吹屋フロ先生インタビュー

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吹屋フロ先生インタビュー 父の仇を討つハズが… 年下ワンコ×孤独元暗殺者! 親子2代、壮大な愛の物語!! コミックス『仇椿ゆがみて歯車』

2018/12/08 15:28

号泣不可避の激情!! 憎悪は塗り替えられる? 超弩級400P超

 


BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第1829回
吹屋フロ/リブレ/ビーボーイコミックスDX
コミックス『仇椿ゆがみて歯車』12月10日発売
サイン本プレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!

 

STORY
憎くて愛おしい、命をかけた剣と肉の交わり。稀代の剣の達人・間宮に押しかけ弟子入りした侍・一馬。その真の目的は父の仇討ちだったが、間宮の剣のすさまじい美しさと生き様の寂しさにどんどん惹かれてしまい…。また間宮も一馬の目的を知りながら、その天真爛漫さに、自分が斬った彼の父親の面影を重ね心が揺れる。互いにどうしようもない激情で体を重ねてしまった二人。しかし無常にも仇討ち試合は迫り来る―!

 

――作品紹介をお願いします
時代物で、受は攻の仇(かたき)という立場の仇討ち物語です。攻は仇討ちのつもりで父を殺した受に近づいたはずが一緒に暮らす内に…!? という展開で、受は受で過去の自分と向き合う内に…!? といった感じで互いが己(おのれ)の矛盾と葛藤しつつその距離を縮めていきます。


――主人公たちはどんな攻×受ですか?
攻の一馬は素直で一直線な年下ワンコ系です。髪が長い方が受の間宮で、過去の恋愛をトラウマとして引きずっています。二人とも剣の名手で、特に受の間宮は暗殺稼業をやっていた事もあり人を斬る事にも己が死ぬ事にもためらいがありません。


――当て馬や重要な脇役は?
重要な脇役として一馬(攻)の父が出てきます。

――今作のこだわりはどのあたりでしょう?
第1話を描き始める前に最終話の最後のコマはこれ! と決めて描き始めましたので、6年経ってその最後のコマを描くときは感無量でした。ちなみにコミックス第10話の最終コマです。


――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
苦労した点は、恐ろしい事に第1話のネームをしていたのが2012年1月で、コミックス化まで6~7年かかってしまった事が苦労と申しますかただただ反省すべき点で、おかげで修正作業に時間がかかって大変でした。見捨てず最後まで描かせてくださった出版社様には頭が上がりません。本当にありがたかったです。
あと、最後の方の展開は6年前の画力だと厳しかったので、その点は6年という期間があってよかったです。でも自分で勝手にそう思っているだけで実際は昔も今も大して変わっていないのかもしれません…。



――今作にまつわる裏話はありますか?
攻と受の年齢差は大体10歳くらいかな~と思いつつ描いておりました。

――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
そういえば初めて人間ドックを受けました。途中お医者さんにプチ相談コーナーみたいなのがありまして、その先生がミニスカでメイクばっちりの漫画に出てくるような美人女医先生で目のやり場に困りました。



――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
緊張と神に祈るような気持ちです。発売日が近くなりましたら近くの芸能の神様が祀ってある神社にお参りに行こうかなと思っています。

――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
まだ現物は見ていないのですが、恐らくちょっと引かれる程の分厚いコミックスになっていると思います。コミックス2冊分のページ数ですので、そう考えると値段的にお得なような、そうでもないような…(笑)。ともかく、長い時間がかかりましたがその分思い入れの深い漫画となりまし た。もしご興味持って頂けましたら是非お手に取って貰えると嬉しいです。どうぞ宜しくお願い致します。



リブレ 担当編集より
吹屋フロ先生6年越しのご執筆、まさに入魂の作品です。まずは400ページ超の分厚さに圧倒されるかもしれませんが、読み始めればあまりのドラマチックさと面白さにページを捲る手が止められなくなる事必至です。過酷な運命に抗う二人の愛の強さと尊さに、編集部では入稿作業やゲラ確認をしつつ何人もが泣いてしまいました…! 時代劇好きの方、BL好きの方はもちろん、「物語」を愛する全ての方に読んでもらいたい気持ちでいっぱいです。必ず心に残る、人生で忘れられない一冊になると確信しています!

 

コミックス『仇椿ゆがみて歯車

 

 

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(C)吹屋フロ/リブレ

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