11/09 町田響先生インタビュー ハイスペ年下俳優×生活力のない元天才小説家♥ 再会から動き出す甘い恋!! コミックス『左利きの夜』
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2018/04/25 19:37
お前、俺のものになれよ… 禁欲的な聖職者が、強引に迫られ♥
結木ミナミは、他人の厄災を身代わりする能力を持つ「厄受けの巫(みこ)」。恩義のある神社に縛られ、お金持ちに貸し出される日々を過ごしています。ある日、依頼主のもとで出会った傲慢な社長・堂上虎雅に厄が憑いていることを察知したミナミ。成り行きで堂上の厄を受けたところ、興味を持たれてしまい……。桜井レイコ先生の新刊コミックス『厄受けの巫』が4月28日に発売! 色ごとに縁のないミナミが、大胆かつエロティックに求められ、乱れる姿は必見です! そして堂上は、“厄受け”として苦しむミナミを救い出すことができるのか!? それでは、「801 AUTHORS 108」第1607回、桜井レイコ先生どうぞ!
Q. 作品紹介をお願いします!
『厄受けの巫』は人でありながら神力を持つ巫(みこ)結木ミナミが主人公。他人の厄災を変わってその身に受ける……それが務め。ミナミが望んでいる事ではないが、ミナミを所有する神社が、裏世界で権力者や富豪たちに「厄受けの巫」として大金でミナミをレンタルしている。そんなミナミが一人の男、堂上虎雅と出会い……運命が転回してゆく。
「巫っていやらしいよね」という低俗で偏った感情が出発点です。禁欲的であればあるほど劣情をそそられる……っていうダメな心で申し訳ない。だけど、BL的にはそういう原動力は肯定していきたいよね! 神力のある美形の巫が、金持ち連中にお金で買われる……ってそのシチュエーションが本当モエです。あと、古くから言い伝えのある神秘的なものも(特に日本や東洋)な世界観も好きで、このお話が出来上がりました。
シリアス気味な所もありますが、堂上のエロオヤジっぽさがこの漫画を明るく楽しくしてくれています(笑) ミナミが陰体質なら堂上は明らかに陽ですね。
『初めて誘惑スパイラル』読み切り漫画。こちらは、久しぶりに高校生カップルを描きたくなった時期でした。若くて青くてアホでエッチなことで頭いっぱい、でもそれが微笑ましいという初々しい二人のお話です。
Q. メインカップルはどんな攻×受ですか?
金持ち傲慢社長・堂上×禁欲的な美形の巫・ミナミ!
巫をエロい目で見ているザ・攻・堂上です。お金持ち社長で人生の成功者。欲しいものは手に入れると決めて行動する派。
受のミナミは清純派!(でも体はエロい)です。あと、割と強気かな。
Q. 当て馬や重要な脇役は?
「お兄様」こと、神社の跡継ぎ息子・薙沢昴成です。 ミナミの義理の兄として登場しています。クールで厳しい性格…しかし、ミナミを大事に想っています。
雑誌連載中には読者さんから「お兄様が気になる……」等々のお手紙も頂いております!
Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう?
主人公ミナミが「厄受けの巫」という特殊設定キャラなので、いったいどういう存在なのか……! ということを漫画の展開の中で伝えていくことにはこだわりました。
名ばかりのなんちゃって巫になっちゃわないように、厄受けのお仕事をしている所も描きました。そして、BLとして!!! いかにミナミがいやらしい存在かを皆さんにも知って欲しい!!! (ただ一人の男の前でだけは、トロトロになっちゃういやらしさです) 私の思う受巫ポイントを伝えられるようにエロスシーンにはこだわりました。敏感だったり嫌なのに感じちゃうとか堂上にだけは抗えない! とかこだわりを見てもらえたらと思います!
Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください!
