01/19 奥田枠先生インタビュー 俺様支配者×気弱なルームメイト♥攻めの死から始まるサスペンスBL!!コミックス『Kの支配者』
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2021/08/17 17:00
BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第2812回
綾野カム/フロンティアワークス/Dariaコミックス
コミックス『初恋の帰る島』8月20日発売
サイン本プレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!
STORY
料理人志望の龍之進とダイバーの七海は、同じ島で生まれ育った二人きりの幼馴染で、いつの間にか抜き合いまでする関係に。つい七海に甘えてしまう自分を変えるため、島を離れることを決める龍之進だが、七海は「離れたって変わらない。俺はたっちゃんが一番大事」と譲らなくて――?
――作品紹介をお願いします
伊豆諸島のとある島で育った二人が、幼馴染から恋人同士になって成長していく物語です。まだまだ半人前だけど元気いっぱい夢いっぱいの料理人志望の受と、受のためなら台風の海にも潜っちゃうダイバーの攻が、お互い好き同士なのに、将来のことを考えるようになってすれ違っていきます。
――主人公たちはどんな攻×受ですか?
大好きで、たぶん世界に受と二人だけでいいと思ってるけど顔には出さない溺愛系攻と、ちょっと鈍感だけど素直で頑張り屋さんな受です。
――当て馬や重要な脇役は?
ちょっとだけ女の子が出てきます。歳の近い男二人だけで育ったという設定なので、女の子と接するようになって自分達のあり方に不安を覚えたりします。
――今作のこだわりはどのあたりでしょう?
もともと自分が旅行に行った伊豆諸島の島がとても綺麗で、いつかお話のモデルにしたいと思っていました。
色々なテーマの中から幼馴染ものにしようと決めて、島と幼馴染を混ぜたときに、すぐに2話目のクライマックスのシーンが浮かんできたので、そこに色々と肉付けしていきました。非日常だけど、実際に起こったら運命的だよね! という出来事をギリギリ現実でも起こりそうな塩梅に描くのにけっこう思索しました。
――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
毎話いちゃいちゃさせたくてページ配分に苦労しました。
――今作にまつわる裏話はありますか?
もともと前後編の読み切りでしたが、その後3話も続けて描かせてもらえることになりました。まだまだ描き足りなかったので楽しんで描けました。
――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
遊園地の観覧車が出てくるのですが、資料を撮りに行ったときに現地到着と同時にカメラの電池が切れて崩れ落ちました。あと一人で乗るのも恥ずかしくてできなかったので、後日知人と一緒に乗ってもらいました…。
――今、何かハマっていることは?
同じ銘柄のコーヒーを3年くらいずっと飲んでます。オーストラリア産です。
――BL作家になったきっかけを聞かせてください
メールボックスに眠っていた担当さんからのメールがきっかけです。ずっと気づかないままで、一年越しにもう一度ご連絡をいただき、これはやらねばとなりました。
――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
最初にお話を考え始めてから1年以上経ってました、ずっとこのキャラ達と過ごせたことは幸せです。担当さんはじめ、デザイナーさんやその他ご尽力くださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
夏にぴったりな作品に仕上がりました、是非読んでいただけると嬉しいです。
担当編集より
抜けるような青空と爽やかな二人のカバーイラストが印象的な綾野カム先生のデビューコミックスは、島で育った幼馴染のラブストーリーです。
同世代が二人しかいない箱庭のような環境で育ったからこそ、たっちゃんを唯一の存在として大切にする七海と、もっと外の世界を知るべきだと思うたっちゃん。
そのすれ違いをどうにか乗り越えようとする七海の愛の強さに、心打たれること間違いなしです!
たっちゃんの普段の元気な姿とエッチ中の色っぽい姿のギャップには、七海だけではなく私もノックアウトされました。
そして、幼少期の二人が、かわいすぎる…!
綾野先生がご自身で写真資料を撮りに行かれた背景が、素敵なシーンを作り出し物語を彩っておりますので、そこにもぜひご注目ください!
描き下ろしペーパー(全2種)
・アニメイト
・一般書店(一部)
描き下ろしリーフレット
・中央書店コミコミスタジオ
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(C)綾野カム/フロンティアワークス