01/19 奥田枠先生インタビュー 俺様支配者×気弱なルームメイト♥攻めの死から始まるサスペンスBL!!コミックス『Kの支配者』
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2019/02/24 18:20
BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第1909回
柏木真/竹書房/バンブーコミックスmoment
コミックス『イミテーションメイト』2月27日発売
サイン本プレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!
STORY
エリート家系に育った司は、父親の会社で役員をつとめる理想的なα。そんな司はある時、高校の時のライバル的存在であったαの良紀に再会する。しかし、飄々とした良紀は、αらしからぬその日暮らしを送っていた。再会を祝して飲むうちに、つい「Ωの相手はもういい」と本音をこぼす司。「α同士も楽しめるよ」と言う良紀に、言葉巧みに誘われ、抵抗しつつも快感に翻弄されて激しく抱かれてしまう。そしてその関係は一度きりでは終わらず……。こんな不毛な関係、いつでも止められると思っていた。身体の変化に気づくまでは――。
――作品紹介をお願いします
自由奔放でαらしくないαの千田良紀(せんだよしき)×エリート家系で育ったαらしいαの白須司(しらすつかさ)のオメガバースです。
高校卒業してから疎遠になっていた二人が、社会人になってしばらくしてから偶然出会い再び交流するようになります。「攻めが受ける」というのが好きで、“オメガバースのα=攻め”という大前提を知り、攻めを受けにするにはこれしかない! と描かせていただきました。
――主人公たちはどんな攻×受ですか?
受けの前では優しいけど、実のところ二面性アリの腹黒いドクズ攻め×家庭で抑圧されて育ち、過去のトラウマからΩ嫌いになった精神的に少し脆い受けです。
――当て馬や重要な脇役は?
司の義理の兄の大和(やまと)です。弟として司のことを想っているのに、言葉選びが下手くそでなかなか伝わらず司とギクシャクしてます。
比較的攻めらしい見た目のキャラになったかな? とデザインした時は思ってたのですが、担当さんに「義兄が一番受け」って言われて難しいなあと思いました。
――今作のこだわりはどのあたりでしょう?
二人の過去話かなと思います。非常に分かりにくいですが、ちょっとしたセリフ(やりとり)が過去にしていたことからきていたものだったり、ちょこちょこ話が繋がるようにしたつもりなので気づいてくれたら嬉しいです。
――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
とにかくページが足りなくて、決まったページ数内でおさめるのに苦労しました。もっとページ数があったらな~と思うところが結構あって、漫画って難しい…と再確認しました。
性格悪そうな顔を描くのが好きなので良紀の顔を描くのは楽しかったです。
――今作にまつわる裏話はありますか?
打ち合わせの時に担当さんに、オメガバースはα受けが好きですと伝えたら「この人駄目だ~~~~」と言われたのですが、説得が成功してα受けの今作を描かせていただくことが出来ました。α×αが駄目だった場合、β×αかΩ×αを提案するつもりでいましたが、どちらも説得に失敗していたら普通にα×Ωの正しい形のオメガバースを描いていたかもしれません。
――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
うちで飼ってるわんこが、今まではおやつを目の前にほうっても口を開けないで顔面でキャッチして不服そうな顔をするだけだったのですが、なんと! おやつがくると分かると口を開けるようになりました! 開けるだけですが、いつか口でキャッチできるようになってもらいたいですね。
――今、何かハマっていることは?
苺のショートケーキにハマってます。以前からケーキの中ではショートケーキが一番好きなのですが、ケーキ屋さんで何種類か苺のショートケーキがあると全種一気買いしてしまうくらいです。あまりたくさん買うと家族に怒られるので、最近はちょっと控えめにしてます。
――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
今回、単行本作業の時間が少なくて怒涛の締め切りラッシュが終わると発売日がもうすぐそこで…。エッもう発売されるの? 嘘でしょ? というカンジで、イマイチ実感が湧きません…
――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
ここまで読んでくださってありがとうございました!
こうして単行本を出させていただくことが出来るのは、担当さんと電子で読んでくださった読者の皆様のおかげです。本当にありがとうございます。
担当編集:moment担当編集より
美しく色気ある男性を描く柏木真先生の初オメガバースとなる今作は、なんと定石を覆すα(アルファ)×α! いわゆるαらしいαである正統派エリートの司が、「この俺がΩの真似事みたいな…」と抵抗しつつも抱き尽くされます。
彼を組み敷くのは、司とはまた違った、自由人でとらえどころのないαの良紀。どちらも主導権を譲らない攻×攻らしい攻防戦と駆け引きに、引き込まれること間違いなしです。
そして、物語は意外な展開を迎え……!?
“番”というセオリーに抗うように、身体を繋げ続ける二人のαの運命やいかに。
ぜひ見届けてください!
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(C)柏木真/竹書房・シュークリーム 2019