11/28 ニャンニャ先生インタビュー お人好しスパダリ×家出中のファーリー!凸凹な二人の心を癒す恋♥コミックス『My Dear Fluffy Boy』
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2018/06/19 18:45
BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第1659回
真宮藍璃/香咲/二見書房/シャレード文庫
小説『双海王と運命のオメガ~二人のアルファに愛されて~』6月25日発売
STORY
遠い島国で、固有の果実から作られる抑制薬によって平和に暮らしていたオメガの那月は、陳情団の船とはぐれ黒獅子船団のアーロンに助けられる。大事な薬を失い、八年ぶりの強烈な発情と他人の手による吐精を経験するも、那月は彼の助力で王太子エミリオとの謁見を果たす。ところがエミリオからアーロンと同じ甘い匂いが。オメガであるがゆえに、強いアルファに否応なく惹かれてしまう――。那月は疼く体を律し、エミリオのもとに留まるが…。
――作品紹介をお願いします
中世ヨーロッパファンタジー×オメガバース×3Pものです! 大人気のオメガバースを複数もので書いてみたいと思い、挑戦してみました。三人が「番(つがい)」としてどのような結末を迎えるのか、ぜひお楽しみに!
――主人公たちはどんな攻×受ですか?
受けは辺境出身のオメガで、薬師(中世世界における医者)の弟子をしているけなげで真面目な青年、那月です。
攻めの一人は海洋国家の執政を任された俺様な王子エミリオ、そしてもう一人は、隣国のクールで謎めいた客将、アーロンです。二人ともアルファで、受けの那月と運命的な出会いをします。
――今作のこだわりははどのあたりでしょう?
オメガバースならではの萌えポイントはどこだろうと考えたときに、やはりオメガの発情と、それによってアルファが制御不能なほどに昂ぶる、というところかなぁと思いました。
ですが、それが本能とはいえ、攻めたる者受けへの愛と気遣いはいつでも忘れてほしくないなと思い、そのようなアルファの攻めを書いてみたつもりです。
また、オメガがオメガであることに誇りを持っている、というのが好きなので、受けはそんなふうに書きました。
――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
うかつなHをさせると受けが孕んでしまう、という世界観なので、攻めにはところどころ我慢したり、気を使ったりしてもらいました!(笑) 攻めはよく頑張りました……!
――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
原稿をちょうど半分くらい書いた辺りで、皆既月食がありました。赤い月が凄く幻想的で心を動かされたので、いつか作品作りに活かしたいなあと思いました。
――今、何かハマっていることは?
複数攻めものが大好きすぎて、ここ数年そればかり書いていたのですが、そろそろ一対一のカップルのお話が恋しくなってきました。いくつかお話が進行しているので、お披露目できるのが楽しみです。
――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
初のオメガバースもので、どのような反応をいただけるかドキドキしています。
オメガバースものはかなり自由な世界観なので、こういうのもあるよ、というつもりで複数攻めで書いてみました。楽しんでいただけたら嬉しいです。比較的新しいジャンル、テーマなので、もっといろんな形で書いてみたいなと思っています。
――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
いつもありがとうございます。今作『双海王と運命のオメガ~二人のアルファに愛されて~』は、私の個人的なオメガバース観を受けの那月に託しました。けなげではあるけれど凛として真っ直ぐ、前向きなオメガの那月と、彼と運命的に惹かれ合うエミリオ、アーロンの二人のアルファを、どうぞよろしくお願いいたします!
担当編集 Sさんより
シャレード文庫のオメガバース第四弾は複数ものです! サブタイトルからも、お話のキモは伝わっているかと思いますが、けなげで真面目な那月がどんな過程を経て二人を受け入れることになるのか、受が清らかなほど妄想もはかどります…! 期待に違わずいろんなシチュエーションでのラブシーンがありますので、お気に入りを是非編集部にも教えてください。
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(C)真宮藍璃/香咲/二見書房