バーバラ片桐先生インタビュー

本命相手だと上手くいかない!! 健気さ不器用さがいっぱいでキュン♥

BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第2635回
バーバラ片桐／二見書房／シャレード文庫
小説『不埒なこじらせ　～好きで、好きで、好きで～』2月24日発売
サイン本プレゼントあり！ 詳しくはインタビュー後に！

STORY
――まつげ長いだけで、キスしてくれるの？ ホストと刑事として再会した吹雪と武石。淡い想いを抱えたまま二人は保険金殺人の疑いがある女を調べはじめて……。保険金殺人を疑われている対象を調べるために訪れたホストクラブで、刑事の武石は高校時代の友人である吹雪と再会した。ナンバーワンである吹雪の下について潜入捜査することになり、かつてより磨きがかかったその色香から武石は目が離せなくなっていく。一方、吹雪も焦れったい恋心を抱きながら、なんとか武石との距離を詰めようと捜査に協力しようとするが、客の女に連れ去られ前後不覚にされてしまい――!?

――作品紹介をお願いします
高校時代の友人たちで、そのときは告白せずにずっと恋心を秘めてきた受が、20代も後半になってまた攻と出会う話です。攻は刑事で、受はその捜査先のホストクラブのナンバーワンです。


――主人公たちはどんな攻×受ですか？
受……ナンバーワンホスト。世慣れた感じの、プレイボーイ。
攻……刑事。交番で、お年寄りにモテる朴訥タイプ。地域のおまわりさんになるのが目標だったのですが、顔と身体がごついために、捜査一課課長に見込まれてそこにスカウトされました。本人は、まだ組織対策部の担当にならなくてよかったと思っています。
(ヤクザ相手だと、その担当刑事も外見服装が似てくるため)

――今作のこだわりはどのあたりでしょう？
受ちゃんの秘めた恋心。モテモテで相手の恋心など軽く操っていそうな受が、本命の攻相手だと不器用になって、手も足もでなくなるところ。
攻は受のことをずっと無意識に好きだったものの、だんだんと自覚が出てくるところ。あと、乳首が好きです。

――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
コロナ禍だったので、だいたいおうちにいたような記憶しか……。インドアは慣れているつもりでしたが、意外と自由に外出たり、旅行できないのはつらいと知りました。


――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
凪のような……？　

――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
初心に戻って、自分の一番書きたいものを書いてみたので、どうぞよろしくお願いします！

担当編集より
学生ならではの恋の甘酸っぱさと大人だからこその色っぽさが共存した、二つも三つも美味しさが詰まっています！
吹雪の健気さや武石の不器用さに身悶えしつつ、楽しんでいただければ幸いです。

小説『不埒なこじらせ　～好きで、好きで、好きで～』

特典情報

コミコミスタジオ：書き下ろしSS
ホーリンラブブックス：著者コメント入りブロマイド

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(C)バーバラ片桐／小山田あみ／二見書房