01/19 奥田枠先生インタビュー 俺様支配者×気弱なルームメイト♥攻めの死から始まるサスペンスBL!!コミックス『Kの支配者』
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2019/03/22 17:54
BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第1934回
三田六十/東京漫画社/MARBLE COMICS
コミックス『俺はニーチャ』3月22日発売
サイン本プレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!
STORY
6人兄妹の長男で両親は共働き。高2ながら家事と兄妹の面倒をみてきたニーチャ。家族や同級生たちからも“ニーチャ"と呼ばれ、名前で呼ばれることなどほとんどない。そんな時、ひょんなことから知り合った風俗店の店長・安達に名前を呼ばれたニーチャ。心に満たされるものを感じ、「 もっと店長に名前を呼ばれたい」と風俗店でバイトをすることに…?!
――作品紹介をお願いします
6人兄弟の長男のニーチャがとあることがきっかけで風俗店でバイトをすることになり、その風俗店の店長・安達とのラブストーリーです。
――主人公たちはどんな攻×受ですか?
アラサー風俗店店長דお兄ちゃん”な高校生です。
主人公のニーチャは6人兄弟の長男です。家族の事も好きだし家族の為に良いお兄ちゃんでいたいと思いながらも、密かに心に持っている本当の気持ちは誰にも言えず…そして甘え慣れていません。
安達は箱ヘルスの店長です。アラサーでゲイの安達店長は最初はニーチャの事を「普通の高校生」としか見ていません。ですがその「普通」の中に隠れているニーチャの気持ちに触れる事でニーチャを一人の男の子として見つめていきます。
――当て馬や重要な脇役は?
お気に入りはニーチャの弟や妹達です。とくにちーちゃん(末っ子の赤ちゃん・女の子)ですが、いろんな場所で描きたくて仕方なかったです^v^ 担当さんもお気に入りです。
――今作のこだわりはどのあたりでしょう?
お互いに年が近かったり学校や会社が同じだったり…とゆう共通点が無い二人なので、二人が向き合っていくエピソードを毎話描き出せるように心がけました。
お互いの容姿(年齢・身長・雰囲気)などの違いが明確になるようにキャラクターを描く時は気を付けていました。
――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
ニーチャの心の軌道を「これだ!」と見つけれた時はとても嬉しく楽しかったです。苦労があるとすればニーチャの心を見つけられるまでの時間なのですが、それも含めてとても楽しかったです。
――今作にまつわる裏話はありますか?
コミックス発売に向けてだいぶ描き直しをいたしました。今作が初フルデジタルでしたので1話から最終話までの中で作画の違いがコミックスではなるべく出ないように…頑張りました。
――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
執筆中は液タブを置いている机の横に飲み物机を置いているのですが…色んな種類の飲み物を置くのが好きでだいたい5種類くらいあります。今見るとコーヒー、水、麦茶、1日分の飲む鉄分ヨーグルト、モンスターエナジーがあります。
――今、何かハマっていることは?
ペットボトルのほうじ茶ラテに突然ハマりました。上記の飲み物机の中に飛び入りしたルーキーです。
――BL作家になったきっかけを聞かせてください
私は持ち込みからのデビューでした。その時に見て下さったのが今の担当さん、『俺はニーチャ』の担当さんです。持ち込み作の『アイロニックメタファー』を本誌に掲載させていただけて、その後は『暴走妄想オーガズム』という前後編を描かせていただき、そして『俺はニーチャ』の初連載&初コミックスという経緯になります。
私事ですが、持ち込み前のBL原稿がありますのでいつかSNSにUPできたらいいなと思っております。
――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
初コミックスを出していただける事にとてもドキドキしています。すごく緊張しているのですが、読んで下さった方に「BLっていいな~ 好き!」と思って戴ける一冊に『俺はニーチャ』がなってくれたらとワクワクもしております!
――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
はじめまして三田六十(みたろくじゅう)と申します。
初コミックス『俺はニーチャ』ですが、ニーチャがお話の中で…特に2話で思っている事は実はみんなが思っている事なんじゃないかな…と、はっと思い描いた物語です。
誰かの特別になりたかったり、自分だけを見つめてくれる誰かを求めたり…。その気持ちがどんな気持ちなのかもわからないまま17歳のニーチャは一生懸命走ります。
ニーチャが答えを見つけられるのかを、皆さまに見届けていただけましたらとても嬉しいです。
初コミックス『俺はニーチャ』を宜しくお願い致します。インタビューを読んで下さった皆さま、ちるちるさま、本当にありがとうございました。
担当編集:東京漫画社担当 Nさんより
『俺はニーチャ』は、お兄ちゃんとしか必要とされていないのでは? と悩み、家族は大好きだけれどお兄ちゃんとしてだけでは自分がなくなってしまう気がする…と自分を探す高校生のニーチャが、風俗店の店長・安達と知り合うことで成長するラブストーリーになっています。
三田六十先生とは、持ち込みにきていただいてからの付き合いになるのですが、もっと長い付き合いのような、あっという間だったような…3年でした。
持ち込みにきていただいた時にも感じたのですが、BLを描きたい! という熱意がある方だなという第一印象で、それは一緒にお仕事をさせていただくことになった今でも変わらず感じることです。勉強熱心で、物事を吸収して自分に取り込む才能がある作家さんです。
三田先生には驚かされることが多々ありまして…アナログからデジタルに変更してしばらくした頃。線がきれいになって急にこなれた作画になったんです(ニーチャの4話だと思います)。びっくりして「どうしたんですか? 何かしたんですか?」ってきいたことがありました。よく「ペンの設定を変更した」とか他の作家さんできいたことがあったので、そうなのかな?ときいてみたら「液タブにフィルムを貼っただけです」と。
今まではフィルムが貼っていなくて、ペン先が滑ってしまい作画にすごく時間がかかってしまっていた。ペンが滑ることによって、100%の作画がでていなかったとのことでフィルムを貼るだけで「こんな変わるの?」と思ったのをすごく覚えています。
今回コミックス収録にあたり、100%以上の力で修正をしていただいたので、かわいいニーチャとかっこいい店長を全話でご覧になっていただけます。
掲載誌を持っていただいている方は、こっそり見比べてみてください。
共通:初版のみ描き下ろしペーパー封入
アニメイト限定:描き下ろし4Pリーフレット
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(C)三田六十/東京漫画社