コミックス『クローズ・ゲーム』10月15日発売
10月15日に新刊『クローズ・ゲーム』(エンターブレイン)をリリースのカシオ先生。エンターブレインからは、『
小津くんのヰタ・セクスアリス』に続き2作目です。それでは「801 AUTHORS 108」2回目のゲスト、カシオ先生どうぞ!
Q1. 新刊の紹介をお願いします!表題作の一話目は、上昇志向の強い攻が、これまで人生を自分の思う通りにしようとしてきたのに、一つつまづいたらドミノだおしのように全部うまくいかなくなってしまう、という話です。最後どうなるのか~とドキドキしてもらえたらとても嬉しいです。
Q2. 主要キャラは、どんな子たちですか?一応はじめのキャラ設定を見ると、受攻二人ともタイプの違う美少年、というつもりだったみたいです…。なので美少年と思って読んでもらえたら嬉しいです!
Q3. 今作のこだわりポイントを教えてください!攻の槇野くん(表紙左)が精神的に成長していく話にしようと思ったので、そこがポイントです!
Q4. 新刊リリースに対する今のお気持ちはいかがでしょうか?とても緊張しています。表題作の他に、少し前の読みきりも入っていてバラエティに富んでる…かな? と個人的に思っていますので、ぜひ、お手にとって頂けたらと思います~! よろしくお願いします。
編集部からのコメント少年期特有の残酷さと無力さをカシオ先生が絶妙に描いています。何事においても完璧で優等生の槇野くんが劣等生の丹羽くんに(勝手に)振り回されて「自分らしさ」を失い、道を外れてしまう(?)お話です。
友人だった二人の関係がひとつの出来事をきっかけに脆くも崩れてしまう、そんな痛々しい関係の中でも葛藤し、自分に正直であろうとする少年たちに目を奪われます。
切ないながらも恋するっていいな、と思わせてくれる恋愛の苦しさ、楽しさ、希望が存分に表現されていてとても読み応えのある作品になっていると思います!
高校生二人の成長を見守りつつ、恋の行方を楽しんでいただければと思います。