SILVA先生インタビュー

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SILVA先生インタビュー尻フェチドクター×魔性クズノンケのジェットコースターエロコメ!! コミックス『辺田先生の診察室初回限定版』

2019/05/11 20:23

無理なら勃たせるまでだ…！スポーツ級のハードエロスに注目♥

BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第1982回
SILVA／キルタイムコミュニケーション／Cerise Rose
コミックス『辺田先生の診察室初回限定版』5月17日発売
サイン本プレゼントあり！詳しくはインタビュー後に！

STORY
無理なら物理で勃たせるまでだ！胃腸消化器科医師・辺田帷(へんだとばり)は、クールな見た目に反して可愛いもの好き! そんな彼の秘密…それは、熱烈なお尻フェチ！診察で尻をみる機会も多い辺田だけど「患者に勃起しない」をポリシーとしてデスクにある指人形にズボズボしながら日々を過ごしていた。ドMなハートと理想の尻をもつ、タフで淫乱なかわいこちゃんに出会う日を夢見ていたある夜、病院の玄関前で倒れていた青年・久保寺(くぼでら)を拾う。尻に異物が入ってしまったという彼を診ると「こ、この尻は…!!」。美尻ノンケ青年に、ヘンタイ先生の愛ある調教生活!!

――作品紹介をお願いします
以前ebookJapan様とhonto様で共同開催された「ガチンコ架空BL帯対決!!」という企画の第二弾で優勝した作品をコミカライズさせていただいたのが、この漫画です。
ebookjapanのそろえす★様ご発案の、「辺田先生の診察室」というタイトルと主人公の辺田先生の基本設定をお預かりして肉付けをさせていただきながら、私のオリジナルキャラである受の郁哉とドッキングさせました。
消化器内科医の辺田先生が急患として現れた女ったらしのノンケリーマン・郁哉と運命の出会い果たし、メディカルピンクサロン(診察室)でゲイセックスに目覚めさせる、ハッピーエロコメです。

――主人公たちはどんな攻×受ですか？
変態×変態です。
攻の辺田先生は尻フェチで、究極の尻を探し求めている愛したがりの絶倫変態です。一周回ったSなので、プレイの時はMの郁哉が喜ぶ範囲で厳しめ。ただし恋にのめり込むとちょっと面倒くさくてグズグズです。
受の郁哉はおっぱい大好きな魔性クズノンケ。明るくてとても単純な愛されたがりの好き者です。快楽主義なのでちょろすぎますが、そこが彼の可愛いところでもあります。
恋の本気度が上がってゆくほど振り回し、振り回される立場が逆転してゆくおもしろいコンビです。

――当て馬や重要な脇役は？
辺田先生の行きつけのバー「bar franc」のママと、同じく常連でママのリア友のしーちゃんという二人組。どちらも個性的でお気に入りです。
共感型のしーちゃんは先生の気持ちに寄り添って、クールなフランママは一歩引きつつ、ここぞという時にさりげない一言で恋に迷える二人をそっとサポートしてくれています。

――今作のこだわりはどのあたりでしょう？
もともと3話完結の作品でしたので、ジェットコースターに乗っているような勢いでどんどんページをめくりながら気楽に笑ってもらえるような、ライトなエロコメディを目指しました。
繊細で美しい絵のギャグ漫画に憧れているので、ちょっとでも近づけたらいいなという気持ちで、作画はしっかりと丁寧に描くことにこだわりました。
裸体の美味しそうな肉感、郁哉の尻のプリプリ感、辺田先生の手や指の動きにはエロさと支配欲がにじみ出るように執念を込めました(笑)

――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
郁哉タイプのキャラが自分の引き出しにあったことに驚きました。
とにかく彼はしぶとく自由奔放に動き回るので、連載中、エロシーン以外はイタコのように彼をこの身に憑依させて、ほとんど自動書記ような感覚で描いていました。
こんな体験は初めてだったのでなかなか楽しかったです。

――今作にまつわる裏話はありますか？
フランママを気に入ってくださる方が多く、たくさんの応援をいただいたお陰で彼を主人公にしたスピンオフ連載が決まりました。
スタートに向けて鋭意準備中です。

――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
海外の読者様にたくさん応援していただことです。アジア各国、米国、英国、北欧、ヨーロッパ…世界各国にお住まいの日本人の方、そしてネイティブな方からご感想や応援、お手紙をたくさんいただきました。お一人お一人の日本のBL漫画に対するお気持ちや、海外でのお買い物事情を伺いながら、電子媒体の利点を実感しました。
そして、BLに限らずですが、日本の漫画を愛する海外の読者さんたちが、もっと手軽に便利にご購読出来る環境が整い増えると良いな、と強く願うきっかけにもなりました。

――今、何かハマっていることは？
まだまだ“ポケ森”です。癒やされていますかわいい。

――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
緊張しています。気楽に読んで笑っていただきたいといいながら、著者は不安と緊張でガッチガチです。
連載開始から約3年、長い間ずっと応援してくださっていた読者さんたちが紙書籍化を喜んでくださっていることが本当にうれしいので、ご期待に応えられる一冊に仕上がっていたらいいなと祈っていますし、楽しんでいただけたらいいなぁと。
はじめましての皆様にも、この機会にお試しただけたら嬉しいです。

――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
インタビューを読んでくださってありがとうございました。
3話完結予定だった作品が6話になり、スピンオフまで決まり、そして紙書籍化へ…みなさんの応援の力の強さをこれほど感じた作品はありません。頭をカラッぽにして気楽に読んでいただきたい本作です。どうぞよろしくお願いいたします。

BLfranc編集長より
ebookjapanオリジナルの電子BLレーベル「BLfranc」にて連載していた本作品を、この度スリーズロゼ様より書籍化していただけることになりました。PRする機会をいただきまして、大変うれしく思います。
『辺田先生の診察室』はebookjapanで行われた「架空のBLコミックス帯を皆で考えよう！」という読者参加型の企画から生まれた作品で、キャラ設定と「挿れさせてくれないか(指を)」というキャッチのみの素材からSILVA先生が溢れるセンスで素敵な作品に昇華してくださいました。

「お尻フェチの変態医師、辺田先生」×「おっぱい大好き魔性クズノンケ、郁哉」のスポーツかという勢いで繰り広げられるハードなエロスは見ごたえ抜群。
攻である辺田先生に思わず感情移入して応援したくなる稀有な作品で、ラブ要素もバッチリ！

SILVA先生と一緒に、読み終えたとき「ハッピーな気持ち」になっていただけるような作品作りを心がけていましたので、楽しんで頂けたら嬉しいです。

eBookJapanでは、1話まるごと無料配信中ですので、ぜひお試しくださいね。どうぞ、よろしくお願いします。