01/21 冬至冬先生インタビュー 失恋大学生Dom×一途な小学生Sub!ウブキュン♥おにショタラブコメ!コミックス『good boy,花嫁くん』
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2021/09/10 17:00
BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第2834回
Niji/Rush!/Blue&
コミックス『君のそばで眠りたい』9月3日発売
イラストカードプレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!
STORY
物心ついた頃から可愛い物や綺麗な物が好きなせいで、周りから遠ざけられ自分に自信を持てずにいる敏哉。そんなある日、目の前に祇薗という男性が現れる。敏哉は初めて綺麗な"人"に出会ってしまい――抑えていたはずの気持ちが溢れ出てしまった。しかし、そんな自分を否定せず受け入れてくれた祇薗があるお願いをしてきて…「僕と…友達になってくれませんか?」この時敏哉はまだ知る由もなかった――祇薗の笑顔に隠れた暗い過去とその苦しみを―…
――作品紹介をお願いします。
可愛くて綺麗なものが好きな敏哉(攻) が綺麗な容姿の祇薗(受) に一目惚れし、突拍子もない失礼な行動をとるところから始まるお話です。
ですが、綺麗な容姿とは違い、少し雑な私生活と癒えない過去を持っている祇薗の閉ざされた心を、敏哉がそばで徐々に開けていってくれます。ストーリーの素材は私が普段好きだった素材でもあり、また、好きな音楽から大きな影響をもらいました。
――主人公たちはどんな攻×受ですか?
敏哉(攻) は可愛くて綺麗なもの好きなタイプとは正反対の容姿で他人から不必要な誤解をされ、そのせいでだんだん周りから遠ざかっていき消極的な性格に変わってしまうのですが、純粋で優しい青年です。
祇薗(受) は過去にあった不幸な事件で愛する人を失った後、また誰かを愛することを恐れますが、常にその気持ちを思い描いているキャラクターです。
――当て馬や重要な脇役は?
一番の重要人物は、祇薗の初恋であり初めての救世主であった大樹(サブ) です。作品の中で一人として重要ではない人物はいないと思いますが、特に敏哉と祇薗にとって必ず必要な人物であった賢介と遥己、この二人もそうではないかと思います。
――今作のこだわりはどのあたりでしょう?
多少なりともとんでもなく始まった敏哉と祇薗の出会いもそうですが、一番の重点となったのは祇薗の過去ではないかと思います。大樹を失い彷徨っていた中で敏哉に出会い、閉ざされた心のドアを少しずつ開けて敏哉を受け入れていく祇薗の変化を見守ってください!
作品の中で特に力を入れたところは、祇薗が悪夢と幻影を見続ける場面です。恐がっていただけたら嬉しいです(?)。
――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください。
全ての作品がそうであるように、ストーリーを描くことから描いて完成させることまで、苦労をしなかったことはないですが…描きながら一番楽しかったのは、やっぱり大樹を描く時…! 祇薗は苦しかったと思いますが、私はとても楽しく描けました!
――今作にまつわる裏話はありますか?
大樹と祇薗の過去をもっとお見せ出来なかったことが、未だにとても残念です。二人の初々しいラブストーリーをもっとお見せしたかったのですが、苦しい場面しかお見せ出来なかった気がします。
道允と遥己についても全部お見せ出来ず残念です!
――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか。
主人公の敏哉の眉毛に対する話を本当にたくさん聞いて目撃(?) しました。話数が進むにつれて太くなってると…後でとうとう編集者さんから、少し削るようにお願いされたくらいです…(__*)
――今、何かハマっていることは?
最近はBL小説にどっぷりハマってます。新しいウェブトゥーンの仕事も始めました!
――BL作家になったきっかけを聞かせてください。
小さい頃から漫画を読むのが好きではありましたが、作家になりたいと考えたことは全然なかったんです。似てるタイプの作品を探すにつれて、私も描いてみたいという考えをするようになりましたね! ちょっと無謀な始まりでしたがここまで来れました!
――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
わっ、不思議だ!?
――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
実力はまだまだ未熟ではあると思います。それでも気に入ってくだされば! ありがたいです!
担当編集より
BOMTOONでストーリー作家さんであるEun Yul先生と共に韓国で『黒い豆』を連載されていたNiji先生。『君のそばで眠りたい』はNiji先生が著者/作画の全てをこなされた初の作品で、登場人物の傷みと、それに対して自分なりに打ち勝っていく過程をお互いの関係を通じて繊細に解いていく物語です。そんな繊細なストーリーと共に、先生の美しい線とやわらかい色彩を日本の読者の方々へお見せすることが出来て嬉しく思います。
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(C)Niji