同士なのに仲が悪く、組員たちもいがみあっています。
Q3. 今作のこだわりポイントは?剣持の想いでしょうか。椿への想いが強すぎるせいで互いに誤解し、苦悩する姿をコミカルに書いてみました。
Q4. 近況、今作にまつわる先生の日常エピソードなど教えてください!今度、シャレードさんの編集さんと営業さんに初めてお会いする予定があります。どきどきします。
Q5. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう?はやく現物を手にしたいです。そして高城たくみ先生のイラストを見てにやにやしたいです。今回もすばらしいイラストなのですよ!
Q6. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!こんにちは、松雪奈々です。ちょっと笑えて萌えられる、楽しい作品をめざしました。お手にとっていただけたら嬉しいです。
担当編集より次回作を相談していた電話で、松雪先生がおもむろに「ヤクザが集団で結核になるんです」と。
そりゃやるしかないでしょ! てことで始まった本作品。
組員たちがいがみ合う(でもどこか微笑ましい)傍らで、組長同士はなにやらおかしなことになっています。
椿と同室になり、理性と欲望の狭間で一人体力を消耗している剣持。
そして、犬猿の仲だと思っていた剣持が、まさか自分を邪な目で見ていようとは夢にも思わない椿の困惑振りをお楽しみください♪
椿組の組員たちによる「椿大事!」な姿勢も見所です。
(c)松雪奈々/高城たくみ/シャレード文庫