小説『1、2の3で恋をする』(フロンティアワークス)4月13日発売高将にぐん先生の新刊は、4月13日にフロンティアワークス「ダリア文庫」からリリースの『1、2の3で恋をする』。天才科学者×平凡リーマンという、興味深いカップルのBLストーリーです。どんな恋が繰り広げられるのでしょう!? それでは「801 AUTHORS 108」82回目のゲスト、高将にぐん先生どうぞ!
Q1. 新刊の紹介をお願いします!イケメン童顔で奇人な博士に治験として惚れ薬を飲まされちゃったサラリーマンのライトなラブコメちょっぴり切なめ、です。
勝手に怪しい薬飲まされていいように扱われて腹が立って仕方がないのに、そんな博士のことが好きで好きでたまらなくなってしまう不憫な受けと、健気な受けを振り回していた攻めのへの「攻めザマァ」展開をお楽しみいただければ、と!
Q2. 主要キャラは、どんな子たちですか?攻めは稀代の天才科学者……なのですが、天真爛漫で大人げないし常識通用しないし自分の興味のあることにはとことん熱中するのに興味のないものは仕事だろうが人だろうがガン無視で、白衣はよれよれ髪はぐしゃぐしゃ、理屈っぽくてマイペース、というThe・理系男子です。勿論眼鏡!
受けは平凡です。地味です。ちりーんとしてます。
Q3. 今作のこだわりポイントは?今回はとにかくキャラ勝負の作品となっております。
イノセントな困った大人の攻めをいかにキャッキャと動かすか、という。
作中を活き活きと動き回ってくれたと思いますので、読者の皆様に気に入っていただけることをただただ祈ります!
Q4. 近況、今作にまつわる先生の日常エピソードなど教えてください!いつも作品を描くときには1~3曲くらい、その作品の「テーマソング」を決めています。そうすると原稿と原稿の間が空いても、再びその曲を聞くと気持ちがスムーズに作品に帰ってくることができるんです。
今作ではずっとAZUMA HITOMIさんの『無人島』を聞いていました。ネットレーベルで無料配信されていますので、よろしければぜひ。
Q5. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう?いつも発売前は「介錯は頼んだ」ってくらい緊張して生きた心地がしないのですが、今作に限っては早く皆様に読んでいただきたくてたまりません。これで文庫9冊目となりますが、こんなにわくわくしているのはデビュー以来初めてです。
今日は頭を使わずに軽~くコミカルなものが読みたいな、という時によろしければお供させてください。
Q6. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!ちるちるユーザーの皆様こんにちは。
いつもいち閲覧者として皆様のご感想を楽しく拝読しては、大好きな御本へのラブコールに私もモニタの前で何度も何度も頷いたり、気になっていた作品が絶賛されていればスパーンと背中を押されて即ポチさせていただいております。
これからも楽しいレビューをたくさんお聞かせください! そしてもしよろしければ拙作にも自由なご感想をお寄せいただければ幸いです。
編集部からのコメント惚れ薬によって十年来の友人である猫実を好きになってしまった主人公・サトシの、初々しい程の恋心と、その恋心が“偽物”だという事実への葛藤を描いた、渾身の一作です!
顔は可愛いくせに、ドSでマッドサイエンティストな猫実が、不覚にも恋する乙女のようになってしまうサトシを実験体として追い詰めていくさまが、個人的には大好きです。
サトシの、男らしいのに無駄に乙女、という思考回路が可愛くて可愛くて。
高将先生の、もどかしいキュン! が、めいいっぱい詰め込まれた作品です。
日々の癒しにもなる一冊かと思いますので、お疲れの時のお伴にどうぞ!