楔ケリ先生インタビュー

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楔ケリ先生インタビュー 男前β×強気Ωの最上級の愛、堂々完結!! 2人の恋の行き先は…! コミックス『狂い鳴くのは僕の番;β 3』

2020/11/26 17:00

性や摂理に逆らってでも、愛し抜く。今作も涙なしでは読めないっ!

 


BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第2546回
楔ケリ/竹書房/バンブーコミックス アメイロ
コミックス『狂い鳴くのは僕の番;β 3』11月26日発売
サイン本プレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!

 

STORY
鵜藤の真意を違え、白取の元へ走った雀部。彼の懇願を受け入れた白取はうなじへと口を寄せる。雀部は “好きな人の傍にいるために” 鵜藤は “好きな人は幸せであって欲しい” という想いの果て―― 決定的に断絶してしまった二人。心では愛を求め、肉体は番を求める。共に生きたいと願いながらもαの番となった身体では抱き合うことも叶わない。互いを想い、それでも上司と部下に戻った鵜藤と雀部。そんな彼らを見つめる白取は、ある記憶をたどっていた…。世界の理に抗ってでも、身体は拒絶したとしても。何を引き換えにしても選びたい、恋に逢えたから。

 

――作品紹介をお願いします
狂い鳴くのは僕の番;β』の3巻目です。こちらでいよいよ最終巻になります。
デビューコミックスだった『狂い鳴くのは僕の番』から4年ほどが経ちましたが、温かいご声援のおかげでなんとかここまでこれました。
βゆえΩとの恋を諦めていた営業マン鵜藤と、鵜藤に思いを寄せつつも生きづらい環境ゆえαと番になることを選んだ新卒Ωの雀部の話です。 
ふたりらしいβとΩの恋の行方を見守っていただけたら嬉しいです。



――主人公たちはどんな攻×受ですか?
鵜藤(β):元ヤン兄貴年上攻め(大手企業課長)×雀部(Ω):ツンデレ強がり系年下受け(大手企業新卒)
シリーズ1作めの高羽(α)×烏丸(Ω)カップルもふたりのを見守る感じで少し出てきます。 



――当て馬や重要な脇役は?
鵜藤の元同期である白取(α)について前刊よりも掘り下げられると思います。連載時からなんかあるの?といった反応をいただいてたので、ぜひご自身の目で確認していただければ嬉しいです。
また烏丸が新人時代の頃思いを寄せていた飛永を描いたショートも収録していただきます。
無印を懐かしめたりこんなこともあったのかといった内容だと思うので、未読の方にはぜひ読んでほしいです。 




――今作のこだわりはどのあたりでしょう?
全部。


――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
ずっと苦しい恋をしていた鵜藤と雀部だったので、ふたりの色々な顔を描けて楽しかったし私自身幸せでしたね。これが描きたかったという場面がたくさんあります。


――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
デビュ―当時から使っていたコミックスタジオと液タブが同時に死んで、強制的に漫画作業をクリップスタジオに乗り換えないといけなくなったのがいい思い出です。最悪の夏でした。 

――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
7冊目のコミックスになります。ラッキーセブンにあたる巻がこの狂僕β最終巻なのがなんとなく嬉しいです。
未だにコミックス発売前は緊張と楽しみ半々ですが、今はとにかく鵜藤と雀部の恋を読者のみなさんにお届けできそうで安堵しています。


――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
楔ケリです。ここまで読んでくださりありがとうございます。
オメガバース×リーマンものを描きたいと描き始めた「狂い鳴くのは僕の番」シリーズ。
オメガバースものの多くがΩとαメインで、脇役になることが多いβ。
彼らが本気で恋をしたらどうなるんだろうと描きはじめたβ編がいよいよ完結になります。
鵜藤と雀部、それから白取の答えを見守っていただけたら幸いです。
どうぞよろしくお願いします。

担当編集:アメイロ編集部 担当編集より
『狂い鳴くのは僕の番 ;β』連載開始から約3年半、本当に多くの応援が支えとなり最終巻をお届けできることができました!

1巻では〈Ωを敬遠するβ×βを蔑むΩ〉、2巻では〈恋は罪と遠ざけるβ×恋を屠ったΩ〉と形容した鵜藤と雀部。最終巻となる3巻はまさに〈愛と生きたβとΩ〉と変化を遂げました。
連載中、ケリ先生は苦心しながらも「愛」について探求してらっしゃいましたが、その果てに行きついた今作らしい “最上級の愛の帰結” です。
オメガバースの世界で逃れられない性差を軸にしながらも、ひとりの人間として生き方を選択する「強さ」と「美しさ」が、これでもかとドラマチックに描かれていて涙なしには読めないです…!
一度は一緒に生きることが難しいと手を放しても、諦めなければまた結び直せることができる―― 温かい力をもらえるラストになっています。

そして脱がない男で有名な鵜藤がついに…! (鵜藤はどんなセックスをするんだろう… )と思われていた方へ、最高のアンサーをケリ先生が描いてくれたと思います。
鵜藤と雀部らしい飾らないセリフの応酬や行動が可愛くて甘酸っぱくて…でも決めるところはエロエロな雄が全開で。読みながら溶けてしまいそうになること必至です!
こういった何気ない描写がケリ先生は本当にお上手で、いつも惚れ惚れしますね。キャラクターが魅力且つ生きてる! と感じられる大きな要因の一つかと思います。
いい兄貴分で自身の欲を後回してきた鵜藤。愛に無知で、Ωの身体に後ろめたさを感じてきた雀部。そんな二人だから迎えた“ハッピーエンド”をぜひご覧ください。

β編はひとまず完結を迎えますが、なんと前シリーズ『狂い鳴くのは僕の番』高羽と烏丸の続編が決定しております!
何年も前から「この2人の話が読みたい!」と熱烈なお声を頂いたお陰です。鵜藤と雀部、そして高羽と烏丸をこの先も見守って頂ければ嬉しいです。どうぞよろしくお願い致します!

 

コミックス『狂い鳴くのは僕の番;β 3

 

特典情報

 

 


◆有償特典
アニメイト:A4クリアファイル&4P漫画リーフレット(描き下ろし)
とらのあな:アクリルキーホルダー&4P漫画リーフレット(描き下ろし)
漫画全巻ドットコム:コミックス4冊セット+クリアボックス(描き下ろし)

◆通常特典
コミコミスタジオ:B5クリアファイル
ホーリンラブブックス:描き下ろし漫画ペーパー
特約店:描き下ろしイラストペーパー

◆電子配信
コミックシーモア:描き下ろし漫画ペーパー
Renta!:描き下ろし漫画ペーパー
その他電子書店:描き下ろし漫画ペーパー

 

その他情報

 

<スマートフォン限定 キャラクター診断ゲーム>
コミックスの内側の帯のQRコードから特設サイトへ

 

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(C)楔ケリ/アメイロ・竹書房

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コメント1

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匿名1番さん(1/1)

おお、高羽&烏丸の続編がみられるとは。

狂い鳴くといえばやはりこの二人

カッコよくてエロい烏丸さんをもう一度見られるなんてうれしすぎる

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