西本ろう先生インタビュー

BLニュースは標準ブラウザ非対応となりました。Google Chromeなど別のブラウザからご覧ください。

西本ろう先生インタビュー 圧倒的顔面描写力にひれ伏す!! 狡猾な二世俳優×ドジっ子パパラッチ コミックス『このキスは記事にできない』

2021/01/23 17:00

相容れない2人の駆け引き!シーソーゲームから目が離せない!

 


BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第2604回
西本ろう/祥伝社/on BLUE comics
コミックス『このキスは記事にできない』1月25日発売
サイン本プレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!

 

STORY
カルト的人気 狡猾俳優×弄ばれるパパラッチの駆け引きシーソーゲーム! 超人気俳優・本田龍のスキャンダルを撮った記者のマナトは、その本人に捕まってしまう。男でも見惚れる容姿と風格。しかし、上品な外ヅラとは真逆の狡猾さを本田は持っていた。「これが口説き方だ」とうそぶく本田に、ろくな抵抗もできないままマナトは処女を散らされる。さらには、その姿を撮影されてーーー!?

 

――作品紹介をお願いします
二世俳優攻め×パパラッチ受け、相入れない2人の駆け引きシーソーゲーム。
超人気二世俳優・本田龍(攻)と芸能記者・真夏斗(受)が夜の街でたまたま遭遇するところから物語は始まります。
そこで攻めの龍は誰もが知ってるはずの “本田龍(自分)” を、芸能記者のくせに「知らない」という真夏斗に対して不信感を抱くことに。
これをきっかけに真夏斗は龍との恋愛ゲームに巻き込こまれていきます。
また龍には公表できない秘密があって…… というお話です。

正反対の2人、芸能人、身分違いの恋のキーワードを軸にストーリーを描きました。



――主人公たちはどんな攻×受ですか?
攻めの本田龍は名俳優と称される父親が経営する事務所に所属する二世俳優。
容姿端麗、持って生まれたカリスマ性を発揮する人気俳優として描きました。
向かうところ敵なし完全無欠状態の攻め・龍にも内に秘めた彼なりの悩みを持っていて……。
属性でいうと“俺様”に近いですかね……? とても自信家でプライドも高め、少し天邪鬼な面もあります。
一方受けの真夏斗は攻めの龍とは正反対の性格です。ドジっ子で素直。そして空気が読めてないところがあります。
多少イラっとしてしまう設定も受けなりの魅力の一つとして描きました。
とりあえずなんでも言っちゃう。それ本人に言っちゃうの!? とネーム中、何度か担当さんと笑った覚えがあります。
真夏斗の空気の読めない発言は何事にも忖度なく自分の気持ちをストレートに伝えられる彼自身の最強の武器なのかもしれません。
内に溜めて悩むのが苦手なのです。

――当て馬や重要な脇役は?
今回当て馬らしい当て馬はいません。受けに彼女がいることですかね。
私のお気に入り脇役キャラはマネージャーの木戸さんです。ストーリー中で彼が一番振り回されています。
木戸さんの紹介していいですか?
強烈な存在感を放つ主人公の龍と龍パパ2人に囲まれ本人霞んでますが、違和感なく2人の横に並べるくらいのスタイルと容姿は持っています。
龍パパと同世代の木戸さんは龍パパとの付き合いは長く、私の頭の中で(この2人過去になにか関係があったのでは……!)と勝手に妄想するくらいには萌える立ち位置のキャラでした。





――今作のこだわりはどのあたりでしょう?
2人の表情を見て欲しいです。
特に攻めの表情の変化は見どころだと思います。龍は自分史上もっとも顔が良い設定なので緊張しながら頑張って描きました。

あと後半で2人がとある場所に行くのですがそこは一番描きたかったシーンでもあり力が入りました。

――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
攻め・龍の俳優としてのキャライメージを崩さない扱いには苦労しました。
私は攻めのかっこ悪いところを描くのが好きで、たまにその欲望に赴くままキャラのイメージを無視して暴走することがあるのですが、
その暴走を食い止め上手く舵を取ってくれていたのが攻め厨の担当さんです。
私がキャラ悩んでいる時、しっかりと支えていただきました。
ご本人が覚えていらっしゃるかわかりませんが
連載当初「ろうさんが受け厨で私(担当さん)が攻め厨だからバランス取れて相性いいんですよ」と言ってくださったことにとても勇気付けられましたし、嬉しかったです。



――今作にまつわる裏話はありますか?
受けの真夏斗は連載当初考えていた外見と違っていたりします。

――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
原稿の合間に引越しをしました。部屋探しから引っ越すまでの期間があまりなかったのでめちゃ大変でした……(笑)。
あとちるちるさんのインタビューごとにご報告していますが、甥っ子が3歳になりました!
私の漫画家デビュー年に産まれたので、甥の年齢で私の作家年数がわかる仕組みになっています。もう丸3年…… 感慨深いです。

――今、何かハマっていることは?
ハマったのは遅めですが「どうぶつの森」にハマっています。

――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
個人的なことにはなりますがこの作品に関してはこれまでやってきたストーリー作りとは違うベクトルから切り込んだので、
スタート時はどうなるかと不安だったのですが主人公2人に引っ張られる形で無事連載を終えることができました。
結果的に私にとって最高の作品になりましたし転機となる作品になりました。
支えてくださった読者さんや担当さん、描かせてくださったon BLUEさん、関わってくださった皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。

――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
誰でも読んで頂けるお話になっています。
ぜひお手に取っていただき、龍と真夏斗、2人の選んだ未来をどうか見守ってやってください。
楽しんでいただけましたら幸いです。
どうぞ宜しくお願いいたします!



担当編集より
西本ろう先生の圧倒的顔面描写力でお送りする『このキスは記事にできない』ついに発売です。
週刊誌カメラマンの受はスキャンダルを追いかけるうちに、ターゲット本人とー……!? という今作。龍(攻)が真夏斗(受)を翻弄する数々のワナは表情・仕草・囁く声、どれもこれもときめき必至です!! 面白いくらいコロッと引っかかってしまう真夏斗ですが、その素直さにだんだんと龍も救われていきます。ラブシーンはぜひ、龍の顔圧や声など妄想の出力を最大にしてお読みください^^ キュンとしたところや感想をぜひお手紙で先生にお伝え下さいね!♥

 

コミックス『このキスは記事にできない

 

 

特典情報

 

 

12P小冊子付き電子特装版
その後のごほうびエロを全ページ描き下ろし♥
※通常版・特装版それぞれ1月25日(月)紙単行本と同日配信開始★

・応援&電子書店ペーパー
・アニメイト4Pリーフレット
・とらのあな4Pリーフレット
・コミコミイラストカード
・ホーリンブロマイド

詳しくはon BLUEホームページ

 

ちるちるユーザーサイン本プレゼント

 

発売を記念して、サイン本をちるちるユーザーにプレゼント! 以下のボタンよりご応募ください!

サイン本プレゼント応募

 

(C)西本ろう/祥伝社 on BLUE comics

関連作家・声優

関連外部サイト

PAGE TOP