01/19 奥田枠先生インタビュー 俺様支配者×気弱なルームメイト♥攻めの死から始まるサスペンスBL!!コミックス『Kの支配者』
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2020/09/16 17:00
BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第2473回
須坂紫那／フロンティアワークス／Dariaコミックス
コミックス『恋愛式が解けないそのワケ』9月18日発売
サイン本プレゼントあり！ 詳しくはインタビュー後に！
STORY
35歳の冴えないゲイ・行真は、訳あって田舎へ戻ることに。ある日、バーで颯というクールなイケメンに口説かれ押し倒された直後、彼が17歳も年下の高校生と判明!! 何もせず帰らせるが、翌日勤め先の塾でまさかの再会。さらに、初恋の男の息子だと分かり――!? 恋愛対象外だと颯を遠ざける行真だが、「昔から好きだった」と何度も真剣に告白される度、次第に心動かされ……。
――作品紹介をお願いします
アパートの立ち退きや会社の倒産などの不運に見舞われ舞い戻ってきた田舎町で、初恋の相手の親友のその息子の颯(17歳差)に言い寄られる35歳塾講師、行真のお話です。
未成年(しかも親友の息子)と恋愛は出来ないと突っぱねる行真ですが、持ち前のポジティブさとバイタリティーでもって果敢に口説いてくる颯に次第にほだされていき…
――主人公たちはどんな攻×受ですか？
一見クールな美形高校生…しかし受の行真の前ではベタ甘ワンコな年下攻めの颯、そしてそんな颯に振り回され気味の気苦労人のメガネ男の行真が受です。
――当て馬や重要な脇役は？
颯の父親であり、行真の高校時代の親友で初恋の相手の秋生が出てきます。が、奥さんが大好きなので恋愛に関わってくることはありません(笑)。
――今作のこだわりはどのあたりでしょう？
行真は見た目普通を目指していたお陰もあり、気を抜いて描けたので凄く楽しく描けました。眉毛をいくらでも太く出来たので新鮮で楽しかったです。
あとは…二人の住んでる田舎は地方都市の隣の隣くらいの閑散とした田舎町で大した娯楽もない為、TVや雑誌で見る都会で流行っているものへのミーハー心が抑えきれない若い颯…みたいなのをちょこっと感じていただけたらいいなと思います。
――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
颯がイケメン設定だったので毎度大変でした。髪のベタは大半をアシさんが頑張って美しく仕上げてくださったので頭が上がりません。ありがとうございました…！
――今作にまつわる裏話はありますか？
第一話のプロットを提出した時点では実は受攻が逆の設定でした。しかし話の進み方や二人の性格をもう一度練り直し、颯が攻で行真が受の方がしっくりくるなって満場一致で現在のCPに落ち着きました。
攻設定だったころの行真はもうちょっとくたびれたオッサンだったので若返って良かったねって思ってます。
――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
田舎の話だったので地元がどんな程度の田舎なのかって話を担当さんと言い合って「あるある～～～!!」ってなったのが楽しかったです。数百メートルの距離を車で移動しちゃうとか。
――今、何かハマっていることは？
薔薇を育て始めて3年目なのですが、今年初めて1苗を病気でだいぶ弱らせてしまって…しかしようやく息を吹き返したのか芽を出し始めたので喜び泣いております。
――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
ダリアさんは隔月誌…しかも2度ほどお休みもいただいたこともあり、長い時間を共にした1作となりました。
沢山の方々に支えられながら何とか無事発売にこぎつけたこと、有難く…安堵しております。
今作で通算8冊目となります。有難い限りです。
――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
最後までご覧くださりありがとうございます、須坂紫那と申します。
エロティックさよりはほのぼの？あまあま…？ な今作ですが、少しでも楽しんでいただけたら何よりです。
雑誌派の方にはその後の二人の描き下ろし漫画を楽しみにしていただけたら…と思います。
(連載時には果たせなかった念願のアレが！)
どうぞよろしくお願いいたします！
担当編集より
須坂紫那先生の初のダリアコミックスは『恋愛式が解けないそのワケ』！
いろいろあって実家に帰省した行真が、18歳年下の初恋の男の息子・颯から猛アタックをされるお話になります。
高校生の颯は基本的にクールな雰囲気ですが、行真の前でだけまるで犬のように「大好き！」を伝えてきてくれます。
おすすめ部分は先生もおっしゃっているコミックス描き下ろし部分です！
本当に可愛い二人が愛おしくなること間違いなしの本作、ぜひお楽しみください♪
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(C)須坂紫那/フロンティアワークス
