青井秋先生インタビュー

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青井秋先生インタビュー 作品を介して心を通わせる… おおらかな書生×人見知りな作家の恋物語 コミックス『ゆうづつは藍にとける』

2020/08/29 17:00

 美しすぎる…! 詩的で繊細な心理描写に心が浄化されます

 


BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第2455回
青井秋/大洋図書/H&C Comics ihr HertZシリーズ
コミックス『ゆうづつは藍にとける』9月1日発売
サイン本プレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!

 

STORY
駆け出し作家の久世慎太郎は、恩師の家で下宿をすることになる。そこでは葛木章吾という書生も世話になっていて、人見知りの久世には少し居心地が悪くもあった。ある日、久世は習作を書いてきた葛木の指導を頼まれる。最初は渋々相手をする久世だったが、次第に普段の快活な葛木からは想像もできないような作品に圧倒されていき──

 
――作品紹介をお願いします

駆け出し作家の慎太郎が下宿先で章吾という書生と出会い、その第一印象から気が合わない相手だろうと苦手意識を持つものの、少しずつその内面を知るにつれてもっと相手の事を知りたいと思うようになるお話です。
ゆっくりお互いの共通点を見つけて理解を深めていく先輩後輩のような関係を描きました。




――主人公たちはどんな攻×受ですか?
葛木章吾という書生と、久世慎太郎という駆け出し作家です。
表層の印象としてはおおらかで明るい章吾と生真面目で神経質な慎太郎ですが、段々と互いの心の内側を知り惹かれ合うようになります。


――当て馬や重要な脇役は?
慎太郎のかつての親友が大きな過去の存在として出てきます。あとは恩師の先生家族がお気に入りで描いていて楽しいキャラ達でした。

――今作のこだわりはどのあたりでしょう?
随分前に連載していた作品で、色々と納得のいかない部分の絵をほぼ全ページ修正しているうちに大分時間が経ってしまいました…ので、画面でしょうか。CPの設定もずっと描きたかったものでした。



――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
上記の回答にかぶりますが、連載当時手が追い付かなかった部分を修正加筆した点です。あと、描き下ろしは最近描いたものなので、見比べて頂くと面白いかもしれません…。

――今作にまつわる裏話はありますか?
連載開始前のプロット段階では慎太郎が恩師の先生にかつて叶わぬ恋をしていたという設定も考えていました。それを色々と修正しているうちに過去の親友とのエピソードに。


――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
あとがき執筆時、丁度作業環境をiPadメインに変えた頃だったので色々試行錯誤した思い出があります(フィルムを吟味したり、ペン先を各種試したり、設定を色々変えたり)。

――今、何かハマっていることは?
ものを作るのが好きなので、裁縫や工作をしたり、最近料理の楽しさに目覚めて色々な料理本を読んで勉強しています。植物の歴史にも関係してくるのでそこも面白いです。



――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
長い事気にかかっていた作品なのでやっと世に出せる…!とほっとしています。編集さんにも多大な感謝を…。

――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
ここまで読んで頂きありがとうございました。もし少しでも気になるところがありましたら、手に取って読んで頂けると幸いです!

編集部より
青井秋先生の久しぶりのBLコミックスになります。
物書きである二人がお互いの作品を通して深く知り合っていくのですが、その過程が繊細で緻密な描画と詩的で幻想的な文体によって、大変美しく表現されています。隅々まで丁寧に編み込まれた青井先生の世界に、是非どっぷり浸っていただきたいです。

 

コミックス『ゆうづつは藍にとける

 

 

特典情報

 


特典情報
●アニメイト様全店(一部店舗を除く)→描き下ろしペーパー
●コミコミスタジオ様→描き下ろしペーパー
●とらのあな様全店(一部店舗を除く)→描き下ろしペーパー
●ホーリンラブブックス様・まんが王倶楽部様→描き下ろしペーパー
●協力書店様共通→描き下ろしペーパー

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(C)青井秋/大洋図書

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コメント13

投稿順|最新順

匿名12番さん(1/1)

キャラクターの名前ですけど、中身はほぼ名前で呼び合ってるのであまり気にならないかと思いますよ。
私は読んでる最中は苗字も忘れてるくらいで、全く気になりませんでした。

匿名10番さん(2/2)

電子版の第二話、1,2ページ目が雑誌掲載時のカラーというのは、電子共通でした。大変失礼いたしました。

匿名11番さん(1/1)

せっかく雰囲気良さそうな作品なのに名前が気になって集中出来ない
すごく残念。
時代背景が明治大正ってのもあいまってさらにフラッシュバックする
これ絶対好きな作品なのに絶対集中できない哀しい。

明治大正BLが大好きなんですよ…
好きだからこそ気になるってありますよね。

匿名10番さん(1/2)

シーモアでは【電子限定カラー】版となっていて、9/22まで立ち読み増量中です。
第2話の、雑誌掲載時のカラーを再現したページが美しいです。おすすめ。
紙本で購入済ですが、電子版も購入しようかしら。

匿名9番さん(1/1)

青井秋先生の作品が大好きなので、新刊とても嬉しいです!百年結晶目録、爪先に光路図、ステラリウム、どの作品もとても繊細で素敵なお話なので何度も読み返しています。
新刊は数年前に連載していた作品とのことで知らなかったので、手に取れる日が待ち遠しいです!楽しみー!

匿名8番さん(1/1)

なんでこんなに騒がれているんだろうなと思ったら
名字が人気作品とかぶってたのか。
これがマイナーな作品だったら騒がれてなかっただろうけど、
この作品は信仰する人も多いですしね。「話題作り」とか言われてご愁傷さまです。
連載が7,8年前の作品だから当時気づいて無くて今気づいていたらさぞ出しにくかっただろうね。

匿名7番さん(1/1)

一部漢字違うし、知ってるけど自分は気にならない派です
表紙絵ステキだなあ

匿名6番さん(1/1)

憂鬱(ゆううつ)ですね。
ご本家がどう言われるかですが。

匿名5番さん(1/1)

作品を知ってたら何で?と気になりますよね…敢えて話題作りなら成功なのでは?
私は二人の名前が気になって作品が入ってこないし、読む気にはならないかな。

匿名4番さん(1/1)

???
名前、何との関わりがあるのか分からない
作者が言及してないなら黙っているほうが賢いかと

匿名3番さん(1/1)

私は気にならないけどな…

匿名2番さん(1/1)

やはりそこが気になりますよね…

匿名1番さん(1/1)

久世(くぜ)と葛木(かつらぎ)!?何これ偶然?笑

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