コミックス『生意気な猟犬の躾け方』(大洋図書)5月29日発売山田まりお先生の新刊は、5月29日に大洋図書「ihr HertZ Series」からリリースの『生意気な猟犬の躾け方』。刑事、ヤクザ、そして事件……。ハードな男たちが繰り広げるBLストーリーです! それでは「801 AUTHORS 108」109回目のゲスト、山田まりお先生どうぞ!
Q1. 新刊の紹介をお願いします!ヤクザ、刑事物です。主人公は前に出たコミックス『
忠犬は花を待つ』に出てくるキャラですが、このお話単体でも読めるようにしています。
Q2. 主要キャラは、どんな子たちですか?主人公の亜緒はマル暴の刑事。結構やんちゃキャラだと思います。
タイプの違う二人の男にせまられる話を描きたかったので、相手二人は簡単にいうと、「優等生」と「不良」。
Q3. 今作のこだわりポイントは?主人公のもてっぷり(笑)。ヤクザ、マル暴刑事キャラの顔と犬です。
プードルはしっかり描くと、おっさん顔になる。
Q4. 近況、今作にまつわる先生の日常エピソードなど教えてください!エピソードではないのですが、ヤクザ関係の著書を読むのが好きなのですが、ルポライターいいなと…。
いや、結構命がけなんで、思うだけですけど。
日常の方はぶっちゃけ悪い事が続きました。
漫画が描けるだけでも幸せなのだと、謙虚な気持ちで頑張りたいと思います。
Q5. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう?毎度全然売れないかも…とブルーになる月間です。
Q6. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!ヤクザ物ですが、結構コミカルな部分もありますので、苦手な方も読んでいただけると嬉しいです。
編集部からのコメント今作の主人公・亜緒は西新宿警察署の刑事です。ある事件がきっかけでいわゆる本庁から所轄に左遷されたのですが亜緒はまったく動じません。西新宿署でも始末書はお手の物で、歌舞伎町を狩り場に暴れまくっています。「かわいい見てくれなのにマル暴の刑事」と言われており、すぐに手が出て暴力に訴えます。Sにヤクザに警察官、果てはプードルまでも虜(?)にしてしまう恐るべき男なのです。亜緒のせいでアイデンティティ崩壊の危機に直面する男も…。
お話はシリアスですが、その中にもクスッと笑えるネタがちりばめられています。ヤクザな男たちの勘違いと曲解と錯覚が織りなすラブバトルを、ぜひお楽しみにください。
(c)『生意気な猟犬の躾け方』山田まりお/大洋図書