01/19 奥田枠先生インタビュー 俺様支配者×気弱なルームメイト♥攻めの死から始まるサスペンスBL!!コミックス『Kの支配者』
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2021/01/07 17:00
BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第2588回
奥嶋ひろまさ/SHOOWA/秋田書店/プリンセス・コミックスDX カチCOMI
コミックス『同棲ヤンキー 赤松セブン(3)』1月15日発売
サイン本プレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!
STORY
エイトに襲われそうになったところをセブンに助けられた赤松。だが、翌日赤松が目覚めると、セブンは姿を消していた。セブンの壮絶なる過去を知った赤松が出た行動とはーー!? 住む世界の違った二人の一緒に過ごした鮮烈なる日々は、なにものにも変えられない。一つ屋根の下での生活は、戻ってくるのか!? はたして、赤松とセブンの二人の運命は、どうなるーー!?
――作品紹介をお願いします
SHOOWA 原作:SHOOWA、作画:奥嶋ひろまさ先生によるケンカから始まって同棲し、時にトンチキや周りに流されながらも生き方や愛を模索し人生を育む男の子たちのお話です。
――主人公たちはどんな攻×受ですか?
SHOOWA 死ぬ以外は大概どうにかなる人と人生素直に歩いていいのだなと兆しが差してきた人。
――当て馬や重要な脇役は?
SHOOWA セブンと赤松の周りにいる人全員。みなそれなりにその人間の考えで動いてこうなったので。個人的には親戚のおじさんと赤松家の猫が好きです。
――今作のこだわりはどのあたりでしょう?
奥嶋 絵に関して言えば、男らしい所は今まで通りで良いと思いましたが、恋したり惚れたりする表情は愛らしくなるように気を付けました。
――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
SHOOWA 1巻のマッサージチェアのシーンなどもそうですが担当さんから、たとえばこんなことが、と狂った展開を聞くとそれを奥嶋先生の絵で想像すると面白い! となって展開に組み込むのに苦労はしますが、組み込めた時に楽しかったです。また、ネームの段階でただ仲の良い男の子がわちゃわちゃしてるだけになってしまうことが多く、手をつなぐなどキュンとするところなどもアドバイスいただき足したことが何度かありました。なるほどと思うことも多く勉強になりました。
最終話の最後は決まっていたのですがコマ割りとカットに関して細かくパターンをいくつか作りどちらにするかで最後の最後まで本当に悩み繰り返し担当さんと相談しました。
――今作にまつわる裏話はありますか?
SHOOWA 15話でそのままセブン身辺整理周辺の話を書こうとしたら暗い話が続いたしコロナ渦で外に出れないし楽しい話にしましょう! と担当さんのアドバイスでそうしますかと急きょなった事です。エピソード的には前から打ち合わせで話に出ることもあったことなのでここに入った感じになりました。過去回想尺の都合で時間経過を構想段階から変更し(一回家に帰る→銃を買う→もう一度現れる)後半鷹栖邸でのセブンの部屋のシーンなど没にしました。
奥嶋 裏話は裏話のままドロンしたいと思います。
――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
SHOOWA 『赤松』は少年誌男性漫画家さんが初めてBLの作画を手掛けてくださる、いわばジェンダーを特徴とした作品ではありましてご感想に少年漫画そのままのテンポとノリ、男性が書いてるだけあってと枕言葉を多く目にしました。構成セリフネームまで生物学上では女性の私が書かせて担当させていただいておりますが、知らない方も多いと思います。もちろん奥嶋先生の素晴らしいキャラクターの表情、動作、精密な絵で説得力も増し相乗効果は多大だったと心得ています。半面、キャラの行動を調整して王道なBLになったと個人的には思っています。
決してこういったご感想が嫌だったということではなく、私もですが人間がこれだけ目の前にあるジェンダーイメージに左右さてるものなんだなと意図しなかった形で感じることができ今回面白い体験をしたなと思いました。
奥嶋 打ち合わせの二次会で行った2丁目のバーで、刺激的なことがありました。
――今、何かハマっていることは?
奥嶋 タイBL。
――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
SHOOWA 最後までこぎつけてよかったです。
奥嶋 最終巻なので、これを機に全3巻まとめ買いして頂ければありがたいです。
――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
SHOOWA これから読んでくださる方にもすでに最後まで読んでくださった方にも繰り返し読んで楽しんでもらえる作品になったら嬉しく思います。また応援いただきましたこと、本当にありがとうございました。最終巻、どうぞよろしくお願いいたします!
奥嶋 『同棲ヤンキー 赤松セブン』はこれで終わりですが、僕自身のBL挑戦は始まったばかりなので、これからも叱咤激励して頂ければと思います。
カチCOMI編集部より
SHOOWA先生原作、奥嶋ひろまさ先生作画の最強タッグで贈る『同棲ヤンキー 赤松セブン』ついに完結です。3年間、ずっと赤松とセブンを見守ってきました。ケンカから始まった二人が、一緒の部屋に住むことになり、それぞれの過去やパーソナルな部分に踏み込んでいき、お話は深く深く出口のない海へと沈んでいきました。そんな離れ離れになってしまった2人が、このあと何を望み、掴むのか……。赤松とセブンの二人の物語がどんな結末を迎えるのかは、ぜひその目でご確認ください。『同棲ヤンキー 赤松セブン』は赤松とセブンのまぎれもない愛のお話です。読後、最高の世界が見られるはずです。赤松とセブンの物語を生んでくださったSHOOWA先生と、凄まじい画力で表現くださった奥嶋先生、そしてこれまで応援してくださった読者さまに感謝を! 未読の方はぜひこの機会に一気読みをよろしくお願いします!
特典ペーパー情報
・アニメイト
・コミコミスタジオ
・ホーリンラブブックス まんが王
・応援書店
・喜久屋書店
・コミックシーモア
・Renta!
・電子書籍共通
ほか、キャンペーンや書店特典などはこちらのサイトをご参照ください。
発売を記念して、直筆イラスト入りサイン本をちるちるユーザーにプレゼント! 以下のボタンよりご応募ください!
(C)SHOOWA・奥嶋ひろまさ(秋田書店)2019
コメント3
匿名3番さん(1/1)
待望の赤松セブン3巻、電子で購入しました…!これから読むのが楽しみです…!
奥嶋先生の描かれた「家庭教師の岸騎士です。」も先日発売されたばかりで、読了しましたが面白かったです。「岸騎士」は奥嶋先生一人で描かれていて、でもちゃんとBLっぽくて(キス未満の微BLですが)、とても良かったです。ギャグ多めで気軽に読めてかつトキメキも感じられる作品でした。男性が描くBLというと、ガチなゲイ漫画か、ロリと見紛うようなショタものという先入観が個人的にはありましたが、奥嶋先生のBLは全然そんなことはありませんでした!
匿名2番さん(1/1)
タイBLに驚きです。気になりますね……。
SHOOWAさんのコメント、深く頷きました。作り手のジェンダーに読み手が左右されるのは、なんというか…なんていうんでしょう。難しいですね。どこか純粋じゃないような…でもそれも面白さなのかも。
最終巻も本当に面白くて、奥嶋先生の描かれるBLがもっと見たいと思いましたし、SHOOWA先生の作品をこれからも見させていただきたいと思いました。ここで伝わるかどうか分かりませんが、ありがとうございました。
匿名1番さん(1/1)
イヤー!超楽しみにしてた作品です。最終巻か。心して読まねば。あと一週間、待ちきれないなー。