苦労は他の作品より沢山ありました。とろける巫のエッチページも描きたいし、でもお話もちゃんと描かなくちゃだし、漫画のページ数は決まっているのでエロスシーンとストーリーの配分には毎回苦労しました。そして特殊設定ゆえの説明……「厄受けの巫」の制約や誓約、受けた厄についてなど、堂上との関係進展にプラスされ同時に伝えなければいけなくて。なかなか大変でした。
あと、ミナミの顔が……!! 1話目などは割とクールな感じだったのに……! だんだん可愛くなってしまって! 描いてて気が付くんだけど、お話が進むにつれ、もう可愛い顔しちゃうのはどうしようもなかったです。
Q. 今作にまつわる裏話ってありますか?
これはコミックスカバー下にも描いたのですが、堂上とミナミの前世的なお話(設定)がありました。それを、現世でのストーリーの中でちょっとでも明かすのかどうかを連載中ずっと迷っていました。結果的には前世話はしませんでした。ページ数的に入れる余裕がなかったのと、今! 今の二人の絆を大事にして描くべきかなと思ったので。だから、カバー下にちょこっと前世的なお話を描いたので、本編を読み終わったあとに裏設定として見て楽しんでくださいね!
Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露願います。
楽しい話でなくて申し訳ないのですが。愛猫が病気になりまして。もう高齢に入ったので仕方ないのですが、治らない病気(腎不全)とわかりました。連載中にわかって、そこから週1で病院通いでした。調度この4月末で1年経ちます。獣医さんには初めて病院行った日に、これから3日が山とか死ぬとか脅されて涙で前も見えなかったのですが、なんとか1年経ちましたよ!(笑顔) 愛猫は、猫の国に帰るのはもうちょっと先にして、まだ一緒にいてくれています。
Q. 今、何かハマっていることは?
特にないかな…と思ったら。今年に入って、亀田の柿の種梅しそ味にハマっています。胃が弱いので香辛料など刺激物に弱いのですが、この柿の種はダイレクトに胃を攻撃してこないし梅味が本当に美味しいです。
Q. 発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
ジュネットさんでは初めてのコミックスになります。より多くの方の目に留まり、手に取って頂けるかどうか、……そうなって欲しい! とドキドキしています。
1年半ぶりのコミックス発売で個人的にもとても嬉しいです。担当さんや編集部さん製版所や印刷所、営業さん書店さんと沢山の人の力をお借りしてこの本が発売されます。感謝しています。
もちろん、読者さんには大感謝です!
Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
いろんなBLが沢山ありますが、巫さん受の今作品『厄受けの巫』もぜひに読んでみてください。キレイ受やストイック受が好物な読者さんにはモエポイント共感してもらえると思います!
表題作6話分+お気軽読み切り1話で読み応えある一冊になっています。どうぞよろしくお願いします!
Twitterでは今後のお知らせなどもしていくので、そちらものぞいて見てくださいね!
最後に、ここまでお付き合いくださりどうもありがとうございました!
担当編集より
桜井レイコ先生のピアスシリーズ初コミックスです!
BLで「巫(みこ)」モノ! もう期待しかないですよね♥
恩義のある神社に仕え、運命の「主(あるじ)」と出会うために体を張る、美人で健気(でもときどき悪態をつく)なミナミが魅力的なのはもちろんですが、「厄受け」という仕事で辛い目に遭うミナミを、どうにかして助けたいと奔走する男前な堂上にも注目してください! ……堂上に関しては、ミナミの「初めて」を奪うのですから、頑張ってもらうのは当然なのですが(ふふふ)。
もう一人、幼少の頃からミナミを可愛がっているミナミの義兄・昴成とのバチバチなやりとりも見逃せません!
神社のしがらみと、自分を取り巻く男たちに翻弄されて問題山積みのミナミが、幸せを手にするまでを見届けてくださいませ。
本編のほか、カバー下では堂上とミナミの前世についてを大暴露!
描き下ろしショートマンガ『同棲の巫』は、本編終了後のひたすら甘いアレコレがギュ~ッと詰まってます!!
最初から最後まで、桜井先生のこだわりの詰まった『厄受けの巫』を、ぜひご堪能ください!!
同時発売のピアスシリーズ新刊、梶本潤『冴えんオヤジのフリしやがって』、紅蓮ナオミ『まるだせ金太狼』も、どうぞよろしくお願いいたします!
コミックス『厄受けの巫』
特典情報
★コミコミスタジオ限定:描き下ろしペーパー
★ホーリンラブブックス限定:描き下ろしペーパー
★応募者全員サービス:描き下ろしペーパー(応募者切手代82円負担/2018年7月31日〆切 ※当日消印有効)
詳しくは、ジュネットHPでご確認くださいませ。
(C)桜井レイコ/ジュネット
コメント1
匿名1番さん(1/1)
攻め様の肩に乗ってるやつ、かわいい